Apple WatchはAndroidでは使えないのか


様々な機能が追加され、もはや小型のiPhoneといってもいいApple Watchと、様々なカスタマイズが行え、しかも端末の単価も安いAndroidを併用出来たらすごくいいのにと考える人もいるのではないでしょうか。多くの人が頭を悩ませる、併用についてお答えします。

この記事でわかること
・Apple WatchはAndroidと連携することは原則不可能
・iPhoneを経由して変則的に連携することはできる
・AndroidユーザーはやはりAndroid Wearが便利

 

Apple WatchはどうしてAndroidでは使えないの?

 

結論から言うと、Apple WatchとAndroidは、連結できません。実際の動きとしては、AndroidはApple Watchを検出することは出来ますが、連結・接続が出来ないという不思議な状態になります。これは、電波信号であるBluetoothに何かしらの違いがあるためといえるでしょう。Apple WatchはBluetooth対応デバイスであり、パソコンやiPhoneとの接続は可能ですが、残念ながらその接続方法は柔軟に対応できません。結果として、AndroidのBluetoothの設定と、iPhoneの設定に互換性がないため、接続出来ないという状況になるのです。

 

Apple Watchが使えるAndroidもある?

 

一方で、Bluetooth Low Energy(BLE)を利用する場合は、実際の情報にはアクセスできないことは変わりありませんが、iBeaconとの連携に可能性があります。BLEに代表されるようなIoTの世界では、「情報を獲得する端末(ペリフェラル)」と「情報を受けとる端末(セントラル)」という二つの役割が必要となります。この「情報を獲得する端末」をApple Watchに、「情報を受けとる端末」をAndroidに設定していく手法が考えられるのです。この場合、Apple WatchとAndroidは情報のやり取りが出来ればそれで問題なく、ペアリング接続が必要ありません。こうした抜け穴のようなやり方をうまく使うことで、Apple Watchに搭載されているiBeaconから出てくる情報をAndroidに送り込むことで、様々なサービスを受けられる可能性は残っています。

 

通話機能に絞ればAndroidと併用することも可能

 

かなり変則的な使い方にはなりますが、通話機能だけに絞ればAndroidとの連携が可能になるという報告もあるようです。基本的にApple WatchはiPhoneがないと初期設定すらできませんので、android端末だけしか持たない場合は不可能ではありますが、手順としては次のようになります。

1.Apple Watch(セルラーモデル)をiPhoneを利用してペアリング・初期設定
2.iPhoneを機内モードにし、Bluetooth接続をOFFに
3.Apple WatchのWi-Fiを一旦OFFに、iPhoneのWi-FiをOFF、別のSIMを挿して機内モードを解除
4.Android端末にSIM(Apple Watchとペアリングした時の)を差し替える

少々面倒ではありますが、BluetoothやWi-Fiを通じてApple WatchはiPhoneとの接続を優先するように設計されています。そこで、接続できない状態にしてSIMを利用したいアンドロイド端末に差し替えてやることで解決するというものです。この方法でアンドロイド端末への着信(正確には入れ替えたSIMへの着信)をApple Watchで受けることができます。もちろん、発信も可能です。

 

決済機能がApple Watch単独で利用できるのもメリット

 

もともと、iPhoneがなくてもSuicaへのチャージや決済ができるので、通話とApple Watchで可能な範囲の決済だけであれば十分目的を果たすことができます。Apple Payはおサイフケータイと仕組みが違うため、Androidユーザーには馴染みにくい部分があるかもしれません。「Suica」「iD」「QUICPay」のいずれかが利用できる店舗であれば大丈夫ですし、いちいちケータイを取り出さずに決済できる便利さはまさしく「キャッシュレス決済」を感じることができます。

このように、通話機能と決済についてはAndroidをメイン端末として利用しているユーザーでも実現することができるようです。他にも特別なアプリを導入してAndroid端末にかかってきた着信をApple Watchに通知するようなこともできるようです。かなり変則的ではありますが、「全く不可能」ではないのは確かです。では、それ以外の機能についてはどうでしょうか?現在、スマートフォンは通話だけでなくメールやSNSの通知機能、スポーツ・フィットネス関連の情報端末としても重要な役割を果たしているため、こうした機能についても連携できることが望ましいですよね。

 

Androidでは、やはり「Android Wear」か

 

Androidを利用して、Apple Watchの機能を完全に使うことは、やはり不可能なようです。Androidには、Android用のスマートウォッチ「Android Wear」がありますが、果たしてApple Watchと比べてどのような違いがあるのでしょうか。一般的に言われているのは、AndroidはGoogleとの連結が強いため、GoogleカレンダーなどのGoogleが提供しているアプリなどとの相性が非常に良いという点です。Googleが提供しているアプリケーションは、使い勝手や見やすさが非常に考えられているものが多く、多くの人が常用しているものも多くあります。この常用しているアプリケーションとの連携が強いというのは、とっつきやすさを与えてくれるでしょう。また、Apple Watchと比べて、操作が手軽であるという点も見逃せません。Android Wearでは、基本操作の多くがフリック操作で出来るようになっていますが、Apple Watchでは、フリック操作だけでなく、画面自体を長押したりデジタルクラウンと呼ばれる竜頭部分を押したりといった、覚えなければならない操作方法がいくつかあります。スマートに手軽にという点を追求していくのであれば、Android Wearのほうが勝っているといえるでしょう。加えてAndroid自体のカスタマイズ性もiPhoneよりも長けているため、自分にとって使いやすい設定を組み込むことで、iPhoneとApple Watchの使いやすさよりも、はるかに利便性の高い環境を構築できるのです。

 

まとめ

 

今回はAndroidとApple Watchの関係についてみてきました。GoogleとAppleの互換性は少ないことが知られていますが、やはりAndroidとApple Watchも互換性がないといえるかもしれません。設定を切り替えることによって、多少可能性は見えてきますが、Androidでは、スマートウォッチを使いたければ「Android Wear」でということになるでしょう。ただ、Android自体のカスタマイズ性がiPhoneよりも高いため、結果として、Apple WatchとiPhoneという組み合わせよりも利便性が高くなる可能性があります。ぜひ、自分にとってもっとも使いやすい環境を設定して、より楽しくアクティブに日々を過ごしていきましょう。

[2019年5月17日アップデート]

 

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