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東京五輪に向けて4K、8K、HDの違いを徹底解説

最近、テレビで「オリンピック・パラリンピックに向けて8K対応の番組を作る」ということや「ハイビジョンテレビ」「4Kテレビ」などの広告をよく目にします。一方でスマートフォンでは「フルHD対応」といったように同じ動画を見るテレビやスマートフォンといったツールであっても全然違った用語を使います。これらの違いはどこにあるのでしょうか?

 

今回は、これらディスプレイの用語を解説していこうと思います。

 

「画素」とディスプレイ

 

「画素」と4K、8K、HDの関係

 

ディスプレイ用語では「画素」という言葉がキーワードになります。画素というのは、画像の中にある点の個数のことを指し、多ければ多いほどきめ細かく、少なければ少ないほど荒い画像となります。

4K、8K、HD、フルHD、ハイビジョンこの全てが画素数によってわけられる区分となります。つまり、この4つはそのディスプレイがどれだけきめ細かい画像を出せるかということを示す数値ということになります。

しかし、現在では4K、8K、ハイビジョンはテレビに対してHD、フルHDはスマートフォンなどの通信機器に対して使われることが多くあります。

 

HD、フルHDとは

 

多くは、HDは1280 x 720、フルHDは1920×1080の画像を扱える機器のことを指します。YouTubeの最大画質はフルHDの画質と同じであるので、フルHD対応のスマートフォンを購入することで、YouTubeで扱える一番きれいな動画を楽しめます。

HD、フルHDは少し前までそれぞれ「ハイビジョン」「フルハイビジョン」という愛称で液晶テレビなどで使われていました。現在のテレビ放送もハイビジョンで放送されているので、今のフルHD対応のスマートフォンはテレビ画面とほぼ同じ画質といえます。

 

4Kとは

 

4Kとは横の点が約4000個のハイビジョンの4倍の画素数を持つ画面のことです。この画素数を最大限に活かすためには4Kに対応したデータ量を持つ動画を再生する必要があります。今は、4Kに対応した動画やテレビ番組は多くありませんが、東京五輪に向けて増加が見込まれます。そのため、4Kの動画やテレビ番組も増えていくでしょう。

 

8Kとは

 

8Kは今開発中の未来のテレビの解像度となります。現在のテレビ放送の16倍も繊細な画像を出せるテレビとなり、別名「スーパーハイビジョン」とも呼ばれます。2020年の東京オリンピックに向けて、現在は一部イベントで専用プロジェクターを使って実用化に向けた研究開発を行っている画質です。まだ実用化はされていませんが、今後の発展に期待が持てます。

 

 

まとめ

 

たくさん用語があって混乱することもありますが、画像の綺麗さで言うならば

8K > 4K > フルHD(ハイビジョン) > HD

という順番になるでしょう。

テレビで実用化されたディスプレイ関係の技術はすぐスマートフォンやパソコンにも適用されます。また、4Kディスプレイに対応した動画やテレビ版組も増えていくことが予想されます。これからはテレビ・スマホという視点だけではなく大きなディスプレイに関する技術としてみる視野も必要なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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