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VRのハードウエアを買う前に、まずはアプリで試してみよう

「大きなヘッドマウントディスプレィをたくさんの人が装着して、VR(仮想現実)空間で時間を過ごす」という世界が訪れる日はくるのだろうか?

百聞は一見にしかず、ということで、手軽に試せる方法を使って体験してみるのはどうだろうか。もしかしたらそこから新たなビジネスアイディアを思いつくかもしれない。
Marshmallow Laser Feastというロンドンのデザインスタジオが作成した”IN THE EYES OF THE ANIMAL (動物たちがどのように世界を認識しているか ) ”というテーマで作成した動画を一度、ご覧いただきたい。トンボが森の中を飛ぶ様子、フクロウが森の中をみている様子、カエルが池の上を飛ぶ獲物をみている様子などが再現されている。

フクロウとカエルの視点で森の中を見てみよう

In the Eyes of the Animal: Into the Forest (Behind the scenes part 1) from Abandon Normal Devices on Vimeo.

トンボの視点から人間の目を使って森の中を飛んでいる様子は、これまでも体験することができたと思う。VRを使うと、トンボの視点でトンボの目を使って、森の中を飛ぶことができる。

トンボの目を使って森の中を飛んでみよう

言い換えれば、自分自身がトンボに限りなく近づく。VRの体験でよく使われる「没入感」という言葉は、自分自身が仮想空間の世界に入り込んでリアリティを感じながら体験する感覚を指しているのではないだろうか。

人間が、体験や経験から多くのことを学ぶとするならば、VRが今後、様々な分野で活用されるようになることは想像に難くない。

今回は、そんなVRを手軽に体験できるおすすめアプリ10選を3つのカテゴリに分けて紹介する。

VR手始めに Google提供アプリ

最も手軽にVRを体験することができるのは、1000円前後でヘッドセットが手に入るGoogle Cardboardを使用することである。まずは、Googleが提供している、Google Cardboard対応アプリを紹介する。

1. Google Cardboard

ヘッドマウントディスプレィを手に入れたら、まずはGoogle Cardboardアプリを起動して、Google Earthを試してみるのがいいかもしれない。Google Earthの他にも、ベルサイユ宮殿のツアーやビデオプレイヤーなどが含まれる。また、Cardboard対応のアプリも探すことができるので、Google Cardboardユーザは必ずインストールしておいたほうがいい。

2. Cardboard カメラ

携帯電話で360°のパノラマ撮影をすることはそんなに珍しいことではなくなった。最新のAndroid端末のGoogleカメラアプリではこのオプションが含まれている。また、Cardboard Cameraアプリを利用することで、Google Cardboardで見ることができる立体パノラマ写真をキャプチャすることができる。オーディオ録音機能を使用することで、友達や家族が見ているものを共有することもできる。

3. Google ストリートビュー

Google Street Viewアプリは、Googleが提供しているGoogleマップの機能の一つでさまざまな道路、住所、名所などの360°ビューを提供する。VR対応されたことで、Google Cardboardを使用して、すべてのコンテンツを見ることができるとともに、他の人が投稿したコンテンツを表示することもできる。

4. Google アート・カルチャー

Google Arts and Cultureアプリは、世界各地の何百もの博物館、遺跡、ランドマークのツアーが含まれている。また、アートワークも表示可能で個々の部分にフォーカスしたり、色や時間帯などに基づいてアイテムを表示することもできる。

これまで体験できなかった世界

VRを利用する魅力の一つとして、これまで行くことができなかった場所を体験できる、ということがある。世界中の個人的に行くことが難しい場所や宇宙、そして細胞の中など、今後も様々なアプリが登場することが予想できる。

5. InCell

InCellは、ゲームと教育の両面を持ったアプリで人間の細胞を覗き込んだような世界を飛行機で飛び回ることができる。カラフルな世界を飛び回って競争して楽しむアプリであると同時に、科学を体験することもできる。

6. Orbulus

Orbulusは、GoogleのPhoto Sphereテクノロジを使用して作成された、世界で最も有名な観光スポットのギャラリーを提供している。牧歌的な風景から深夜の音楽祭や都市景観、火星の上に立って見たり、花火を至近距離で眺めたり、たくさんの360°写真を見ることができる。

7. Titans of Space

Titans of Spaceは、Google Cardboardで最も人気のあるVRアプリケーションの1つと言われている。太陽系を解説するVRツアーで、すべてを見ることができ、どのように動作するのかを教えてくれる。 さらに、惑星のサイズを比較したり、惑星を自由に歩き回ったり、さまざまな惑星の詳細を学ぶことができる。

VRコンテンツプラットフォーム

インターネット上の様々なVRコンテンツ、360°コンテンツにアクセスするためのプラットフォームアプリもいくつかインストールしておきたい。

8. YouTube

YouTubeは、VRコンテンツの視聴においても、最大のソースの1つである。エンターテイメントや野生動物、ミュージックビデオ、教育ビデオまで様々なコンテンツを提供している。検索ワードに、”360” “VR”の単語を付け加えるだけで、たくさんのコンテンツにアクセスすることができる。例えば、”ライオン 360”のようにYouTube内を検索すると、ライオンが草原を歩いている様子を360°ムービーで視聴できる。

9. Fulldive VR

VRナビゲーションプラットフォームである、Fulldrive VRアプリは、Web上のたくさんのVRコンテンツを見つける機能を提供する。コンテンツを表示するためのVRビデオプレーヤーを内蔵し、YouTubeのVRビデオ、さらにはVRブラウザをサポートしています。また、カメラ、フォトギャラリー、VR画像を撮ったり、より多くのVRアプリやゲームを楽しんだりするためのマーケットプレイスも提供している。

10. NYT VR

NYT VRは、New York TimesがGoogleと提携して作成した、VRと360°のドキュメンタリーコンテンツを配信するアプリである。たとえば、ニューヨークに新しく建設された、World Trade Centerに登る様子や、2015年11月にパリで起きたテロ攻撃後の市民の様子、3人の難民の子どもたちの物語などが配信されており、世界で起きていることを体感することができるアプリとなっている。

いかがだっただろうか、VR機器を購入しようか迷っている人もアプリであれば簡単に試すことができる。

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