Windows10にアップグレードするとDVDが見れなくなる！？

2015年にマイクロソフト社から発表された、Windows10への無償アップグレード。
その強制とも言えるアップグレード方法には困ってしまっている人も多いのではないでしょうか？

業務に支障をきたし、米国のマイクロソフト社を訴えて賠償金が支払われたというニュースも話題になりましたよね。

今回はそんなWindows10へのアップグレードで特に注意したい「DVD再生」について、
Windows7からアップグレードするとDVDが再生できなくなる現象について、解決策をご紹介します。

1.「WMPでは」DVDが見れなくなる

Windows 10 のクリーン インストールの他、Windows 8.1 または Windows 7 から Windows 10 へのアップグレード時にインストールされます。DVD の再生機能は含まれていません。DVD 再生機能を Windows 10 に追加する方法については、Windows での DVD 再生に関するページをご覧ください。

引用：https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14209/get-windows-media-player

Windowsに標準で搭載されていたWindows Media Player（ウィンドウズメディアプレイヤー）は、Windows7使用者の中でも昔からの愛好者が多いようです。
パソコンを購入したら最初から付いているので、動画を再生するためにこのソフトを使う機会も多いはず。
メディアプレイヤーとしてのシェアも非常に高いので、筆者もWindowsマシンではまずWindows Media Playerを使っています。

しかし、Windows Media Playerの機能として「DVD再生機能」がWindows8に標準搭載されるWindows Media Player12以降、削除されていることをご存知でしょうか？
特にDVD再生機能があったWindows7からWindows8にアップグレードした人、そして今回の無償アップグレードでWindows10へアップグレードした人にとっては大きく影響します。
いままでWindows7で読み込めていたDVDが、Windows10にアップグレードした直後に再生できなくなってしまうので、「やっぱりWindows10なんて使えない…」となってしまいますよね。

この原因は、前述したとおりWindows8以上のWindows Media Playerで、DVD再生機能がなくなってしまったことにあります。
解決方法はとっても簡単なんですよ。

2.サードパーティ製メディアプレイヤーを使う

つまり、サードパーティ製のメディアプレイヤーを使えばいいんです。
「Windows10でDVD再生ができなくなった」のではなく、Windows10の「Windows Media PlayerでDVD再生ができなくなった」ということですから。
DVDドライブがあるにもかかわらず、Windows10でDVD再生ができない…なんてことはないので、DVD再生に対応したサードパーティ製のメディアプレイヤーを使いましょう。

「Windows10　DVD再生」と検索すればたくさんのおすすめソフトが紹介されているので、好みに合わせてソフトをインストールしてみるといいでしょう。

3.Windows DVD プレイヤーを使う

「やっぱりマイクロソフト純正のDVD再生ソフトがいい」という人には、「Windows DVD プレイヤー」という純正ソフトもあります。
Windows7、Windows8.1からWindows10へアップグレードした端末からであれば無料で利用できるソフトです。

ブルーレイには非対応なので、どうしてもパソコンでブルーレイ動画を再生したいならやはり、サードパーティ製の動画再生ソフトが必要になります。
DVD再生だけできればいいという人にはWindows DVD プレイヤーが一つの選択肢になるでしょう。

https://www.microsoft.com/ja-jp/store/apps/9nblggh2j19w
Windows DVD プレイヤーの購入・インストールはこちらのページからどうぞ。

それでもDVDが再生できない時は

上記ページのDVDプレイヤーインストールしてもDVDが再生できない、またはDVDプレイヤーの評価が低くて心配…という人は、マイクロソフト社の公式サポートを利用しましょう。

https://support.microsoft.com/ja-jp/contact/menu/
このページからWindowsサポート、または支払いに関する窓口にアクセスできます。