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Google Stadia Makersとは|クラウドゲームを開発

自宅にいる時間が増え、ゲームで遊ぶ機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
ゲームは今、ストリーミング配信で提供されることが増えてきています。
Google Stadiaもその一つです。
今回は、Google Stadia Makerとゲームのストリーミング化について紹介します。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります
①Google Stadiaの概要
②Google Stadia Markersの概要
③ゲームのストリーミング化(クラウド化)と今後

Google Stadiaとは

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まず、Google Stadia Makersを理解するために「Google Stadia」を紹介します。
既にStadiaについて理解している場合には、次の大見出しに進んでください。

Googleが提供するクラウド型ゲームプラットフォーム

出典:Stadia

Stadiaは、Googleが提供するゲームのプラットフォームです。
大きな特徴は、ゲームがクラウドで提供されている点です。
ゲームを一括でダウンロードするのではなく、プレイしながらその都度ダウンロードすることになります。
クラウド上にゲームがあり、通信しながらプレイするため、安定したインターネット回線が必須のサービスだといえるでしょう。

NetflixやSpotifyのゲーム版と考えるとわかりやすいといえます。
ストリーミング型のため、インターネット環境と処理できる機器があれば誰でも遊べるサービスです。
専用のゲーム機は不要のため、家ではパソコンでゲームをし、その続きを外出先でタブレットやスマートフォンでプレイすることも可能です。

端末の壁を越えて遊べる(マルチプラットフォーム)

Stadiaは、インターネット環境があるデバイスで遊べます。
しかも、端末同士でユーザーデータを共有できるのです。
その上、既存のゲーム機のコントローラーも利用可能です。
使用できるコントローラーと機器の組み合わせは以下の通りとなります。

ゲームパッドOn TV with Chromecast UltraOn Google Chrome (version 77 or greater)Supported phones with Android 10.0 or greater
Stadia 独自の製品○Wi-Fi 接続○USB & Wi-Fi接続○USB & Wi-Fi接続
キーボードマウス操作×現状不可○USB & Bluetooth 接続×現状不可
DualShock 4 コントローラー×現状不可○USB & Bluetooth 接続○USB & Bluetooth 接続
Xbox One コントローラー×現状不可○USB & Bluetooth 接続○USB & Bluetooth 接続
Xbox One Elite コントローラー×現状不可○USB接続○USB接続
Xbox Adaptive コントローラー×現状不可○USB & Bluetooth 接続○USB & Bluetooth 接続
Xbox 360 コントローラー×現状不可○USB接続○USB接続
Switch Pro コントローラー×現状不可○USB & Bluetooth 接続×現状不可

パソコンやAndroid端末では、使用できるコントローラーが比較的多くなっています。
今後使用できるコントローラーが増えてくるでしょう。

月額9.99ドルのサブスクと従量課金で利用可能

Stadiaでは、月額制で遊び放題のサブスクリプションプランを提供しています。
9.99ドルで1ヶ月間のお試し体験ができ、いつでも解約可能です。
遊べるゲームのラインナップは、記事執筆時点で28種類あります。
PUBGやDead by Daylightなどの人気作品もプレイ可能です。

また、ソフトを1本ずつ購入することも可能です。
ファイナルファンタジーやドラゴンボールなどが提供されています。

日本は非対応 ※2020年10月現在

Google Stadiaは、記事執筆時点で日本に対応していません。
対応しているのは、アメリカやヨーロッパの14カ国です。
また、アメリカ領の中でもハワイやグアムには対応していません。

今後日本でもGoogle Stadiaが提供される可能性もあります。
しかし、ゲーム機を多数開発・販売している日本でStadiaが利用開始になるのには、時間がかかるでしょう。

Google Stadia Makersとは

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続いて、Google Stadia Makerについて紹介します。

Google Stadiaの開発向けツール

出典:Stadia

Stadia Makerは、Stadiaの開発者向けツールです。
最新のオープンソースに基づいた、次世代の開発ツールとなっています。
ゲーム機のように、世代ごとの性能に左右されず、常にアップデートされる環境でゲームを制作できます。

そして、Stadiaはクラウドでゲームを動かすために最適化されています。
Linux OSのDebianバージョンと、クラウドゲーム用に最適化されたVulkanを使用しているからです。

