BIMフリーソフト導入で失敗しないために|IFC・OpenBIM・互換性から考える選び方

1. はじめに|BIMフリーソフトは「無料」より「互換性」が重要

近年、建設業界ではBIM(Building Information Modeling)の活用が広がりつつあり、国土交通省も建築BIM推進会議やガイドライン整備などを通じて普及に取り組んでいます(参照*1、参照*2) 。こうした流れの中で、コストを抑えながらBIMを試すために、「まずはBIMフリーソフトを使ってみたい」と考える中小規模の建設会社や個人事業者も見られるようになっています。

しかし、無料で3Dモデルを作成できるからといって、そのまま実務に使えるとは限りません。建設業界では、異なるBIMソフトウェア間でデータを円滑にやり取りする場面が多いため、ベンダーに依存しにくい互換性が重要です。具体的には、IFC(Industry Foundation Classes)という標準規格への対応や、OpenBIMというオープンな考え方に沿って運用できるかどうかが大きなポイントになります(参照*3参照*4)。

本記事では、BIMフリーソフトを選ぶうえで確認したい「IFC対応」「OpenBIM対応」「商用利用の可否」「将来的なデータ移行」の4つの要素を中心に、導入で失敗しないためのポイントを解説します。中学生でも理解しやすい平易な言葉を心がけながら、実務にもつながる情報をお伝えします。

BIM導入を検討している方が、フリーソフトの活用方法や注意点を理解し、将来のデータ互換性で困らないようにするための参考になれば幸いです。

2. BIMフリーソフトとは?基本知識から始めよう

BIMフリーソフトと聞くと、「無料で使える」「手軽に導入できる」といった印象を持つかもしれません。しかし、実際には機能やライセンス条件によって活用できる範囲が異なります。

ここでは、BIMと3D CADの違い、BIMフリーソフトの種類、そして「無料で使える」と「実務で使える」の違いを整理します。オープンソース型や教育版、無料プラン・Web版の特徴も確認しながら、フリーソフト選びの基礎を押さえていきましょう。

2.1. BIMと3D CADの違いを理解する

BIM(Building Information Modeling)と3D CADの大きな違いは、モデル内に部材や素材などの「情報」が含まれているかどうかです。

3D CADは主に形状を正確に作成することを目的としており、図面作成や外観検討に適しています。一方、BIMでは建物の形状に加え、コンクリート量や部材仕様、設備の配管ルートなどの属性情報も扱うことができます。

建物全体の属性情報を反映した3Dモデルを活用することで、数量拾いや干渉チェックの効率化が期待できます。国土交通省の建築BIM関連資料でも、建設プロジェクト全体を通じた情報活用の重要性が示されています(参照*1) 。 

項目BIM3D CAD
主な目的情報を含めた建物管理形状作成
属性情報
数量拾い
干渉チェック
データ共有

この違いを理解しておくことで、BIMが単なる3Dモデリングツールではなく、維持管理や他社とのデータ共有にも役立つ仕組みであることが分かりやすくなるでしょう。

2.2. BIMフリーソフトの種類と特徴

BIMフリーソフトには、主に次の3つのタイプがあります。

1. オープンソース型
ソフトウェアのソースコードが公開されており、自由度高く利用できるものが多いのが特徴です。FreeCADは代表的な例で、建設分野以外でも幅広く活用されています。コミュニティ主導で開発が進められている点も特徴です。

2. 教育版ソフト
企業が提供するBIMソフトの教育版は、学習目的を前提として無料で利用できる場合があります。ただし、商用利用に制限があることが多く、機能面にも制約が設けられている場合があります。

3. 無料プラン・Web版
SketchUp Freeのように、ブラウザ上で基本的な3Dモデリングを行えるサービスもあります。ただし、対応する入出力形式やBIM向け機能は有料版と異なるため、実務で利用する前にプラン内容を確認することが大切です。

