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IT講座01_ビックデータでビックリデータ

営業部の益子です。
IT業界といえばどんどん新しい横文字が創造させる世界です。
私もこの業界に入った時は、「なんでこんなにも横文字を使うんだろう」とカルチャーショックをうけました。

今ではだいぶ慣れましたが、IT用語の横文字になじめない方々もたくさんいると思います。

そんな中、皆様が少しでもこの業界を身近に感じて頂けるように、最近のトレンドを面白おかしく説明していきます。

今日は、2011年ぐらいからよく耳にする「ビックデータ」とう言葉。

ビックデータとは何か。

答えは、色々と調べて難しい説明はたくさんありますが、
まだ残念ながら共通定義は決まっていないようです。

何を基準にビックというのか気になる所ですが、
大きいデータだからといってすべてが「ビックデータ」ではなく
下記の3つの条件が重なるデータのことをビックデータというようです。

・容量の大きさ
・頻度(更新頻度)の多さ
・多様性(データの種類)

そのデータで何を企業は考えるのか?!

一番考えられるのは、顧客分析です!!

ビックデータを活用し代表的な成功例としてマクドナルドの「かざすクーポン」があります。
だれもが一度は、訪れたことがあるマクドナルド。

「かざすクーポン」とは、マクドナルドの「トクするケータイサイト」から会員になると定期的に発行されるデジタルクーポンです。

自分の記憶では、以前は切り取りのチラシの「見せるクーポン」だったような気がします。
見せるだけでは、「誰がいつどこで何を」使ったのかのデータはきっと取れていなかったでしょう。

最近は、マクドナルに行くとレジの横にあるリーダーライターに端末をかざいしている風景を見たことががある方もいるのではないか思います。

私も個人的には、マックのポテトが好きでよく「かざすクーポン」を使ってポテトを買います。

そうするとやたらにポテトのクーポンばかり来るので、いつも「ラッキー」と思って

ポテトばかり食べるようになってしまいクーポンのせいでメタボに・・・・

実は、それは「ビックデータ」に仕組まれていた罠だったようです!!

どういったことかというと実は、私の購買傾向のパターンをよんで、
あえてポテトのクーポンを発行していたのです。

マクドナルドは、クーポンを使うことで「誰がいつどこで何を」買ったのかをデータでとることができます。
つまり私の購買行動を呼んで、その狙った人に狙った時間にクーポンを発行することで、マクドナルドはどうやら来店頻度を上げることが
できるようになっているようです。

毎日ラッキーだと思って使っていたポテトのクーポンが、まさか偶然ではなく必然だっとは・・・・

ビックデータで、ビックリです。

マックの他に海外でももう一つビックデータ活用の成功?!というかビックリなニュースがあります。

海外のある某大手スーパーがビックデータ解析によるシステムで、マックと同じようにクーポン発行をしていました。

その発行したあるクーポンが波紋を呼びました!!

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何かわかりますか?!

実は、ビックデータ解析によりある女子高生に、ベビー服のクーポンを送ってしまったのです。

 

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しかもそのクーポンを見た父親が激怒しました!!
「家の娘に何のクーポンを進めるんだ」と怒鳴り込み!!

なんとなく皆様も想像はつきますよね。笑

でも逆にその父親は、返り討ちにあうことになります。笑

なぜなら娘の妊娠は事実だったからです。

ビックデータ解析により、女子校生の購入履歴から、妊娠女性の購買行動を読み取ったのです!

妊娠初期の女性は、カルシウム、マグネシウムなどのサプリメントを、
中期には無香料のローションを購入する傾向があるようです。
こうした予測モデルから女子校生が妊娠中であることを見破り、
出産予定日まで推測した上でクーポンを送ったというわけです!

この分野では、米国はあきらかに日本の先をいってますね。

これから日本にも、ビックデータ解析が進めば、その結果によって
びっくりニュースがたくさん報道されるかもですね。

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