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Apple Watchデフォルトの呼吸アプリ「Breath」の深い意味

仕事が大好きなんで1日16時間とか平気で働ける!などと思っていませんか?

 

今では政府の「働き方改革」が推進され、1日に働く時間を厳しく監視されつつありますが、若手フリーランサーやベンチャー会社経営者たちは、それとは別世界で、できるだけまる1日働いて、自分のやりたいことを精一杯やり遂げたいと思ってるのではないでしょうか。

私もそっち側の人間です。

 

とにかく1日中働きたい。朝起きてから、夜眠くなるまでずっと働きたい。

朝8時から夜12時まで働いても、残りの8時間でぐっすり眠れる。

 

けれど、ふと気づいたら一日の生産効率が非常に落ちていました。

特に、文章を書くことや、アイデアを考えることは、長時間やればいいという類のものではなく、

「集中力」こそが、最も重要なのです。

 

そんな時、Amazonか何かのレコメンドで偶然目にしたこの本。

仕事はうかつにはじめるな 石川善樹著

 

その中に、こんな記述がありました。

わたしたちは、朝から晩まで、つねに「 好調」 であり 続けることはできませ ん。

なぜなら、「好調疲れ」 を起こすからです。1日のうち、高い集中力を発揮できるのは4時間が 限界です。

 

 

あ、やっぱりそうだったんだ、と腹落ちしたのでした。

自分は1日に16時間と豪語してたものの、結局は1日にたったの「4時間」しか本当の集中タイムはないのです。

 

でも、逆に自分自身が4時間しか集中できないと気づけば、その時間をいかに大切に扱うかが大事であることに気づきました。

 

そこで私はまずその4時間を1日のどこに使うか決めて、その4時間に入る前に、「3分の深呼吸」から入るようにしました。

これは、同じく石川善樹さんが書かれた「疲れない脳をつくる生活習慣」に、仕事をはじめる前に「瞑想」を取り入れば良いということが書かれていて、その最も初歩的な取り組みとして、「姿勢と呼吸を整える」ことからはじめることが書かれていたからです。

疲れ ない 脳 を つくる ため に、 いま この 瞬間 から できる こと が あり ます。 とても かん た ん な こと です が、 ほとんど の 人 が やっ て い ない こと でも あり ます。   それ は、 背筋 を 伸ばし て、 深い 呼吸 を する こと です。

(出典:疲れない脳をつくる生活習慣 石川 善樹)

 

 

 

そこで、「集中力」が重要な仕事をはじめる前に、私は姿勢を正して深呼吸をすること必ずやってみました。

 

やってみると深呼吸することで脳に空気が送り込まれるという感覚があって、私にはピッタリくると思いました。

そして、それは1種の儀式となり、仕事に取り掛かる前のまさにルーティンとなりました。

さらに儀式行って始まったその「時間」を大切にしようと意識が芽生え、うかつにSNSのメールのチェックをするのはもったいないと思うようになりました。

名実共に集中することができるようになったのです。

 

さて、この私の「3分の呼吸」ですが、驚いたことに、その深呼吸を助けてくれるアプリが、Apple Watchに標準装備されています。

 

このアプリ、Apple Watch Series 1の時から、デフォルトで入っていたのですが、正直なんでこんなものがと思ってましたが、初めてこのアプリがとても意味のあるものだと気づきました。

 

このアプリ、当時からAppleのCEOティムクック一押しのアプリでした。Apple Watch紹介の基調講演でも堂々と取り上げられていました。

 

実は、これは今後の戦略も絡んでいて、AppleはApple Watchを軸にデジタルヘルスケア分野に本格的に取り組もうとしてるのです。

「Apple Watchで命を救う」アップルの挑戦 東洋経済オンライン 2018年1月16日

 

たかだか、深呼吸を手助けしてくれるアプリですが、その思想は、やはり「個人の生産性をあげる」という、Appleの思想に根ざす、実に深い意味のあるアプリだったのです。

 

 

 

 

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