2.3. 「無料で使える」と「実務で使える」は大きく違う。

「BIMフリーソフト」と一口に言っても、無料で利用できる範囲と、実務で十分に活用できる範囲には大きな違いがあります。

例えば、3Dモデルを作成できるだけでは、建設プロジェクトで必要となる属性情報の管理や商用利用の条件を満たせない場合があります。また、IFCやOpenBIMへの対応状況によっては、データ共有や共同作業が難しくなることもあります。

buildingSMARTが提唱するBIMデータモデルの活用では、複数のソフトウェアや社内外の関係者とのデータ共有が重要です(参照*5) 。そのため、「無料で使える」ことは魅力の一つですが、「実務で使える」かどうかを見極めることも欠かせません。

単に導入コストだけで判断するのではなく、建設業界の標準規格への対応や商用利用の可否も含めて、自社に合ったソフトを選ぶことが重要です。

3. BIMフリーソフト導入で確認すべき4つのポイント

BIMフリーソフトを選ぶ際は、価格だけでなく実務で継続利用できるかを確認することが重要です。

特に確認したいのは、「IFC対応」「OpenBIM対応」「商用利用の可否」「将来のデータ移行性」の4点です。これらは導入後の運用や他ソフトとの連携にも関わるため、事前に確認しておきましょう。

3.1. IFCに対応しているかどうか

IFC(Industry Foundation Classes)は、建築分野のBIMデータ交換に使われる国際標準規格です(参照*3) 。 

IFCに対応していないソフトでは、他のソフトとのデータ交換時にトラブルが起こりやすくなります。例えば、形状は読み込めても属性情報(建材の仕上げや数量など)が失われたり、オブジェクト変換エラーによって再入力が必要になったりすることがあります。

実務では、複数の協力会社や関係者とデータを共有する場面が少なくありません。IFCが利用できないとプロジェクト全体の情報管理に影響するため、BIMフリーソフトを選ぶ際はIFCの入出力機能を優先的に確認しましょう。

3.2. OpenBIMに沿った運用ができるかどうか 

OpenBIMとは、特定ベンダーに依存せずにBIMデータを活用する考え方です(参照*4) 。 

ベンダー独自の形式によるクローズドBIMでは、他のソフトとの連携が難しくなる場合があります。特定製品への依存が強まるだけでなく、データ移行時に余計な作業が発生する可能性もあります。

フリーソフトを選ぶ際も、OpenBIMに沿った運用ができるかを確認することが大切です。特にIFCを重視した設計が行われているソフトであれば、将来的なデータ活用や再利用を進めやすくなります。

3.3. 商用利用が可能かどうか

BIMフリーソフトでも、学習目的と商用目的ではライセンス条件が異なる場合があります。教育版ソフトの中には非営利利用に限定されているものがあり、無料体験版には利用期限や機能制限が設けられていることも少なくありません。

業務で継続的に利用する場合は、商用利用が認められているかを必ず確認しましょう。チームで導入する場合は、全員が利用できる条件になっているか、追加費用が発生しないかも重要な確認項目です。

特にフリーランスや小規模事務所では、利用条件を十分に確認しないまま実務に導入すると、後からライセンスやサポートに関する問題が発生する可能性があります。

3.4. 将来的なデータ移行が可能かどうか

BIMを本格的に活用していくと、将来的にRevitやArchicadなどの商用BIMソフトへ移行するケースも考えられます。大規模プロジェクトや社内標準化を進める場合も同様です。

そのため、フリーソフトで作成したデータをスムーズに移行できるかどうかは重要な確認ポイントになります。IFC4などのバージョンに対応し、属性情報を保持したままエクスポートできるかを確認しておきましょう。

また、buildingSMARTが公開しているIFCの仕様や対応状況も参考になります(参照*11) 。モデル形状だけでなく、BIM情報全体を移行できるかを確認しておくことで、将来的な作業負担やトラブルを減らしやすくなります。

