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Apple MusicとiTunes Storeのちがいとは?サービス内容・料金などを解説!

Appleが提供する音楽配信サービスには「Apple Music」と「iTunes Store」の2種類があります。どちらもApple提供のサービスですが、実はその中身は全く異なります。今回は「Apple Music」と「iTunes Store」のちがいについて解説していきます。

この記事では以下の3つのことがわかります。
①Apple MusicとiTunes Storeのサービス内容のちがい
②Apple MusicとiTunes Storeの料金設定
③Apple Musicのお得な始め方

Apple Musicとは?

Apple Musicは毎月定額で7000万曲以上が聴き放題となるサブスクリプション型のストリーミングサービスです。広告や機能制限はなく、毎月一定額を支払えばオンラインで好きなだけ音楽を聞くことができます。

また気に入った曲はダウンロードしてオフライン上で再生できるため、通信量などを気にせずに利用できるのもメリットです。ただし、一度Apple Musicを解約すると、ダウンロードしていた曲を聴くことはできなくなります。

iTunes Storeとは?

iTunes Storeは動画や映画、音楽を購入できるストア型のコンテンツ配信サービスです。ミュージックを一曲単位、あるいはアルバム単位で購入でき、認証したデバイスならいつでも購入した曲を聴くことができます。

購入した曲はDRMフリーとなっており、使用制限がないことが特長です。一度購入した楽曲であれば、どのような状況でも認証デバイスで聴くことができます。

Apple MusicとiTunes Storeの違い

Apple Musicとi Tunes Storeではどちらも音楽を聴くことができるツールです。しかし、Apple MusicとiTunes Storeには明確な違いが存在します。

Apple MusicとiTunes Storeの違い
・定額配信と買い切りの違い
・配信されている曲の違い
・利用料金の違い

それぞれの違いを見ていきましょう。

Apple MusicとiTunes Storeのちがい

定額聴き放題 vs 楽曲購入(買い切り)

Apple MusicとiTunes Storeはいくつかの点で異なりますが、中でも重要なポイントは「購入形態が違う」という点です。

Apple Musicが「定額聴き放題の音楽ストリーミングサービス」であるのに対し、iTunes Storeは「楽曲データの購入・ダウンロードサービス」がメインになっています

よりわかりやすく言えば、2つのサービスでは何に対してお金を払っているかが異なります。Apple Musicでは7000万曲以上の曲をストリーミングで「聴く権利」に対して毎月お金を払います。

ストリーミングだけでなく、楽曲を端末にダウンロードして再生することも可能ですが、ダウンロードした音楽ファイルの所有権はユーザーにありません。そのため、Apple Musicを解約した後はダウンロード済みの曲であっても再生不可となります。

Apple Musicは動画のNetflix、書籍のKindleUnlimitedなどに代表されるサブスクリプション型(定額を支払うことで一定期間コンテンツが使い放題)サービスの一種というわけです。

一方で、iTunes Storeは「楽曲あるいはアルバム単位の音楽データ」そのものをお金を払って購入するオンライン上のお店です。

購入・ダウンロードした音楽データはユーザーの所有物となるので基本的にずっと利用することができます。iPhoneからAndroidに端末を切り替えたとしても、iTunes Storeで購入した楽曲なら所有権を保有しているため、再度ダウンロードすることで音楽を聴くことが可能です。

また、iTunes Storeで購入した楽曲にはDRMとよばれるコピー制限が掛かっていないため、ファイルのコピーも簡単に行なえます。

Apple Musicで配信される楽曲データはDRMによりデータの複製が制限されているため、基本的に自分の端末で楽しむ用途に限られます。

CDショップで楽曲を購入していたことをデジタルの世界に置き換え、オンライン上のショップで音楽データを購入できるようにしたのがiTunes Storeと理解するとわかりやすいかもしれません。

利用できる曲数は同じ?

