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スパムじゃない!? 「Lineに重大な不具合が見つかりました」メッセージの対処法

「ご利用中のLINEバージョンで重大な不具合が見つかりました。最新バージョンでは修正されていますので、LINEアプリをアップデートしてください」

LINEを使っていたらこんなメッセージが表示されて、びっくりしてしまった事はありませんか?

「ウイルスに感染した!?」
「アカウントがロックされた!?」
「スパムじゃないの!?」

そんな風に考えて慌ててしまうかもしれませんが、ひとまず落ち着いてください。

これは2018年の2月頃から現れるようになったメッセージで、ネット上のQ&Aサイトなどで多くのユーザー達の憶測を呼んでいます。
結論から言うと、確かにLINEの公式からのメッセージで、そのままアプリをアップデートしても問題はありません。
ですが、いくつか注意するポイントがあるので解説いたします。

 

 

「LINEに不具合」メッセージの意味

 

このメッセージは、LINEアプリを立ち上げた際にポップアップで表示されます。
そのためウイルスやスパム、フィッシング詐欺(アカウント情報や個人情報、クレジットカード情報等を狙った『釣り』行為)と間違われやすのですが、確かにLINE公式からのメッセージです。

「重大な不具合」と言われると驚いてしまいますが、これは

「現在お使いのLINEアプリのバージョンに、セキュリティホール(ウイルスや悪意ある第三者が侵入できる弱点)が見つかりました」

という意味です。
今現在、LINEをインストールしているスマホ自体に不具合が起きたわけではないのでどうぞご安心ください。

さらに、このメッセージの下には以下のような3択が表示されます。

1. Later
2. Don’t show again
3. Update

表示が英語なのでさらにスパムと思われやすいのですが、翻訳すると以下のような意味になります。

1.後でLINEアプリをアップデートする
2.このメッセージを再表示しないようにする
3.LINEアプリを今アップデートする (→アップデート手続きに移る)

「1」か「2」を選べば、ポップアップが消えて通常の操作に戻れます。3つ目を選べばアップデートの手続きに移れますが、それでも不安な場合は以下のような手順で操作すると良いでしょう。

1.LINEをいったん終了する
2.再びLINEを開いて「設定」→「アップデート」と進み、アップデートの必要が本当にあるかどうか確認する
3.「1」→「2」が上手くいかない場合は、App Store からLINEアプリを検索する
4.「2」または「3」の手順を経て本当にアップデートが必要だった場合は、アップデートの手続きを行なう
5.「アップデートが不要」だった場合は、LINE公式の「お問い合わせ窓口」からスマホの機種などの詳細を添えて問い合わせる
※あらかじめメッセージ画面のスクショを撮って添付すると、スムーズに状況を把握してもらえます

以上の手順なら、確実にLINE公式のアップデート手続きとなります!
これでウイルスやフィッシング詐欺に引っかかる心配はありません。

 

 

ただし、今後は「LINEの不具合」メッセージに似せたウイルスやフィッシング詐欺が登場する可能性もあり

 

とはいえ、「このメッセージなら絶対にLINE公式からのお知らせです」とも断言できません。

日々新たなウイルスやフィッシングの手口が登場している昨今、このメッセージや画面に似せた詐欺が登場する可能性もあるからです。

LINEアプリを立ち上げた時に表示されたのならまず安心でしょうが、違うアプリを立ち上げた時に表示されたり、ネットを閲覧している時に表示された場合は要注意です。通常、そういった無関係のルートから公式の通知が来ることはありえないからです。

特に下記のような特徴があった場合は注意しましょう。

・メッセージの英語や日本語が不自然
(片言のような日本語、表示や英語のスペルがおかしい、など)
・アプリの挙動が普段と違う
(フリーズや暗転してから画面が切り替わった、など)

このような違和感があった場合は、いったんそのアプリやサイトを閉じた上で、LINEアプリを改めて開いてみましょう。そこで何のメッセージも表示されなかったりアップデートのお知らせが無ければ、何もする必要はありません。

少々まぎらわしいものの、現状は心配する必要のない「LINEの不具合」メッセージ。
ですが、こういった通常と異なる動作に気をつけるのはネットリテラシーの基本です。慌てず騒がず、公式ルートからの解決をはかりましょう!

 

 

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