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【アメリカ西海岸発】消費者の生活を変えるIoTプロダクト5選

以前、『サンフランシスコで話題の最新IoTプロダクト10選』でご紹介させていただきましたが、サンフランシスコ市内にはIoTプロダクトを展示するショールームが数多くあり、気軽に最新IoTプロダクトを見ることができます。

今回はアメリカ西海岸を中心に注目されている、消費者の生活に大きな影響を与えるIoTプロダクトをご紹介します。

なんとBI Intelligenceのレポートによると、2020年までに340億ものプロダクト(内訳: IoTプロダクト 240億、従来型コンピュータ及びスマートフォン: 100億) がインターネットに繋がり、今後5年間でIoTへの支出額が6兆ドルになることが予測されています。

既にスマートウォッチやスマート家電、昨年日本でも注目を集めたスマートスピーカーなどテクノロジーを駆使したプロダクトが世に出回っています。今後は普段から利用しているあらゆる生活用品がインターネットに繋がれていき、私たちの生活になくてはならない存在になっていくことでしょう。そんな中、実際にどのようなIoTプロダクトが出ているのかみていきましょう。

Nima Gluten Sensor

【サービス概要】Nimaは世界初の携帯可能なグルテンセンサーです。センサーを携帯することで食材にグルテンが含まれているかどうかを簡単に確認することができます。

確認結果はNimaの専用アプリに同期されるため、過去の確認結果を表示したり、ユーザーの住んでいる地域で他ユーザーが確認したレストランやパッケージ商品を調べることができます。

【注目ポイント】グルテンが入っているかどうかの確認は、食材の一部をデバイスに入れるだけで簡単に行えます。数分待つだけでグルテンの有無がチェックできるので、レストランなどでも使えるでしょう。

また、グルテンだけではなくピーナッツアレルギーのチェックも可能であることから、食材のアレルギー症状を持つ人達にとって画期的であり、今後世界的に話題になるのではないでしょうか。

gluten sensor

Spectacles

【サービス概要】Spectaclesはカメラ機能が搭載されたメガネです。メガネにカメラが付いていることで撮影したいタイミングを逃さずに動画を撮影することができます。なお、動画はSnapchatへリアルタイムに同期されてシェアすることができます。

現在本デバイスで撮影される動画のシェアはSnapchatのみとなっていますが、Snapchatへ投稿した動画をスマートフォンのカメラロール経由でInstagram Storyへシェアすることも可能です。

【注目ポイント】昨今、SnapchatやInstagram Storyなど若い世代を中心に動画を介したSNSコミュニケーションが大変注目されています。通常のカメラもしくはスマートフォンとは違ってメガネで撮影することで目線から見た躍動感のある動画になるので、より面白いコンテンツを生み出すことができます。

Spectacles

PillDrill

【サービス概要】PillDrillは日々の薬の服用をデバイスで管理することで薬の飲み忘れを防止するIoTプロダクトです。「リマインド」「トラッキング」「通知」という3つの機能を持っているため、誰でも安心して薬を服用することができます。

①リマインド機能:薬を飲む時間を事前に設定しておくことで、専用アプリを通して服用時間をリマインドすることが可能です。

②トラッキング機能:
薬を飲んだ後は薬が入ったケースにタグをつけて本体デバイスにスキャンするだけで飲んだ分をトラッキングすることができます。

③通知機能:薬をスキャンをする度にユーザーの家族や友人、かかりつけの医者など自身の健康に関わる人達に薬を飲んだことをアプリで通知することができます。

【注目ポイント】薬の服用が義務付けられている疾患にかかっている患者の方、またそのご家族の方には大変有効なプロダクトです。なお本プロダクトはとても簡単に利用できるため、お子様や高齢者など誰でも使えるのも大きなポイントでしょう。

また、本プロダクトには感情を表すキューブも用意され、キューブをスキャンすることで自身の感情をレコーディングすることも可能です。

PillDrill-1
PillDrill-2

Dreem

【サービス概要】Dreemは、睡眠中の脳の動きをモニタリング・分析することで睡眠習慣を改善する睡眠ソリューションヘッドギアです。Dreemを装着して就寝することでDreemが脳の活動と同期し、音を使って睡眠の質を改善します。音は骨伝導技術を利用して額を介して内耳に慎重に拡散されていきます。

【注目ポイント】ある睡眠に関するレポートによると、97.1%の人が睡眠に対して不満があると回答したそうです。多くの人が現代のストレス社会の弊害により日々の生活に不安を感じ、就寝時に寝付きが悪く、安眠できない状態にいるということです。

Dreemは、バイオフィードバック(※1)による科学的な裏付けを持って睡眠改善が行えることを立証しているので、現代社会において非常に社会的意義が高いプロダクトでしょう。

※1 心拍のような通常では自覚・制御が難しい現象をセンサー等により検出して人間が感覚できる音や光などに変換し、対象者に自覚させる技術・技法のことを指します

dreem

SNOO

【サービス概要】SNOOは、スマートフォンからも操作できるIoTベビーラックです。まるで赤ちゃんが母親の母体の中にいるような自然なリズムで揺れを発生させるため、赤ちゃんが睡眠しやすい環境を作ることができます。

また、専用のアプリからの遠隔操作で揺れの強弱を調整することができるので、常に赤ちゃんにとって最適な状態を維持することが可能です

【注目ポイント】
昔ながらのゆりかごも現代はインターネットに接続されてスマートフォンで操作できる仕様になっています。

SNOOはゆりかご内に設置されたスピーカーから5種類のホワイトノイズ(広い周波数域にわたって一様な周波数スペクトルの分布をもつノイズのこと)を流すことで、赤ちゃんが安眠できる環境を生み出すことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=PxTSH93ttO8&t=17s

まとめ

今回ご紹介させて頂いたプロダクトのように、日常生活に密着したIoTプロダクトが次々と誕生しています。5年後、10年後は思いもよらないものがIoTプロダクトが世に出て、私たちのライフスタイルが激変しているかもしれません。

 

 

 

 

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