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仕事現場でタブレット活用法と今後の課題とは

2010年の初代iPadの発売から6年が経過してiPadAirやiPadProやAndroidからも発売されタブレット市場が成熟してきました、各社それぞれのタブレット端末を発売していますが様々な職種で活用されながら今も成長を続けています、そんなタブレット市場が仕事でも活用され始めていますが現場ではどう活用されているのかをクローズアップして行きたいと思います。

 

業種別タブレット導入事例

 

現場と言っても様々で建設業やサービス業など色々ありますが、各業種別タブレット活用事例を%で表しますと以下になります、機械や電子メーカーが26%と多く建設業やサービス業が意外と低く5〜6%と現場でタブレットを導入している企業がまだまだ少ない現状が浮き彫りとなっています。

 

上場企業におけるタブレット利用動向に関する調査結果
業種 占める割合(%)
メーカー(電子・電機・機械) 26%
メーカー(その他) 26%
情報・通信 11%
金融・証券・保険業 8%
サービス業 6%
建設業 5%
流通・小売 4%
電気・ガス・水道 3%
運輸 2%
不動産 1%
商社 4%
広告・出版・印刷業 1%
医療機関 1%
その他 2%

参考:https://www.infoteria.com/jp/news/press/2016/03/31_01.php

 

現場に向いてるタブレットとは?

 

現場でタブレットを活用するにはそれなりの耐久性や衝撃対策が必須条件となってきます、各社から発売しているタブレットにも優劣があると思いますので、導入するメリットとデメリットを挙げて見たいと思います。

iPadシリーズ Androidタブレット
メリット iPadやiPadPro、iPad miniの特徴はアプリ管理や更新作業などは設定やアプリを一括管理で行えて、画面サイズもiPad miniでは7.9インチ、iPadProでは9.7インチと12.9インチサイズの2機種があるので用途で画面サイズがチョイス出来る。 本体価格がiPadよりは低価格でファイル交換も機種によってはMicroSDカードを活用してストレージ容量の増減が出来る、AndroidPlayだけでなくサードパーティー製アプリもインストールが可能。
デメリット 本体価格が高めでファイル交換がiCloud経由かiTunes、クラウドストレージを使う必要がある。ストレージ容量の選択種が選べない。 メーカーや機種ごとに設定項目の表現が違っていたり異なっている箇所があり統一性が無い、ウィルスに感染するリスクがあるのでセキュリティーアプリが必要。画面サイズが12インチ以上のAndroidタブレットの機種が少ない。

 

タブレットで使えるCADアプリ6選

 

色々な業種がある中でデザイン事務所や建設現場で使えるCADアプリ6選を選んでみたので活用してみて下さいね。

アプリ名 対応IOSアプリ 簡単レビュー
AutoCAD 360 iTunesAndroid 新規ユーザーは30日間Proが無料で使える。
CAD Pockets CADエディター&ビューア iTunesAndroid 日本語環境で使えてクラウドストレージ対応、無料でありながら各ファイル2Dおよび3DのDWG / DXF/ DWFファイルの両方をサポート高機能
PadCAD Lite iTunesAndroid 直感的に使えるUIが売りですが日本語非対応でファイル変換するにはアプリ内課金が必要。
MagicPlan iTunesAndroid 撮影するだけで平面図が作れます、有料オプションでPDFやDFXに変換可能。
TurboViewer iTunesAndroid 2D・3DCAD対応DWG・DFX図面ビューワ、日本語非対応なのが残念。
3D CAD Models エンジニアリング iTunesAndroid 提携している400社を超える機械部品メーカーのCADデータをダウンロード可能。

 

まとめ

 

iPadが登場して6年が経過しているにも関わらず、意外とタブレットが活用している業種と活用するに至っていない業種の差が開いているのが浮き彫りになった形となりましたが、今後の課題としては専用アプリの充実と日本語対応が様々な現場での普及に繋がるキーワードではないでしょうか。

 

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