4. なぜIFCが重要なのか|実務で起こる互換性トラブル

引用:https://www.buildingsmart.org/standards/bsi-standards/industry-foundation-classes/

IFCが重要視される理由は、実務では異なるソフトウェア間でデータを連携する場面が多いからです。

例えば、施主や設計事務所はA社のソフトを使い、施工者や設備業者は別のB社のソフトを使っているなど、関係者ごとに利用するツールが異なるケースは少なくありません。その際、IFCを介してモデル情報を共有できると、異なるソフト間でも形状情報や属性情報を受け渡しやすくなります。ただし、ソフトごとの実装差により、属性の欠落や変換差異が生じる場合もあります。

一方、IFCに対応していないソフトを使うと、データ破損や情報欠落が起こりやすく、二度手間の原因になることがあります。この章では、実務で起こりやすいトラブルとIFCの重要性を見ていきましょう。

4.1. IFCとは何か

IFC(Industry Foundation Classes)は、buildingSMART Internationalが策定・管理するBIMデータ交換規格です(参照*3) 。壁や床などの形状情報だけでなく、部材の仕様や数量といった属性情報も扱うことができます。

異なるソフト間でデータを共有しやすくするため、多くのBIMプロジェクトで活用されています。

4.2. IFC非対応で起こる問題

IFCに対応していないBIMフリーソフトを使う場合、次のような問題が起こる可能性があります。

問題内容
属性情報の欠落建材や寸法などの情報が失われる場合がある
オブジェクト変換エラー柱や壁などの認識が変わる場合がある
再入力作業の増大手戻りによる工数増加につながる

互換性不足による手戻り作業は大きな負担になるうえ、成果物の品質にも影響するため、IFC対応の有無は重要な選定基準になります。

4.3. BIMフリーソフトで確認すべきIFC機能

BIMフリーソフトを使う際は、どのようなIFC機能を確認すればよいのでしょうか。代表的なポイントは以下の通りです。

  • IFCの読み込み
  • IFCでの書き出し(エクスポート)
  • 属性情報やBIMデータモデルを保持できるか
  • 対応するIFCバージョン(IFC2x3やIFC4など)

例えばBonsai(旧BlenderBIM)では、IFCを中心としたOpenBIMワークフローを重視しており、複雑なデータも扱いやすい利点があります。いずれにしても、「IFC対応」といっても読み込みだけなのか、書き出しまで対応しているのかなど、詳細を事前に確認することが大切です。

5. OpenBIMとは?BIMフリーソフトとの関係

引用:https://www.buildingsmart.org/about/openbim/

OpenBIMとは、特定の企業が独占する形式ではなく、国際的な標準規格を活用してデータを連携しようという考え方です。BIMフリーソフトを利用する場合ほど、このOpenBIMの考え方が重要になります。

なぜなら、フリーソフトだけでプロジェクトを最後まで完結させるのは難しく、途中で別のソフトや外部パートナーとの連携が必要になることが多いからです。OpenBIMは、そうした連携を円滑に進めるための基盤となります。

ここでは、OpenBIMの考え方とクローズドBIMとの違い、そしてBIMフリーソフトを利用する際にOpenBIMを意識する重要性について整理していきます。企業のBIMマネージャーとしては、社内だけでなく取引先とも連携しやすい体制づくりを意識することが大切です。

5.1. OpenBIMの考え方

OpenBIMは、buildingSMARTが提唱するベンダーニュートラルな情報交換の考え方です(参照*4) 。IFCなどのオープンな規格を活用することで、特定ベンダーへの依存を抑えながらデータ共有を進められます。

複数の企業や関係者が参加するプロジェクトでも、異なるソフト間で連携しやすい点が特徴です。

5.2. クローズドBIMとの違い

クローズドBIMでは、特定ベンダーの独自フォーマットが中心となるため、他社ソフトで利用する際に情報が欠落することがあります。例えば、特定ベンダー独自のファイル形式でデータをやり取りすると、対応ソフトを導入していないメンバーは編集できないだけでなく、閲覧にも制限が生じる場合があります。