Appleが公式に出している情報によれば、「iTunes Storeで購入できる曲数は7000万曲以上」「Apple Musicで聴き放題となる曲数はiTunes Store内の曲の7000万曲以上」と数字的にはどちらも7000万曲以上となっています。

しかし、iTunes Storeで購入はできるものの、Apple Musicでの聴き放題には含まれていない楽曲も一部存在するようです。

音楽ストリーミングサービスの大手といえばSpotifyですが、Spotifyで聴ける楽曲数は公式発表で5,000万曲以上。Apple Musicの方が楽曲数は多くなっています。音楽ストリーミングサービスでは全体の曲数よりも自分が聞きたい曲の取り扱いがあるかどうかの方が重要ですが、Apple Musicがストリーミングサービスとして十分な楽曲数を用意していることが伺えます。

Apple Music、iTunes Storeの利用料金

・Apple Musicの利用料金はいくら?

Apple Musicは定額聴き放題サービスなので、毎月定額を支払います。
プランは3種類あり、個人プランが月980円、家族6人まで利用できるファミリープランが月額1,480円、学生限定の学生プランが月額480円となっています(価格はすべて税込)。

料金を支払っている間は登録されている曲が聴き放題で、端末に曲をダウンロードするオフライン再生も無制限に楽しむことができます。

学生プランを利用するには大学(短期、大学院含む)、専門学校といった機関の在学証明が必要です。残念ながら、18歳以下で学生プランを利用できるのは高等専門学校生のみとなります。*1

・iTunes Storeの利用料金はいくら?
iTunes Storeを利用するにあたって、楽曲(アルバム)の購入以外に料金はかかりません。1曲あたりの値段は150円、200円、250円のいずれかとなっています。アルバム単位で購入することも可能で、一曲ごとに購入するよりも割安になるメリットがあります。

また、ぜひ知っておいてもらいたいのが「コンプリート・マイ・アルバム」という機能です。これは「購入済みの楽曲が含まれるアルバムを後から購入した場合、アルバム代金から購入済みの楽曲代金を値引いてくれる」という便利機能になっています。

たとえば、あるアーティストの曲を250円で購入した場合。曲が気に入ったので、すでに購入した曲が含まれている2,500円のベストアルバムを購入したくなったとします。普通なら新たにアルバム代2,500円を払わなければならず、もともと購入していた曲に関しては二重に代金を払わなければなりません。

しかし、コンプリート・マイ・アルバム機能があれば、2,500円からすでに購入済みの曲の代金250円を引いた2,250円でアルバムが購入できてしまうのです。いきなりアルバムを購入するのがためらわれる場合でも、一曲から気軽にお試しできるので非常に便利ですよね。

「特定の曲だけを聞きたい」という場合は、iTunes Storeの買い切り型でコストを抑えられます。一方で、「いろいろな曲をたくさん聞きたい」という場合は、Apple Musicのサブスク型でコスパよく楽曲を聴くことができます。

Apple MusicとiTunes Storeにはどちらも一長一短のメリットがあるため、「どのように曲を聞きたいか」に合わせて選択することがベストです。

Apple Musicは3ヶ月の無料体験あり

サブスク型のサービスでは初回に限り無料体験ができるのが定番となっており、Apple Musicももちろん無料体験を用意しています。

しかも無料体験は1ヶ月限定のサービスが多い中、Apple Musicはなんと3ヶ月の無料体験が可能。聴きたい曲があるか不安、使い勝手を先に知りたい、というユーザーにも十分すぎるほどのお試し期間となっています。

なお、Apple MusicのライバルとなるSpotifyには広告・機能制限ありで期間無制限の無料プランが用意されていますが、Apple Musicには無料プランが存在しません広告や機能制限が一切ない有料プランのみとなりますので、長期的な利用にはランニングコストがかかります。

Appleとしては「無料体験期間をたっぷり用意するからその間にサブスクを継続するか決めてね」というスタンスなのでしょう。

まとめ

今回はAppleが提供する音楽サービス「Apple Music」と「iTunes Store」の違いについて解説しました。基本的には前者が定額聴き放題のストリーミングサービス、後者が買い切り型の音楽ファイル購入サービスだと理解しておけば間違いないでしょう。
各自のミュージックライフによって最適なサービスは異なりますが、この記事が検討の助けになれば幸いです。

*1 義務教育を実施する教育機関および高等学校は、現時点では対象外です。

https://www.apple.com/jp/apple-music/

2021年3月11日加筆

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