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iPhoneにダークモードがある?iOS13ではさらに本格化する見通し

背景が黒・文字が白と通常と色が反転しているダークモード。健康への配慮や見た目のスタイリッシュさで人気ですが、実はiPhoneにもダークモード機能があります。

iPhoneでダークモードを使う方法やメリット、さらにiPhoneの今後についても考察してみました。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります。
①ダークモードのメリット
②iPhoneでダークモードに変える方法
③売り上げが低迷するiPhoneの今後について

 

ダークモードってどんなメリットがあるの?

 

疲れ目防止

 

よく、「睡眠のためには寝る直前にスマホを見るのはダメ」と聞きますよね。スマホのディスプレイに使われるブルーライトは、光の中でも一番波長が短くて強いエネルギーを持っており、睡眠のリズムを乱すといわれています。

しかしiPhoneユーザーにとってスマホは欠かせないもの。よほど意識しないと寝る直前にスマホチェックをやめるのは難しいでしょう。さらにブルーライトは自律神経のバランスを崩して肩こりや頭痛などを引き起こすこともあります。

そこで注目されているのが、画面の背景を黒・文字を白と色を反転させたダークモード。明度が一番高い白はどうしても目に負担になるので、代わりに明度の一番低い黒を背景にすることでぐっと眩しさが軽減されます。そのためダークモードのほうが目にかける負担が少なく疲れにくいと人気が高まっています。

 

有機EL端末は2つのメリットがある

 

ダークモードは、有機EL端末のほうが大きなメリットがあります。有機ELといえばiPhoneならiPhone XSやiPhone Xですが、今後リリースされるiPhoneは有機ELに一本化されるという噂もあります。

まず、ダークモードで使った場合有機ELのバッテリー消費を半分以上抑えられます。これはGoogleも断言しており、ダークモード人気に拍車をかけています。ポイントとなるのは“有機ELのみ”という点。iPhone8など液晶ではバッテリーの消費スピードは変わらないようです。

そして有機ELのデメリットともいわれる「焼き付き」ですが、これもダークモードで軽減することができます。ダークモードにすれば今まで真っ白だった背景が全て黒になります。ダークカラーにすることで有機ELディスプレイは発光する必要がなくなるので、焼き付きを防いで長持ちできるというわけです。

ダークモードにおけるバッテリー持ちの良さと焼き付き防止は、有機EL端末のiPhoneユーザーにとって大きなメリットとなりますよ。

 

見た目がスタイリッシュ

 

ダークモードは濃い色で画面が締まって見えるので、純粋に見た目がスタイリッシュになります。そのため特に明確な理由がなくても「かっこいいから」という理由でダークモードを愛用しているiPhoneユーザーもいるほどです。

iPhoneはガジェットの中でもスタイリッシュなデザインが魅力ですから、そんなiPhoneを愛用しているユーザーの中にはデザインにこだわりをもつ人も多くいます。そんなデザイン重視の人たちにも、ダークモードは支持されているのです。

 

iPhoneではiOS11からダークモードの搭載がスタート

 

ダークモードではなく「スマート反転」

 

iPhoneでは、iOS11からダークモードが搭載されています。デベロッパー向けカンファレンスWWDCをAppleが開催し、そこで新MacOSである「Mojave(モハーヴェ)」にダークモードを搭載することを正式に発表して話題となりました。

ダークモードはiPhoneでは「スマート反転」という機能名で搭載され、設定によって色が反転してダークモードのように画面の色合いが変化します。Apple製品らしく設定は簡単で、すぐにダークモードのONOFを切り替えることもできます。

・ダークモードの設定方法
①[設定]メニューを開く
②[一般]-[アクシビリティ]を開く
③[ディスプレイ調整]-[色を反転]を選択
④[反転(スマート)]をONにする

また、ショートカットに設定しておくことで、ホームボタン(またはサイドボタン)を3回クリックするとさらに手軽にダークモードに切り替えることも可能です。「寝る直前の電気を消したときだけダークモードに切り替える」という操作も簡単になりますよ。