一方、OpenBIMは共通規格によるデータ連携を重視しているため、互換性を高めやすく、将来的なデータ移行にも対応しやすくなります。下記の比較表を見ると、その違いが分かりやすいでしょう。

項目OpenBIMクローズドBIM
互換性高い限定的
ベンダー依存低い高い
データ移行しやすい難しい

BIMを本格的に導入する企業にとって、この違いは将来的なコストや運用の柔軟性に大きく関わります。

5.3. BIMフリーソフト利用者がOpenBIMを理解すべき理由

フリーソフトは導入コストを抑えられる一方で、サポート体制や拡張性に限界がある場合があります。そのため、OpenBIMの考え方を理解しておくと、必要に応じて他のソフトと組み合わせたり、作成したモデルを商用ソフトへ移行したりする際の手戻りを減らしやすくなります。

特にBonsaiのようにIFCを重視したフリーソフトは、OpenBIMの運用と相性が良く、建築情報を保持したままデータ交換しやすいという特徴があります。反対に、OpenBIMを意識していないソフトでは、後になって「必要な機能がない」「対応形式が不足している」といった問題が発生することもあります。

BIMを活用するうえで、OpenBIMとIFCの理解は重要です。 

6. BIMフリーソフトの代表例と特徴

ここまで解説してきたIFCやOpenBIMの観点を踏まえ、代表的なBIMフリーソフトとしてFreeCAD、Bonsai、SketchUp Freeの3つを紹介します。最後に比較表も掲載していますので、導入を検討する際の参考にしてください。

それぞれ得意分野や機能の範囲が異なるため、「チーム全体で利用するのか」「BIM学習が目的なのか」「商用利用を想定しているのか」など、自社の運用方針に合わせて選ぶことが大切です。

また、対応するIFCバージョンはソフトによって異なる場合があるため、導入前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。

6.1. FreeCADの概要と特徴

引用:https://www.freecad.org/index.php?lang=ja

FreeCADはオープンソースの3Dモデラーで、機械設計や建築設計など幅広い用途で利用されています(参照*6) 。BIMワークベンチを追加することで、BIM向け機能を利用できます。

主な特徴は以下の通りです。

  1. オープンソース
  2. 拡張性が高い
  3. IFCの読み書きに対応(バージョンによる制限あり)

建設業界ではまだ主流とはいえませんが、建築BIM向けのモジュールも用意されており、今後のコミュニティ発展が期待されるフリーソフトです。

商用利用も可能なため、企業がフリーソフトを本格的に試したい場合には、教育版ソフトより導入しやすい選択肢といえるでしょう(参照*7) 。

6.2. Bonsai(旧BlenderBIM)の特徴と評価 

引用:https://bonsaibim.org/index.html

Bonsaiは、Blender上でOpenBIMモデルを扱うためのアドオンです(参照*8) 。IFCを用いたBIMオブジェクトの作成・編集ができるため、OpenBIMを重視するワークフローで活用しやすい点が特徴です(参照*9) 。 また、BIM実務の入り口として関心を集めています。 

一方で、Bonsai特有のユーザーインターフェースには慣れが必要です。ただし、オープンソースの特長を活かしながら、実務的なBIM環境を構築しやすいという利点があります。

6.3. SketchUp Freeの制限と可能性

引用:https://sketchup.trimble.com/ja-jp

SketchUpは、3Dモデリングの入門ソフトとして世界的に利用されています。その無料版であるSketchUp Freeは、ブラウザから利用できる手軽さが特徴です(参照*10) 。

ただし、本格的なBIM運用を行う場合にはいくつか注意点があります。IFCを活用した本格的なデータ連携には制約があり、利用できる機能も有料版とは異なります。また、利用条件についても事前に確認しておくことが大切です。

