ios9から約2ヶ月。コンテンツブロックは結局使われているのか


こんにちは、ライターの渡邊志門です。
私は2013年に大学に入学したのですが、当時から大学の華やかなキャンパスでガラケーを見かけることは無く、ほぼ全員がスマートフォンを使用していると言っても過言ではありませんでした。2015年現在ももちろん、ほぼ全員がスマートフォンを所持しているように見受けられます。
iosとAndroidの割合としてはおそらく6:4でios若干優勢といったところでしょうか。iosとAndroid両方使ったことがある、という人は案外少なく、最初のスマートフォンのOSをずっと使っている人が多い印象です。
さて、ios9がリリースされて約2ヶ月が経ちました。新機能としてコンテンツブロックが追加され、ネット上や広告界隈では話題になりました。上記のように大学でも6割はユーザーが居るであろうiosですが、一切話題になりません。たとえて言うなれば「昨日のテレビショッピング見た?」という話題くらい話題になりません。
そこにユーザーと広告提供者の剥離を感じたので、今回は本当にコンテンツブロックが使用されているのか調べました。

そもそもコンテンツブロックとは

ios9で実装されたSafari上でWebブラウズ時に表示される広告などを非表示にする機能です。
設定方法としては以下のように「設定」→「Safari」→「コンテンツブロッカー」で設定できます。
IMG_2042
IMG_2043
ただし、コンテンツブロッカーの機能は別にアプリを使用する形になるので、イメージとしてはPCブラウザのアドオンという感じでしょうか。無料アプリ、有料アプリともに幾つかの種類があり、それぞれ少しづつ機能が違うのでそこは調べてみて自分好みのものを見つけてみてください。

コンテンツブロックをすることによって、ユーザーには幾つかのメリットがあります。
①目障りな広告を非表示にできる
②サイトの表示速度が上がる
③データ通信容量が下がる
などのメリットが挙げられます。Web上には現在、無数の広告があり一部のデータでは読み込み時間を74%高速化、データ通信量は53%も削減できるという数値も出ています。
Crystal Benchmarks — Murphy Apps参照
http://murphyapps.co/blog/2015/8/22/crystal-benchmarks

実際に使ってみると、確かに若干読み込み時間が早くなった気がします。ただし広告が抜けた部分が空白で表示される場合だと良いのですが、スペースが詰まってしまうと表示崩れのようになってしまうケースがあります。

広告提供者側の考え

これに対して、広告提供者側の考えは大きく2つに分かれました。
①広告を消すような層はそもそもクリックするようなユーザーではない。
②広告ブロックによってWeb広告ビジネスは衰退する。
また、両者に共通する意見として「スマートフォンの広告はやりすぎ」という意見が挙がりました。画面いっぱいに展開する広告や追尾型は完全にユーザーの邪魔になっており、広告としての役割の範疇を超えているという意見でした。

実際にコンテンツブロックは使われているのか?

次に本題に移りたいと思います。
実際にコンテンツブロックを利用しているiosユーザーがどれくらい居るのか、近場で大学にて15人に聞いたところ、実際に利用しているユーザーは0人。コンテンツブロックの存在を知っているユーザーは2人でした。ほとんどが「コンテンツブロックの存在すら知らない」という結果だったのです。
実際にApp Storeの総合ランキング100以内のコンテンツブロックアプリのランクインは、有料アプリで25位に1つ。無料アプリには確認できませんでした。(2015/11/23現在)
そもそもiPhoneユーザーは詳細な設定や有料アプリの活用などを行わない層の購買者が多く、元々のiPhoneヘビーユーザーはコンテンツブロック以前から、何かしらの方法によってアドブロックをしていた人が多く居たそうです。

なぜコンテンツブロックをしないのか。存在は知っていたが利用していなかった2人に話聞いたところ、2人とも「面白い広告もあるから」という意見でした。確かにバナー広告1つとってもユニークなものも増えてきており、そこからアプリのダウンロードに至ったこともあるそうです。

まとめ

今回調べた範囲では実際にコンテンツブロックを利用しているユーザーは少ないようでした。また、範囲を広げたとしてもそれほど多くのユーザーが使用しているということでもなさそうです。
しかしながら、広告に対して、広告提供者は考えを改めなければいけない段階に来ているということは明らかでしょう。コンテンツマーケティングブームなどもあり、これから宣伝するということの「形」が大きく変化していくかもしれませんね。


関連記事一覧

  1. capa_fintech

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

we love develop
アプリやシステムの開発を通じて、お客様のビジネスを成長させることが私たちのビジネスです。お気軽にお問い合わせください。
 お問い合せ

お電話でのお問い合わせはこちらから
TEL:03-5297-2871

メールマガジンの登録

キャパでは誰かに話したくなるようなIT小ネタを、週に一回メルマガで配信しています。
ぜひ購読してみませんか?
 購読する

記事カテゴリ記事カテゴリ

月別投稿記事

PAGE TOP