iOS13で進化したCarPlayは「Apple製カーナビ」


Appleは2019年6月のWWCDでiOS13を発表、その目玉の一つが自動車向けアプリケーション「CarPlay」のアップデートでした。2014年のCarPlay登場以来最も大きなアップデートとなりそうなiOS13のCarPlay、今回はその中身や機能に迫っていきたいと思います。

この記事では以下の3つのことがわかります。
①AppleのCarPlayとは
②iOS13におけるCarPlayのアップデート内容
③CarPlayの対応車種、おすすめアプリ

そもそもCarPlayとは?

簡単に言うとiPhoneを自動車の車載ディスプレイを通じて操作できるようになるiOSの機能の事です。CarPlay対応車種やCarPlay対応カーオーディオと手持ちのiPhoneを接続することで、電話や音楽再生、カーナビゲーションといったアプリを車載ディスプレイで使用することができるようになります。

▽CarPlayについてはこちら

【2019年6月版】CarPlayでカーナビいらず?できることや対応アプリの一覧

iOS13でCarPlayを大幅アップデート

先述の通り、AppleはiOS13においてCarPlayの大幅アップデートを実施することを発表しました。
2014年の登場以降、対応車種の増加以外は目立ったアップデートのなかったCarPlayですが、スマートフォン向けOSでの最大のライバルAndroidが車載機能であるAndroid Autoを着々と強化していたこともあり、今回の発表は必然的な流れだったのでしょう。

iOS13のCarPlayアップデートのポイント

ここからは今回のCarPlayでの主なアップデートポイントを紹介していきます

Siriの大幅機能強化

まず注目したいのがAIアシスタントSiriの機能強化。車載のマイクロフォンからHey Siriコマンドが利用できるようになりSiriの起動がスムーズになった他、サードパーティ製のアプリとSiriの連携も強化されました。

車の運転中に使うCarPlayでは、ハンズフリーでどれだけ思ったとおりにアプリを利用できるかがキモ。Siri機能の強化によって、CarPlayは理想の車載システムに一歩近づいたと言えるでしょう。

ワイド画面での2画面表示

これまで車載ディスプレイには単一のアプリの画面しか表示することができませんでしたが、ワイド画面を搭載する車種であれば2つのアプリの画面を同時に表示することができるようになりました。カーナビアプリと音楽再生アプリなどの同時表示が可能となるので快適なドライブが捗りそうです。

iPhoneと車載ディスプレイの独立操作が可能に

これまでのCarPlayではディスプレイで使用中のアプリとは別のアプリをiPhone側で操作した場合、車載ディスプレイ側のアプリもiPhoneで操作中のものに変わってしまっていました。しかし、今回のアップデートによりiPhoneと車載ディスプレイの独立操作が可能になり、iPhoneを操作しても車載ディスプレイ側で使用中のアプリは変わらないようになりました。

例えばカーナビアプリを車載ディスプレイで表示したまま、iPhone側で再生する音楽を選べるようになります。2画面表示に対応していない車種であってもこのアップデートによって格段に操作性が上がりそうですね。

ダークモードにも対応

Android Autoがすでに対応を発表していたダークモードにCarPlayも対応することが発表されました。
運転は目にも疲労がたまる作業なので、目に優しいダークモードが使えるのは嬉しいポイントです。

カレンダーアプリとも連動

CarPlayでカレンダーアプリが利用できるようになったので、会社に向かいながら予定の確認や目的地の探索も簡単に行えるようになりそうです。

CarPlayが使える車種は?

iOS13にてさらに機能が強化されiPhoneと車をより深い次元で融合してくれるCarPlayですが、使用できる車種が決まっています。現在500以上の車種がCarPlayとの接続に対応しており、もちろん国産車でも利用できる車種がたくさんあります。

CarPlayに対応している車種を販売している具体的な車会社をあげると国産車では

・トヨタ
・ホンダ
・マツダ
・三菱自動車
・日産
・スズキ
・スバル

などが対応し、海外メーカーでもBMW、フェラーリ、メルセデス・ベンツ、VWなど有名メーカーが多数対応しています。
その他のメーカーや具体的な対応車種についてはAppleの公式ページ(https://www.apple.com/jp/ios/carplay/available-models/)から確認が可能です。

後付カーオーディオでCarPlayもアリ

自分の車がCarPlay対応車種ではない!という方もCarPlay対応の後付けカーオーディオシステムを使えばCarPlayを使用可能です。
日本ではKENWOODおよびPioneerがCarPlay対応のカーオーディオ製品を販売しています。

CarPlayで利用できるおすすめカーナビアプリ

CarPlayで必須となるのがカーナビゲーションアプリ。
いくつかのカーナビアプリがCarPlayに対応しているので、メジャーなものをご紹介しておきます。

マップ(Apple純正マップアプリ)

iPhoneに最初からついてくるApple純正のマップアプリ。
もちろんナビ機能がついておりCarPlayでも利用可能です。ただマップアプリに関してはスマホでの利用に関してもあまり評判がよろしくなく、標準アプリなのにGoogle Mapsにシェアで完敗しているのも事実。

▽マップに関する記事はこちら

AppleマップとGoogleマップの違いとは?決め手は好みの差

特に理由がなければ以下に紹介するApple以外のサードパーティ製アプリを利用するのが無難かもしれません。

Google Maps

グーグルマップ。言わずとしれた地図アプリの代表格ですね。
iPhoneユーザーでもダウンロード済みの方が多いであろう超メジャーアプリですし、経路案内への安心感も合格点。普通のカーナビに比べると経路選択に若干の難アリという声もありますが、十分実用的なレベルは押さえているようです。

スマホ用、カーナビ用共通でとりあえず使うならGoogle Mapsは最初の選択肢となるでしょう。

▽Googleマップについての記事はこちら

Googleマップがアップデート。電気自動車(EV)の利用可能な充電ステーションが確認できるように

Yahoo!カーナビ

Yahoo!が提供するカーナビアプリ。
App Storeのカーナビ部門でも上位にランキングする人気アプリでCarPlayにも対応しています。

日本道路交通情報センターの情報やユーザーの走行データをもとにリアルタイム交通情報を表示、全国24,000箇所以上の駐車場の満車・空車情報をリアルタイム提供など、これまで紹介した2つの地図アプリにくらべ「カーナビ」アプリとしての機能が充実しています。
完全無料のアプリなのもポイントが高いですね。

カーナビタイム

電車や徒歩、バスや車などあらゆる移動手段を一括検索できるNAVITIMEで有名なナビタイムジャパンが提供するスマホ向けカーナビアプリ「カーナビタイム」。
リアルタイム交通情報などのカーナビ基本機能はもちろんですが、注目したいのがオフラインでのルート検索が可能な点。
これまで紹介したアプリでは基本的にオフラインでのルート探索は不可でしたがカーナビタイムでは端末にマップをダウンロードするためオフラインでもルート探索が可能。またGPSが圏外の場合も速度情報などをもとに自車の位置を把握し案内を継続してくれます。

非常に高機能なハイエンドのカーナビアプリですが、月額課金制の有料アプリである点には注意が必要です。

まとめ

今回はAppleが2019年秋のリリースを発表しているiOS13でのCarPlayアップデートについて解説しました。今回のアップデートによってiPhoneと車がよりシームレスに接続できるようになることは間違いなさそうです。
iPhoneユーザーの方は、次回車を買い換える際にぜひCarPlay対応車種かもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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