その一方で、操作が分かりやすく、ブラウザ環境で手軽にモデルを作成できる点は大きな魅力です。初めて3Dモデリングを学ぶ方や、小規模な検討用途には十分活用できるでしょう。

6.4. 比較表:主要なBIMフリーソフトの機能

以下は、3つのソフトの特徴を簡単にまとめた比較表です。

ソフトIFC対応OpenBIM商用利用特徴
FreeCADオープンソースで拡張性が高い
Bonsai(旧BlenderBIM)IFC中心の設計が可能
SketchUp Free利用条件を要確認ブラウザから利用可能

7. BIMフリーソフトだけで実務はできるのか

BIMフリーソフトだけで実務を進められるかどうかは、プロジェクトの規模や必要な機能によって異なります。国土交通省が推進するBIM活用の流れを見ると、設計から施工、維持管理まで一貫して情報を活用する取り組みが広がっています。

例えば、小規模なリノベーションや個人レベルの検証プロジェクトであれば、FreeCADやBonsaiでも柱・壁・床といった基本要素を扱いながら、属性情報を管理できるでしょう。社内でBIMの学習や実践を進めるうえでも、フリーソフトは有力な選択肢になります。

一方で、大規模プロジェクトや公的機関との連携が求められるケースでは、フリーソフトだけでは対応が難しいこともあります。サポート体制や大人数での共同作業を考えると、大手ベンダー製品が必要になる場面も少なくありません。そのため、現場のニーズやコストを踏まえながら、フリーソフトをどのように活用するかを検討することが重要です。

8. まとめ|BIMフリーソフトは価格ではなく「将来の互換性」で選ぶ

この記事では、BIMフリーソフト導入で失敗しないための選定基準を解説しました。重要なポイントは、IFCとOpenBIMへの対応、商用利用の可否、そして将来的なデータ移行性です。

建設業界では、国土交通省の取り組みなどを背景に、BIMを活用した業務フローが広がりつつあります。二度手間やデータ破損を避けるためにも、buildingSMARTが策定する標準規格を意識しながら、フリーソフトの導入を検討することが大切です(参照*3参照*4) 。

特にIFCとOpenBIMは、ベンダーを超えて情報を共有するうえで重要な土台になります。フリーソフトを活用して導入コストを抑えながら、商用ソフトともデータをやり取りできる環境を整えておけば、将来的な規模拡大にも対応しやすくなります。

BIM学習の段階でフリーソフトを試し、必要に応じて有料ソフトへ移行する進め方も有効です。最終的には「価格」だけで判断せず、「データ交換のしやすさ」や「運用のしやすさ」も含めて選ぶことが、BIMを実務で活かす第一歩になるでしょう。

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<参考文献>

(*1)建築:建築BIM推進会議 - 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/kenchikuBIMsuishinkaigi.html

(*2)建築:建築BIM推進会議・部会・WGについて - 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000181.html

(*3)Industry Foundation Classes (IFC) - buildingSMART International
https://www.buildingsmart.org/standards/bsi-standards/industry-foundation-classes/

(*4)openBIM - buildingSMART International
https://www.buildingsmart.org/about/openbim/

(*5)buildingSMART International
https://www.buildingsmart.org/

(*6)FreeCAD: あなたのための 3D パラメトリック・モデラー
https://www.freecad.org/index.php?lang=ja

(*7)License - FreeCAD Documentation
https://wiki.freecad.org/License

(*8)Bonsai - beautiful, detailed, and data-rich OpenBIM
https://bonsaibim.org/

(*9)Bonsai 0.8.5 documentation
https://docs.bonsaibim.org/

(*10)Free 3D Modeling Software | 3D Design Online | SketchUp Free Subscription | SketchUp
https://sketchup.trimble.com/en/plans-and-pricing/sketchup-free

(*11)Industry Foundation Classes (IFC) - buildingSMART Technical
https://technical.buildingsmart.org/standards/ifc/