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防犯カメラの映像から警察は画像解析で何を調べているのか

警察は防犯カメラの映像を画像解析して容疑者の特定につなげています。私たちは防犯カメラの映像を用いる捜査は、犯行現場に映っている人の顔を画像処理して割り出したり、容疑者らしき人物の足跡をたどって居場所を突き止めたりしていくものと思いがちです。しかし、実際はもっと違うものを映像から見つけ出しています。警察は防犯カメラから何を画像解析して容疑者の摘発につなげているのでしょうか。

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容疑者の特定や検挙に寄与する警察の画像解析

 

路上や繁華街などで犯罪が発生したとき、警察は街頭に設置の防犯カメラや、逃走中にすれ違った車に搭載してあるドライブレコーダーの映像を収集します。そして、収集した映像をしらみつぶしに画像解析して、容疑者の特定ならびに摘発へとつなげる捜査に力を入れています。

参考:変容する捜査環境と警察の取組 第3節 警察の取組(警察庁)
https://www.npa.go.jp/hakusyo/h26/honbun/html/qf310000.html

防犯カメラなどからの情報を画像解析するために、警察には捜査支援分析センター(SSBC)という部署があります。ここには、捜査支援画像分析システム(DAIS)と呼ばれる画像解析用のシステムがあります。画像解析能力は高く、多少の不鮮明な画像であっても容疑者の特定につながる情報を抽出できるといいます。

画像解析をもとにした捜査は地道に実績を伸ばしていて、容疑者の特定や検挙に大きく寄与しています。

参考:防犯カメラが端緒7% 容疑者特定、警察庁 「捜査に欠かせない」
https://www.sankei.com/life/news/170720/lif1707200028-n1.html

 

 

防犯カメラから特定するのは犯人の容姿よりも物的証拠の特定

 

テレビ番組の刑事ドラマに慣れ親しんでいると、画像解析による捜査といえば犯行現場周辺の防犯カメラの映像から最新の画像処理技術を駆使して容疑者の容姿を抽出するとともに、時間を追いながら足跡をたどって潜伏先を探し出した後、摘発に乗り出すと想像するでしょう。ところが、実際はもっと別の対象を重点的に画像解析しています。特に重点的に調べているのが、容疑者と断定するための物的証拠です。

防犯カメラなどからの映像から容疑者らしき人物の顔を割り出したとしても、画像解析次第では誤認逮捕をしてしまうおそれがあります。何より、顔を割り出しただけでは証拠不十分で、警察は容疑者を逮捕しても検察は起訴できません。容疑者と断定できる情報と犯行に使われた物的証拠の情報がそろっていなければ摘発に踏み切れません。そこで警察は、収集した映像から逃走に使用した自動車やバイク、あるいは身につけているものに着目して、詳細な情報を画像解析から洗い出しているのです。

 

 

画像解析は証拠を特定しやすい数字に重点

 

物的証拠を特定するために、画像解析による捜査では数字を重点的に調べるといいます。対象となるのが、車やバイクのナンバープレートです。ナンバープレートに記載の数字から自動車登録番号がわかれば持ち主を割り出せます。そして、摘発の際に容疑者宅に自動車登録番号の一致する車両があれば物的証拠となり得るため、摘発へと踏み切れます。

容疑者の顔よりも現場にあった動かぬ証拠を特定するのが、防犯カメラからの画像解析で果たす一番の目的なのです。数字は単調な文字のため、動いている対象物であったり解像度が低い画像であったりしても画像解析で鮮明に抽出して判別できるといいます。今後、数字以外の文字情報も画像解析で精度よく読み取れるようになれば、捜査能力がさらに向上するでしょう。

 

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