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音認識をサービスとして提供している企業5選

音認識技術は、次世代のビジネスモデルとして様々な分野ですでに導入が始まっています。また、BtoBや工場などの機械だけでなく、BtoC、カスタマー向けの製品も徐々に開発されています。今回は、カスタマー向け製品の特長を見ながら、さらに音認識技術について理解を深めていきましょう。

 

 

音認識技術を使ったサービス① グーグル

 

「OK,Google」という掛け声がすでに浸透しつつあるのではないでしょうか。2017年に発表されたGoogleHomeは瞬く間に多くの人の心をつかみました。「OK,Google」の後に、好きに声で指示を出せば、多くのことをしてくれます。例えば、音楽をかけたければ「OK,Google J-Popをかけて」といえば、Google Play MusicからJ-Popを再生してくれます。ニュースが聞きたければ「OK,Google ニュースを聞かせて」といった具合です。Googleの音声認識はかなり優れており、その正確性に利用者の多くは驚くといいます。さらにアップデートもかなりのペースで行われているため、1年後2年後には本当になくてはならないものになるかもしれません。

 

 

音認識技術を使ったサービス② スマート・ソリューション・テクノロジー

 

スマート・ソリューション・テクノロジーが開発した「ピットタッチシグマ」はスマートフォンを利用した決済サービスと音認識技術を組み合わせたサービスです。一般的なスマートフォン決済やポイントカード連動などのサービスは、店員などに一度スマートフォンを預ける必要がありました。しかし、「ピットタッチシグマ」では、音認識によってアプリケーションの起動や読み取りが行われます。このため、わざわざこちらからアプリケーションや決済システムに接続することなく、サービスが受けられるのです。非常にセキュリティレベルの高い決済サービスの開発に成功したといえるでしょう。

 

 

音認識技術を使ったサービス③ 東芝

 

東芝が研究開発した技術は「RECAIUS」といい、音認識だけでなく、音声合成や翻訳、対話なども可能にする総合的な技術です。これを「メディアインテリジェンス技術」と呼び、現在東芝が最も力を入れて開発しているものの一つといえるでしょう。特に音認識では、スマートフォンアプリと連動させ、ビジネスの現場で多様な活躍が期待されています。まさに、人のための技術といえるかもしれません。

 

 

音認識技術を使ったサービス④ アドバンスト・メディア

 

音認識技術を開発している国内のベンチャー企業の製品の中でも最も注目されているのが、株式会社アドバンスト・メディアが開発した「AmiVoice」です。「AmiVoice」はVoiceという名前が付いている通り、音認識技術の中でも音声認識や声紋認証技術に強い技術を開発しています。また、一般的な会話やコミュニケーションの速度に対応することを目指しているため、反応の良い技術にもなっているため現場レベルでも大いに活躍できるのではないかと期待されているのです。すでに、医療やコールセンターなどの分野では活躍し始めており、他にも議事録や語学、映像・字幕などの分野でも威力を発揮しつつあります。また、営業やアプリケーション開発、流通や不動産分野などでも導入が検討されており、音認識技術の発達によって、今までのビジネスのやり方も変わってくるかもしれません。

 

 

iFLYTEK

 

経済発展の著しい中国でも、音認識技術の雄とも呼べる企業が生まれてきました。名前を「iFLYTEK(科大訊飛)」と呼び、音認識と翻訳技術に注目が集まっています。中国語の翻訳は方言やスラングが多く、自動化は難しいのではないかといわれていましたが、圧倒的なインターネット人口から生まれるビックデータを利用した開発スタイルにより、すでにその精度はAppleやGoogleの音認識技術を上回っているといわれているほどです。今後、中国では筆記や同時通訳などの仕事がなくなるのではないかともいわれています。果たして中国における音認識技術はどこまでの発展を見せることになるのでしょうか。

音認識技術は今後さらに開発・発展が予想されるビジネス領域であり、Googleなどの大きな企業だけでなくベンチャーや中国などの新興国も狙っているビジネス領域といえるでしょう。最先端技術であり研究も盛んにおこなわれているため、2020年には、現在の市場規模の2~3倍になるのではないかとも試算されています。今後の音認識技術からも目が離せませんね。

 

 

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