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多彩なツールを搭載したAutodesk Forge Viewerとは?その魅力をご紹介

「CADファイルやBIMデータを閲覧したい」
「BIMのやり取りが増えているが、ツールがなく参加できない」

とお悩みの方へ。

日本でもBIM/CIMの導入が進み、BIMデータでやり取りする企業も多いのではないでしょうか。しかしBIMデータは専用のツールがなければ閲覧すらできず、作業を効率化できません。

しかしAutodesk社のForge Viewerがあればツールを導入しなくてもBIMデータが閲覧でき、さらにコメントや注釈を入れることもできます。この記事では、多彩なツールを搭載したAutodesk Forge Viewerの魅力をご紹介します。

この記事を読むと、以下の3つのことが分かります。

・AutodeskツールForgeのこと
・ツールがなくてもデータを閲覧できるAutodesk Forge Viewerのこと
・BIMにおけるViewerの必要性

AutodeskのForgeとは

Autodesk社が提供するForgeとはAPIの1つです。Forgeを使うことで、CADデータを持っていなくてもWebブラウザ上でCADデータを操作できます。(※1)

APIはApplication Programming Interfaceの略で、ソフトウェアとプログラムをつなげる役割を持っています。Forgeの場合CADデータとWebブラウザをつなげることで、Forgeというプラットフォームを介したやり取りができるようになりました。

ForgeはAutodesk社が2015年に発表したツールで、AR/VR機能向けAPIとして提供されています。提供以降4000以上のサービスがForgeのAPIによって開発されていて、ドローンや部品検査など様々な分野で活用されているのです。(※2)

Forgeについては「Autodesk forgeで出来る事と活用例」
https://www.capa.co.jp/archives/31332)の記事でも詳しく紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

ForgeのAPIには、以下の種類があります。

Viewer
Model Derivative API
Data Management API
Design Automation API
Reality Capture API
BIM 360 API
Authentication

「iPadなどタブレットからCADデータを閲覧できるようにしたい」とお考えなら、ViewerというAPIがおすすめです。Viewerについて、次で詳しく解説していきます。

多彩なツールを搭載したAutodesk Forge Viewerの魅力

Autodesk Forge Viewerはさまざまな形式のCADデータをWebブラウザで表示できるAPIです。Autodesk Forge Viewerには多彩なツールが搭載されていて、「すでにAutodeskのツールを使っている」という企業はもちろん、「BIMツールをなかなか導入できない」という企業にとってなくてはならないものです。

Autodesk Forge Viewerがあれば、下請け企業やフリーランス、リモートワークを行うメンバーなど、BIMになかなか関われなかった人も参加できるようになるのです。

Autodesk Forge Viewerとは無料で使えるBIM閲覧ツール

Autodeskのツール「AutoCAD」といえば世界的に活用されているツールですが、高額なことでも知られています。しかしViewerは無料で公開されており、Autodeskのアカウント(無料)さえ作れば誰でも利用できます。

Viewerを使うと、以下のことができます。(※3)

・Webブラウザでデザインを表示する
・Viewerのカスタマイズ
・任意の2D/3Dファイルを開く
・注釈や図形で図面に適切なフィードバックを行う
・任意のデバイスでCADデータを表示する

ViewerはBIM閲覧ツールであり、Webブラウザさえあれば図面を確認できます。つまり高額なAutoCADを持っていなくても、手軽にCADデータを確認できるのです。

また任意のデバイスでデータを表示できるため、「AutoCADを持っていない」という人も使えます。

CADデータを作成する企業なら、ほとんどの場合AutoCADを導入するでしょう。しかしデザインを担当する企業を始め、関係者の中にはCADデータを閲覧するだけの人も少なくありません。そのような企業の多くはBIMツールを持っておらず、データを閲覧できません。

そこでAutodesk Forge Viewerだけを使うことで関係者全員がCADデータを閲覧でき、よりBIMの力を発揮できるのです。

Autodesk Forge Viewerの3つの魅力

Autodesk Forge Viewerの大きな魅力として、以下の3つが挙げられます。

・無料
・サポート形式が豊富
・注釈と作図ツールでフィードバックができる

Autodesk Forge ViewerはViewerという名前の通りデータ閲覧に特化していますが、データ閲覧に限らず、多彩なツールを搭載している点が大きな特徴です。

