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Apple Pay日本上陸!FeliCa対応などで一気に普及も

「Apple Payを世界中に広げたい。次は日本だ」というAppleの上級副社長フィル・シラー氏の言葉からも分かるように、Apple Payの上陸にあたってのAppleの力の入れ用はなみなみならぬものがあります。

このブログで以前Apple Payについて「上陸待ち遠しいApple Pay、おサイフケータイとはどこが違う?」と題して上陸前のApple Payを取り上げたときには、「東京オリンピックの準備が起爆剤になるか?」とう予想も紹介しました。
それが今回良い意味で裏切られました。東京オリンピックを待つことなく、新型iPhone発表に合わせ日本での普及に欠かせない「FeliCa」対応を済ませた満を持しての上陸です!

 

Apple Payで便利になる日本での決済シーン

期待されながらも「日本では先の話・・・」とどこか他人事だったApple Payが、一気に日本の決済シーンを便利にしてくれることが現実の話になりました。

これまでも、Apple Pay自体は、iPhone 6シリーズや、iPhone SE、iPad Pro、iPad Air 2」「iPad mini 4、iPad mini 3、Apple Watchでも使うことができましたがFeliCaに未対応だったため、店舗での決済や交通機関での利用はできず、Webやアプリ上での決済手段のみで使用できる状況でした。

 

せっかくのモバイル端末なのに、日本では出かけたときに交通機関やお店で使えない、という状態でしたのでApple Payの魅力が十分浸透していないという状況が続いていたわけです。しかし今回、Apple Payに設定したクレジットカードやプリペイドカードが非接触型の決済手段である「QUICPay」や「iD」として割り当てられるようになるため、外出先の加盟店で利用できるようになりました。

また、日本でのApple Pay普及のキラーアプリになるだろう、といわれているのがSuicaです。QUICPay、iDで決済するときには、iPhoneの指紋認証機能である「Touch ID」を使いますので、ホームボタンに指を触れさせた状態で決済端末にiPhoneをかざすことが必要になります。しかしSuicaの場合には、日本人が使い慣れているおサイフケータイの「タッチ&ゴー」のように、端末にiPhoneをかざすだけですぐに交通機関や店舗での決済ができるという仕組みになっています。

 

待ちきれない!Apple Payのスタートは10月末頃に実現

日本の利用シーンを考えて日本独自仕様を搭載したiPhone7が発売されましたが、Apple Payの日本でのサービス開始は10月の下旬くらいになりそうです。

日本でのカード発行会社側との契約条件の最終の詰めと、Suicaを使った独自サービスの技術検証にあと若干の時間がかかるということです。
すでにiPhone7を手に入れた人は、おそらく10月の最終週に予想されるこのあたりのiOSのアップデートをした後、必要な設定を行えば実際に使うことができるようになります。

この記事の冒頭で「Apple Payを世界中に広げたい。次は日本だ」というAppleの上級副社長フィル・シラー氏の言葉をご紹介しましたが、今回の新型iPhoneでFeliCaが搭載されているのは、日本で発売されるモデルのみです。

これまで、日米同時発売など形でAppleが日本でのユーザーを最重視してきたことは何度もありました。しかし今回は、今後Appleのサービスの核となりうる決済サービスでわざわざ日本独自の仕様に合わせた技術的な調整をして新型iPhoneを投入したことになります。

いっきに日本での使用シーンが具体的になったiPhone7+Apple PayのFeliCa対応で、モバイル決済がどのように変わっていくのかますます楽しみです。

 
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