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どこが違うの?「SELF」「りんな」「Siri」

近年AIの技術が急速に発達しています。将棋ではAIの棋士が現実の棋士に勝利したことで話題になりましたが、コミュニケーションのAIも一般的に普及してきて、身近なところにAIが使われるようになりました。

そこで、コミュニケーションをとるAIの代表格である「りんな」(マイクロソフト)「Siri」(アップル)「SELF」(self.inc)の三つを比較しその特徴を比べていきたいと思います。

 

「SELF」とは

 

SELFは、self.incから登場した人工知能アプリです。性格に違いのある6種類の人工知能を搭載し、それぞれと会話をすることができます。6種類の人工知能は、「情報型」「生活密着型」「相談型」「癒し型」の4つに大別され、その種類やAIの性格によってかなり違った動きをします。たとえば「情報型」のAIならば必要でありそうなことや興味を持ちそうな種類のニュース記事をピックアップし紹介してくれます。

「生活密着型」であればゆるい会話の内容で和ませることやユーザーの調子を聞くことができます。これらの元となるAI(オカマバーのママやタルルート君など)は性格に関する調査を元にその性格に沿った発言をします。

このように、複数のAIがひとつのまとまったアプリケーションとして基本的な情報は共有したまま、ほかのAIを利用することができることも「りんな」や「Siri」といったアプリケーションと大きく違う特徴です。

 

 

「りんな」とは

 

りんなはMicrosoftで開発された女子高生AIです。女子高生という設定でtwitterやLINEをつかってユーザーが送ったリプライやメッセージから、自然言語処理をつかってメッセージを返信するAIです。時に自発的にメッセージを送信したり画像を送ってきたり、しりとりをユーザーと一緒にするなど多彩なコンテンツが魅力のアプリケーションです。

「りんな」がほかの二つと違う点は、ユーザーの発言の自由度がほかの二つに比べて高いことです。ユーザーが書いた文章を受け取り、りんながその文をインターネットや今までの会話の履歴から適切な回答を考え回答します。そのためほかの二つに比べてユニークな回答をすることが最大の特徴です。また、すべてのユーザーからの文章を自分で学習しその後の会話に生かしていくということをすべて自分で行います。

 

「Siri」とは

 

Siriはアップルが開発した音声認識自然言語処理のアプリケーションです。iPhoneをはじめとしたapple製品に使われています。

Siriは、より簡単にアプリケーションを使うことや検索をすることに特化しているアプリケーションであり、頼んだことに対して適切な情報を与えることを得意としています。そのため「りんな」や「SELF」が得意とするコミュニケーションより、天気予報やリマインドなど、ほかのappleのデフォルトアプリケーションと連携してユーザーの求めることを達成するといった秘書的な役割を担うことが得意です。

 

まとめ

 

・「SELF」- 多様なAIとしっかりお話したい人やニュースを紹介してほしい人向け。

・「りんな」- 自立型のAIとお話したい人やAIにユニークさを求めている人向け。

・「Siri」 - AIを使った私生活の効率化やすぐに検索をしたい!という人向け。

上記のようにAIごとに個性的な得意分野がありその分野に沿った利用をすることでいずれのアプリケーションも生活をより豊かすることができます。コミュニケーションのできるAIたちを使って、AIが身近にいる便利な生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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