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アプリ開発に必要な費用を明確にするためのポイントとは

ソフトウェア制作やシステム構築の外注を考えて、複数の開発会社に相見積もりを取って比較した時に、「随分金額が違うな・・・」と感じたことはないでしょうか?発注者側はその違いを「やすい業者も高い業者もあるものだ」と考えがちですが、よくよく見ると微妙に開発内容が違っていたりすることもあります。アプリ開発でもちょっとした思いつきで「こんな機能もあったほうが便利そうだから、それも込みで見積もりして」と1社にだけ気軽に口頭で付け加えたことが、実は以外に難易度が高くて全体として高い見積が出てくる、ということもよくあることです。

この記事では、こうしたバラつきをなるべく少なくして、アプリ開発に必要な費用を明確にするためのポイントをお伝えします。

アプリ開発の概要を簡単にドキュメントにすることが費用明確化の第一歩

アプリ開発をしたい、という場合にいきなり開発会社に相談するという手もありますが、のちのちのことを考えると一番良いのは簡単なメモ程度のもので良いので「どんなアプリを作りたいのか」をA4一枚程度のドキュメントにすることです。「アプリ開発の目的」「どうしてそのアプリが必要なのか」「アプリで解決したい課題」「希望納期」などを社内でまとめる過程で、それまで自分たちでも見えていなかった部分がはっきりしてきます。

こうしたドキュメントがあれば、依頼側と開発側で「要求定義(やりたいこと)」と「要件定義(求められる機能)」のキャッチボールが非常に明確になります。

具体的な書き方の例ついては、このブログの中の「RFP(提案依頼書)の書き方をマスターしよう」という記事も是非参照してください。

どこからどこまで依頼するのか、依頼範囲を明確にしよう

例えばプロモーション用にゲームアプリの開発を依頼したい、という場合ハイスコアの管理やプッシュ通信などの機能を加えるためには、アプリだけでなくサーバー側でシステムを組む必要があります。その時のハードウェアやネットワーク接続の費用はどうするべきかなどの問題も出てきます。

また、サービスをリリースしたあとのメンテナンスはどうするのか、なにかトラブルが起きた時に備えた保守対応はどうするのか、ということも事前に決めておかないと、後で想定金額が大きく異なってきます。

初期費用にはまとまった予算を避けるけど、その後のメンテはできるだけお金がかからないようにしたい、あるいはその逆のケースなど、同じアプリを作るにしてもトータルのコストは依頼範囲によってかなり変わってきますので、その点も社内でコンセンサスを得ておく必要があります。

アプリ開発の実績が豊富な開発会社なら、妥当な金額が出てきます

アプリ開発の経験があまりない開発会社の場合には、世間の相場とかけ離れた見積もりが上がってくる場合がしばしば起こります。見積もりの方法の一つに「類推法」というやり方がありますが、過去に開発した類似のアプリの実績を元に推定していく方式です。

同じようなアプリの開発の経験が豊富だということは、数多くの発注者とのやり取りをこなしてきているということでもありますので、「そのご要望はこんな形で実現すると費用が安く済みますよ」とか「その機能は見た目よりもかなり費用がかかってしまいます」などの、発注者が気付いていない部分を丁寧に教えてくれるという場合も多いです。

最初に作成したドキュメントを元にして、発注者がどんなことをしたいのかを丁寧にヒアリングして、最適な方法を考えてくれるので、機能は必要最小限なものに絞りこまれていき、結果として開発費用も安くなるケースが多いです。

逆に経験不足・実績不足の開発会社では、本当にお客さまにとって必要な機能なのかどうかをきちんと確かめないままに、リクエストの合った機能を積み上げていって見積もりを作るケースが多いので、結果として開発費用もあがるケースが多いのです。

【まとめ】

以上、アプリ開発に必要な費用を明確にするためのポイントを3つお伝えしました。曖昧な部分を明確にしていくことが正確なアプリ開発の費用を出す大原則ですが、そのためには実績豊富でコミュニケーション能力の高い開発会社を選ぶことが大切です。この記事を参考にぜひ、アプリ開発を成功させてください!

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