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格安SIMの利用者は全体の3.9%だが、伸び率は600%。

MMD総研が、面白いレポートを発表している。

2015年10月スマートフォンの所有率は63.9%、昨年より4.9ポイント増

スマートフォンの所有率を調べているレポートだが、中に面白いデータが含まれている。「格安SIM」に関するデータだ。

メインで利用している携帯電話端末のキャリアについて聞いたところ「docomo」が38.9%「au」が32.7%、「SoftBank」が21.4%となり、「格安SIM各社」の利用は3.9%となった。
格安SIM各社の利用は2014年4月では0.6%だったが、今回の調査で3.3ポイント増えていることがわかった。

格安SIMは、前回の調査で0.6%の人しか使っていなかったが、今年は600%伸びて、3.9%。恐るべき伸び率であると同時に、大きな変化の前兆であると感じる。

kakuyasusim

(出典:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1492.html)

確かに格安SIMは安い。携帯キャリアの基本料金はだいたいどんなに安くてもパッケージで6000円。それに対し格安SIMは、基本料金1500円から2000円である。

また、上のグラフは「メインで利用している端末」の割合であるが、2台持ちの人を考えると、更にこの割合は高くなるだろう。インターネット接続料がソフトバンクによって価格破壊されたように、携帯電話料金もまた、価格破壊の波に飲まれるのだろうか。

 

ただ、現在のところ格安SIMは使い方が難しく、利用者の認知を考えるとまだ普及はしないと思われる。「利用者の理解の促進」「簡単に使えるSIM」のビジネスを推進できた会社が、次の覇者になるのかもしれない。

 

 

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