ゲームエンジンは、大手2社(Epic・Unity)と提携

加えて、StadiaではEpicのUnreal EngineやUnityが使用可能です。
そのため、品質の高いゲームを作成する環境が整っているといえます。
もちろん、Googleもカスタムツールを用意しています。
カスタムツールでは、ストリーミングでゲームを配信する際のパフォーマンスから、クラッシュの原因診断までサポートしています。
そのほかの開発者ツールとも提携を模索しており、今後提携先が増える可能性もあるでしょう。

独立系開発者・団体の自費制作をサポート

そんなStadiaでは、特にUnityと提携してゲーム制作のサポートを行っています。
2020年の3月23日に発表された新しいプログラムでは、ゲームを自費制作している小規模〜中規模の開発者への手厚いサポートが受けられます。
規模が小さいほど、新しいプラットフォームに移行するのは、金銭的な負担が大きくなります。
そのため、StadiaではUnityと連携して、プログラムの中で以下のメリットを挙げ、Stadiaでの開発を後押ししているのです。

Unityチームからの技術支援
開発チームの規模に応じた開発キット(ハード面)の提供とGoogleによる支援
Stadia用に開発するのにかかった費用の一部を相殺して負担

このメリットを見ていくと、Stadiaが開発者を取り込むのに力をいれていることがわかるでしょう。
まだまだStadiaで遊べるゲームは少ないため、ラインナップの充実を図ろうとしているのです。

回線速度の向上とともにゲームのストリーミング化が進む

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最後に、ゲームのストリーミング化について、Stadia以外の競合についても紹介します。

SteamとNVIDIAによる「GEFORCE NOW」

出典:NVIDIA

ゲームプラットフォームのSteamでは、NVIDIAとタッグを組み「GEFORCE NOW」を提供しています。
こちらもStadiaと同じように、ストリーミングでゲームを楽しめるものです。
スマートフォン・PC(Macも含む)で、GeForceによる高負荷な処理を必要とするゲームが遊べます。
その秘密は、ゲームを配信するサーバー側でゲームを処理していることにあります。
そのため、GeForceを搭載していないMacでもGeForceやWindows対応ゲームが遊べるようになったのです。

日本ではauまたはソフトバンク経由での提供になります。
どちらも無料体験を実施中です。

プレイステーション製のゲームが遊べる「PlayStation Now」

出典:PlayStation Now

また、PS4やWindowsでPS4・PS3のソフトが遊べる「PlayStation Now」もあります。
こちらも、ストリーミング配信でゲームが遊べます。
対応ソフトは毎月更新されており、人気ゲームが定額料金でプレイ可能です。
PS4を持っていない方やPS3のゲームを遊びたい方に利用されています。

◆まとめ
今回は、GoogleのStadiaについて紹介しました。
記事の中でも触れたとおり、ストリーミングで遊ぶゲームが増えてきています。
それぞれのサービスで強みを生かしながらサービスを提供していることがわかるでしょう。

Googleではゲームの実績が少ないため、Stadia Makersによる開発者支援を行っていると考えられます。
他社にないGoogleの強みは、安定したサーバー運営でしょう。
世界中で膨大な量のデータをやりとりしたり、自社で海底ケーブルを敷設するなど、インフラ面での実績が豊富です。
ラインナップと回線の安定度を売りにして、サービスを提供することが期待されます。

◆参考URL

*1 Stadia – One place for all the ways we play

*2 Stadia-compatible gamepads and screens – Stadia Help

*3 Play Stadia on mobile devices – Stadia Help

*4 Stadia – One place for all the ways we play

*5 Stadia availability & requirements – Stadia Help

*6 Home | Stadia

*7 About

*8 Unreal Engine Support for Stadia Now Available

*9 Unreal Engine の Google Stadia サポートの提供開始

*10 Announcing Stadia Makers

*11 Unity Support for Stadia: Here’s what you need to knowUnity의 Stadia 지원 관련 업데이트 소식Unity の Stadia サポートに関するお知らせ – Unity Technologies

*12 Announcing Stadia Makers

*13 Google is launching a Stadia Makers program to attract more indie developers

*14 高い処理能力が求められる PC ゲームをあらゆるデバイスでプレイするための「力」。

*15 GeForce NOW Powered by au

*16 システム要件

*17 全キャリア対応のクラウドゲームサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」

*18 GeForce NOW スタートマニュアル

*19 PS Now | Hundreds of incredible games on demand

*20 Getting started | Everything you need to know about PS Now

 


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