禁断の一手がついに。iPhoneXのホームボタン廃止で何が変わる?
ホームボタン廃止で操作はどう変わった?
11月3日の発売までもうすぐ!予約は10月27日からです、お忘れなく!
ところで、これまでリリースされた情報によれば、iPhoneXからホームボタンが廃止されるそうですね。
ホームボタンの安心感。これはiPhoneユーザーならだれもが知るところでして。
ロックを解除する時やアプリを使っている最中にホーム画面に戻るときなど、特に意識もせずホームボタンを使っていた方にとっては、新しい操作に慣れるのに時間が掛かるかもしれません。
顔認証の導入
この変更によって指紋認証機能がなくなり、変わって「Face ID」=顔認証になります。
ロックの解除、認証、支払いと言った機能を利用するときなどこのFace IDがすべてのはじまりになるというわけです。
とはいえ、顔認証でロックは解除できても、ホームボタンを押して一回戻るというクセはなかなか抜けないもの。
大丈夫、安心してください!ホームボタンの変わりになるものが導入されます。
それは黒いライン。
ホームボタンの変わりに画面一番に黒い線が表示されます。これがホームボタンの変わりをするんですね。
この黒い線をスワイプすればホーム画面に戻れますが、途中でスワイプを止めれば、バックグラウンド画面を表示させることができます。
従来はホームボタンを2回押していた動作がよりスマートに(なったのか?)なりましたね。
ちなみにロック中にホームボタンを2回押すと作動していたApple Payですが、今度はスリープボタンの2回押しで作動するようになりました。
ホームボタンの長押しで起動していたSiriは、今度はスリープボタンを長押しすると起動します。
スクリーンショットはスリープボタンとホームボタンの同時押しだったのが、iPhoneXではスリープボタンと音量上ボタンを同時押しに変わっています。
このように、ホームボタンを無くしたことでいろいろな部分の操作が変わってきています。
最初は慣れない操作に戸惑うかもしれませんが、なんだかんだ言って人はすぐ置かれた環境に慣れるもの。心配無用です。
なぜホームボタンを無くしたのか
Appleとしては、このホームボタンを廃止することで「枠さえない、前面ディスプレイのスマホを作りたかった」とのこと。
iPhoneといえばこのホームボタンこそある意味代名詞だったはずです。
利用する側も端末下の中央にヘコっと空いた空間、この空間に親指をそっと持っていく動き、ツルっとした感触がある種の安心感だったわけです(自分だけ?)。
当のApple社もこのホームボタンには少なからずこだわりがあり、Androidスマホのいくつかがホームボタンを廃止してもなお、iPhoneには搭載し続けていたのがその証拠です。
ホームボタンを押しさえすれば、最初の画面に戻る。
このシンプルなボタン操作が好かれたからこそ、女性ウケが良く、日本でここまでiPhoneがシェアを広げた理由だったはず…。
しかし!iPhoneXでは「すべてがスクリーンのiPhoneを作り」、「あなたの指や声、さらには視線にも反応できるインテリジェントなiPhoneを作る」という、まさに新しい世界に私たちといっしょに旅立とう!的なスローガンのような決意表明をしているわけで…。
指から伝わる触感に絡んだ身体感覚ではなく、より感覚的にiPhoneというデバイスとつながるんです。iPhoneとつながろうよ!物理的にも、感覚的にもさ!といった感じでしょう。iPhoneというデバイスを通した物理的な感覚から視覚的な世界へのいざないですね。
ホームボタンがなくなっただけ、ではなく、ホームボタンがなくなったからこそ、iPhoneは新しいフェーズへ移行=新たなイノベーションの始まりとなります。
ホームボタンがなくなっただけなのに、私たちの知覚、そして身体感覚が大きく変わる。そんな壮大な物語が詰まっているんですね。
ホームボタンとは一体なんだったのか
ホームボタンを無くせば、いままでホームボタンありきで操作していたユーザーの利用スタイルを、根本的に変化させることになります。
Appleがついにこの決断を行ったのは、ホームボタンを取り去ってもでも、
「これまで以上に何でもできる。」
「だからあなたも何でもできる。」
と、考えているからです。
(おそらく)Appleにとって長年の祈願だったホームボタンの排除は、iPhone10に搭載されるiOS 11が大きな役割を果たしています。
使いやすくなったホーム画面やファイルアプリケーション。
iPhoneというデバイスの一つの転換点といっても良い出来事が、今回起きたといってもよいのではないでしょうか。
「見た目、動きの美しさ、ユーザーの使いやすさ」
ホームボタンがなくなったことでより魅力的になった、iPhoneの発売を心待ちにしましょう!
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