・ショートカットの設定方法
①[設定]-[一般]-[アクシビリティ]を開く
②[アクシビリティ]の一番下にある[ショートカット]をタップして、[色を反転(スマート)]をタップ

この手順だけで、iPhoneをダークモードで使うことができます。MacPCをダークモードの切り替える方法については、Appleの公式サイトを参照なさってください。
Apple公式サイト「Mac でダークモードを使う方法」
https://support.apple.com/ja-jp/HT208976

 

iOS12はiPhoneの高速化が焦点であった

 

デベロッパー向けカンファレンスWWDCでは、ダークモードの他に次期iOS12の概要も紹介されました。iOSは新機能よりも高速化が強調され、アプリの軌道を最高40%アップ、カメラの起動では最高70%の速度アップがアピールされています。

スマホを使う際動きが遅いと作業効率が落ちますし、イライラしてしまうものです。新機能が搭載されても遅ければそれだけで評判は落ちますから、Appleは高速化を優先したのでしょう。

iOS12ではオリジナルのアバターが作れるアニメ文字機能「Memoji(ミーモジ)」がありますが、ミーモジのようにグラフィカルなアプリでもサクサク動いてくれることでしょう。

 

クラシックとスマートの違いは?

 

iPhoneのダークモードには、[反転(スマート)]と[反転(クラシック)]があります。クラシックのダークモードにするとホーム画面の背景やアイコン・写真の色合いまで反転してしまい、かなり奇抜な見た目になります。

もちろん個人の好みですが、目に優しいダークモードとしては[反転(スマート)]がおすすめです。一度両方試してみるのもおすすめですよ。

 

売り上げが低迷するiPhone

 

ティム・クックCEOが考えるiPhone低迷の三大原因

 

iPhoneといえば、最近は売り上げが低迷していることでよくない注目を集めています。AppleCEOであるティム・クック氏は、2019年1月に2018年10月~12月の決算について電話会見を開き、現状について説明を行いました。

iPhoneの売上高が前年比の5%を下回ったことについて、ティム・クック氏は原因が3つあるととらえています。

まず1つ目は為替によってiPhoneの価格が上がったこと。iPhoneはほかのスマホに比べてもともと価格が高いため、為替による影響が大きかったと見ています。

そして2つ目はiPhone購入時の補助金の問題。特に日本では大手キャリアが自社サービスとの組み合わせによる手厚い補助を設けていましたが、総務省が値引き制限を設けたことや広告規制法による「実質0円」という表記の禁止によりお得感が薄れています。

そして3つ目はAppleが行ったバッテリー交換プログラム。古いiPhoneのバッテリー寿命が延びたことでiPhoneが長持ちして、買い替えが鈍化していることです。

「バッテリー交換プログラムは悪手だったのではないか」という声もありますが、ティム・クック氏は「顧客対して正しいことをしたと信じている」と述べています。

参照:日本経済新よりクックCEO「iPhone低迷、長期使用が原因
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40652800Q9A130C1000000/

 

iOS13ではダークモードが本格化する見通し

 

そんな売り上げが低迷しているiPhoneですが、iOS13ではダークモードが強化されて標準装備になるのではと噂されています。デベロッパー向けカンファレンスは6月ごろ開催されるので、そこでiOS13のコンセプトや新機能が発表されます。

すでにコンセプト動画にダークモードのUIが見えており、Appleもダークモードの搭載について前向きになっているようです。

 

iPhoneは巻き返せるのか?

 

iPhoneの売り上げ低迷の原因はAppleCEOが発表した3つ以外にもあると思います。たとえば最近はマイナーチェンジともいえるアップデートが多く、ユーザーを興奮させるような新機能が乏しいのではないでしょうか。

また、デザインについても多くのApple信者から不満が出ています。iPhone6から、カメラ部分が盛り上がりフラットなデザインではなくなりました。これが、「デザイン性に欠ける」「凹凸があってテーブルに置きにくい」と一部のユーザーから不評を買う結果となりました。

ジョブズ亡き今、これからiPhoneがどのように進化していくのか見守っていきたいところです。

[2019年5月7日アップデート]

 

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