AutoCAD自体は高価なソフトですが、Autodesk Forge Viewerなら無料で公開されているため導入コストがかかりません。後述する手順でViewerをダウンロードすれば、誰でも簡単に手に入れられます。

BIMツールは高額で、閲覧のみのユーザーはなかなか手が出ません。ネックとなる費用がかからないので、導入のハードルがグンと下がります。

またAutodesk Forge Viewerは2D/3D含め80を超えるデータ形式の表示ができます。(2021年12月時点)関係者同士で使用するツールのデータ形式が違っていても、Autodesk Forge Viewerなら問題ありません。

そして閲覧だけではなく、注釈や図形を入れることも可能です。せっかく関係者同士で図面を共有できても、書き込みができなければメールや電話といった別のツールで伝えなければいけません。しかし図面に直接書き込みができるAutodesk Forge Viewerなら、作業をもっと効率化できるのです。

Autodesk Forge Viewerの使い方

Autodesk Forge ViewerはAutodeskにサインアップすることで簡単に利用できます。Autodesk Viewerのページ(https://viewer.autodesk.com/)にアクセスして[表示を開始]をクリックして進むと、Viewerのデザインビューが表示されます。

[自分が所有者]と[自分と共有]の画面と[新しいファイルをアップロード]の画面が表示されます。自分がファイルをアップロードしたい場合は、[ドラッグ&ドロップ]または[ファイルを選択]をクリックし、該当のデータをアップロードすればOKです。フォルダごと共有したい場合は、[フォルダをアップロード]を選択します。

関係者がCADデータを送っている場合は、[自分と共有]画面を開くと該当のデータが表示されるはずです。もし確認できない場合は、相手に確認して再アップロードをお願いします。

Autodesk Forge Viewerはほぼすべての2D/3Dデータ形式をサポートしているため、他メーカーの別形式データでも構いません。

BIMにおけるViewerの必要性

日本の建築業界でもBIM/CIMの推進が始まり、大手ゼネコンなどが様々な実績を作っています。しかし建築に関わる関係者全員がBIMツールを活用しているかというと、そうではありません。

Autodesk Forge ViewerのようにBIMデータを閲覧できるツールを導入することは、プロジェクト全体のBIM推進に直結します。

BIMの推進にはリアルタイムのコラボレーションが必要

BIM(Building Information Modeling)は建築のIT化ともいえる取り組みです。設計や施工、運用管理という全てのプロセスでデジタル上に建物を構築し、情報を共有しながら進めることで作業の大幅な効率化を図ります。

BIMデータには図面や完成予想図をはじめ、建材パーツや設備の型番や価格といった詳細なデータも与えられます。

BIMでポイントとなるのが、「関係者全員がBIMデータを共有すること」です。リアルタイムで1つのデータを共有することで、メールのやり取りや無駄な会議を省き、最新版データを見失うことなく作業を進められます。

せっかくプロジェクトでBIMを進めようと思っても、関係企業の中にBIMツールを持っていない企業があれば効率は下がります。最新情報をメールで添付したり電話でやり取りしたりして進める必要があり、BIMの輪に参加できません。

BIMツールは高額で、CADデータを確認する側の企業は躊躇してしまうものです。しかしViewerがあれば無料で使えるので、気軽に始められます。

現場のBIMツール活用でもっと効率化する

ViewerはタブレットなどBIMツールを搭載していない端末でも閲覧できます。つまり現場で使うタブレットやスマートフォンでもAutodesk Forge Viewerを利用できるので、現場で実物を確認しながらBIMモデルを修正できるのです。

現場で足場の場所や安全確保を考える時にも、BIMデータが活用できます。データ上なら自在にシミュレーションができるので、予想外のトラブルを招く心配がありません。

「立場上BIMデータは閲覧するだけ」「BIMがなかなか進まず何かきっかけがほしい」と考えているなら、ぜひAutodesk Forge Viewerをお試しください。

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※1 https://forge.autodesk.com/
※2 https://news.mynavi.jp/techplus/article/20161121-a176/
※3 https://forge.autodesk.com/api/viewer-cover-page/

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