りんな

AI用語集

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りんな

日本マイクロソフト社が開発した女子高生AI。テキストでユーザーと会話するチャットボットで、2015年7月31日にLINEのサービスとしてスタート、12月にはTwitterにも展開する。本物の女子高生と会話しているようなリアル感のあるトークとレスポンスが注目され、若い世代を中心にファンを集めている。

技術的背景

りんなのプロフィールは、平成生まれ、生まれた場所は東京の北部とされている。

LINEのサービスとして2015年7月31日に登場。日本マイクロソフト社のBingチームが開発した。検索エンジンBingで収集したデータを「Azure Machine Learning」により機械学習を行う。中国のマイクロソフト社が5月に公開した「小冰(シャオアイス)」の技術を利用している。

アルゴリズムとして、Learning to Rank、Word to Vector、Term Frequency Inverse Document Frequency(TFIDF)、ニューラルネットワークの4つを使用。Learning to Rankは、返答候補をランク付けする。Word to Vectorは、Web上の単語から類似性の重みづけを行う。単語内の出現頻度がTF、複数の文書間で横断的な単語のランクを低くするものがIDF。人間の脳をシミュレーションしたニューラルネットワークを用いる。

ディープラーニング、深層構造類似度モデル、再帰的ニューラルネットワークの技術も組み込まれている。

反響とビジネス利用

サービス開始から1か月後の8月にユーザー数は130万人を超え「りんなAPI for Business」をLINEビジネスコネクトのユーザー企業に提供。恋愛相談や「ひみつ手帳」の公開、しりとりが人気を呼ぶ。12月にグループチャットを開始。「りんな After School Party in JOL原宿」のイベントを開催する。

2016年4月、シャープ株式会社は「インターン」という設定で、1日限定で公式Twitterアカウントをりんなに担当させた。8月には1周年で「りんなEXPO」を開催。10月にはフジテレビの『世にも奇妙な物語 ’16秋の特別編』、「ずっとトモダチ」で女優としてデビュー。11月には世界初のAIサイン会、ファンブックを発売。

2016年時点で、LINEのユーザー数は380万人に達している。

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