BIM×iPadで建築業務の効率化アップ!おすすめアプリ5選


3Dモデリングやデータ共有で効率化を図るBIM(Building Information Modeling)は、建築業界の大きなテーマです。そしてBIMはパソコンに限らず、iPadアプリも開発されています。

現場に気軽に持ち運べるiPadアプリがあれば、現場の作業者にとってもプロジェクトの関係者にとっても大きなメリットがあるのです。
この記事では「BIMの導入を進めたい」と思っている方に対して、iPadを導入するメリットとおすすめのアプリをご紹介します。

この記事を読むと、以下の3つのことがわかります。
1.建築現場でiPadを使うことのメリット
2.RevitやArchiCADといったBIMソフトと連動できるiPadアプリ
3.BIMの導入を考える人におすすめのiPadアプリ

BIMでアイパッドを使うメリット

まずはiPadを使うメリットから見ていきましょう。

大量のデータをiPad1つで持ち運べる

現場監督などの建築関係者は、1日に複数の現場を回ることも珍しくありません。
各現場の資料を持ち運ぶのは大変で、「いつも資料を探している」という人も多いのではないでしょうか。

そんな時iPadがあれば、現場の資料がどんなに大量でもかさばることはありません。
クラウド上にアップロードしてきちんとフォルダで整理しておけば、どこでも現場資料をチェックできます。

事務作業のために事務所に戻らなくていい

「時間まで現場作業をして、終わったら事務所に戻って日報を書く」
という作業員は多くいます。
現場と事務所が離れているほど戻り時間がかかり、結果として長時間残業につながりかねません。

しかしiPadがあれば、現場で作業が終わった後そのまま日報や図面を入力できます。
たとえば現場から事務所に1時間かけて戻っていた場合、その1時間が丸ごと効率化できるのです。
これは現場作業員にとって、とても大きなメリットとなるでしょう。

データ共有で手戻りを防げる

図面や現場の写真というのは、常に変更が生じるものです。
間取りが変更になったり写真の角度が悪く撮り直しになったり…対応に追われている作業員も多いのではないでしょうか。

しかしアプリなどを介してデータを共有できれば、常に最新のデータを閲覧できます。
わざわざ担当者に連絡して、計画書や図面が最新かどうか確認を取る必要もありません。
手戻りを防ぐ効果も大きいので、業務の効率化に直結します。

BIMに活用できるおすすめiPadアプリ5選

BIM導入を検討している人におすすめのiPadアプリ5つをご紹介します。
BIMソフトと連動しているものや施工管理を効率化できるものなど、様々なアプリがリリースされています。

Formilt(Revitユーザー向け)

すでにBIMソフト「Revit」を導入している人や導入を前向きに検討している人におすすめなのが、「Formilt」というiPadアプリです。

iPad上でBIMの3Dモデリングデザインができるアプリで、過去にはオートデスク社の海外イベントで公開されたこともあります。※1

Formiltは、もともとRevitユーザーがラフに意匠設計するためのアプリとして開発されたものです。
現場で設計者がiPad片手にイメージを膨らませるときに大いに活用できるので、紙やペンが必要ありません。

実はもともとオートデスク社は、Googleの3Dモデリングソフト「SketchUp」を使っていましたが、独自にiPadアプリとして後からFormiltを開発しました。

BIMのワークフローにスムーズに組み込めるようになっており、SketchUpのように、3Dモデリングに位置情報を付与することもできます。
つまりマップと連動させて時間ごとの日当たりや通風といったシミュレーションもiPad上で簡単に行えるのです。

ダウンロードはこちらから
https://apps.apple.com/jp/app/autodesk-formit/id575282599

BIMx(ArchiCAD向け)

BIMソフト「ArchiCAD」を導入している人におすすめなのが、ビュワーソフトである「BIMx」です。
BIMxは、iPadはもちろんAndroidでも使えるマルチプラットフォームのアプリで、関係者もデバイスやOSに関係なくBIMモデルを閲覧できます。※2

さらにBIMxが優れている点は、電子申請まで行える点です。
ArchiCADで作成したBIMデータをBIMx用に変換した後、検査機関がチェックするための平面図や断面図、面積表といったデータも準備できます。

BIMデータを使ったペーパーレスな確認申請は進んでいますが、実はBIMデータには多くの情報を与えられる一方、個人情報など機密性の高い情報が含まれているという注意点があります。

そこでビュワーアプリであるBIMxを通して電子申請を行うと、BIMに含まれる膨大なデータをある程度軽量化できるため、確認機関に個人情報が流れてしまう心配がありません。
ビュワーという特性上データを改ざんされる心配もないのです。

さらにBIMxなら3Dモデリングのウォークスルーもでき、歩いている時の微妙な揺れまで再現してくれます。
よりリアルな3Dモデリングデータがあることで、施主へのプレゼンも難なく行えます。

BIMxには無償版の「BIMx」と、PDF印刷など機能が多く搭載された有償版の「BIMx PRO」があります。
プレゼンター機能や計測ツールは無償版にも搭載されているため、興味がある方は無償版から始めてみると良いでしょう。

ダウンロードはこちら
BIMx(無償版)
https://apps.apple.com/jp/app/bimx/id452706864

BIMx PRO(有償版)
https://apps.apple.com/jp/app/bimx-building-information/id711449665#?platform=ipad

CheX(チェクロス)

「BIMを現場に連れていけ」がコンセプトのiPadアプリCheXは、BIMモデルをiPad上で確認できる図面のビュワー(閲覧)アプリです。
すでに大手ゼネコンをはじめ200社以上に導入されている、人気のiPadアプリです。

iPadにクラウドからダウンロードした図面を表示することはもちろん、3DモデルをCheXにドラッグ&ドロップするだけで計量モデルに変換することもできます。
iPad上で各階のモデル表示をしたり回転したり、細かなチェックが行えます。

さらにCheXが優れているのは、共有した図面にマークやメモを残せる点です。
iPad上でコミュニケーションが取れるので、わざわざ会議や打ち合わせを行う必要がありません。
手書きメモを残すことで、関係者全員が効率的に作業できるのです。※3

また、CheXで保存されたデータは国内にある3か所のサーバーに分散して保存されているため、堅牢性が高いのも魅力の1つ。
ウォークスルー機能もあり、まるで3Dモデリングでできた建物の中を歩いているように詳細なチェックが行えますよ。

ダウンロードはこちらから
https://apps.apple.com/jp/app/chex-%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9/id1289611667#?platform=ipad

eYACHO

もともとは建設現場で使われている「野鳥」という作業記録ノートをiPad向けに開発したものが、eYACHO(イーヤチョー)というアプリです。
実はあの大手ゼネコン大林組が開発を持ち掛けたことで開発されました。

大林組は2012年8月から国内外の現場技術者にアプリをインストールしたiPadを携帯させており、すでにその台数は6,000台を超えています。

直感的に操作できるUIで、今まで1時間かかっていた日報作成も現場で完了するため、作業者は事務所に戻る必要がありません。
作成した日報はアプリを介してアップロードすることで、関係者がすぐにチェックすることもできます。

導入前は2時間ほどかかっていた朝礼準備も、eYACHOでは20分もかかりません。
iPad1つで1/4も作業が効率化でき、現場作業者の効率化に大いに役立っています。※4

ダウンロードはこちら
https://apps.apple.com/jp/app/eyacho/id1003165833#?platform=ipad

施工管理アプリkizuku

チャット機能がベースとなっているiPadアプリ「kizuku」は、工程管理や写真管理といったBIMに必要な機能も一部搭載されています。
現場の進捗状況も共有しやすいので、建設作業の効率化に大変おススメのアプリです。

kizukuはクラウド上に現場の図面や写真を保管でき、関係者はいつでも最新ファイルをチェックできます。
さらにその図面や写真に手書きの指示も書き込めるので、わざわざ現場に集まらなくてもプロジェクトを進められます。

また、「グループウェア機能」によって作業員スケジュールも簡単にチェックできるため、人員配置もスムーズに行えます。※5
すでに9,000社を超える企業が導入している、大人気のiPadアプリです。

ダウンロードはこちらから
https://apps.apple.com/jp/app/kizuku/id1086628045

BIMを導入したい企業におすすめのiPadアプリを5つご紹介しました。
BIMソフトと連携しているものやチャット機能をベースとしたものなど、iPadアプリも多様化しています。
ぜひ自社に合ったアプリを見つけ、煩雑化しやすい建築作業を効率化しましょう。

▽BIMについてはこちらもチェック

「D’s BIM」に見る大和ハウスのBIM運用の目的と手段

五洋建設が進める施工管理システムへのBIM導入

鹿島建設の生産性向上施策|BIMを使ったロボットの遠隔管理を解説

参照
※1:https://xtech.nikkei.com/kn/article/it/column/20121217/595909/
※2:https://www.graphisoft.co.jp/bimx/
※3:https://chex.jp/product/function
※4:https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/user/obayasigumi_kentiku.html
※5:https://www.ctx.co.jp/kizuku2_pr/

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