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データビジュアライゼーションはデータを価値に変える

データを用いて、企業として自社のメリットやデメリットを把握し、現在の傾向から今後の発展を予測する。といった昔からあるデータ活用ですが、これまでデータとして管理していなかったものや、管理できなかったものまで、技術の進歩により、人やモノの動きがデータ化されています。
さらには、近年のクラウド化やビックデータの導入に伴い、ますます取り扱うデータの種類や形式が増え、データ活用も難しくなってきています。

そんなデータ活用の1つの手法として、データビジュアライゼーションというデータ視覚化があります。今回は、この「データビジュアライゼーション」という手法をチェックしてみたいと思います。

 

 

データの多種多様化

 

まずデータ活用と一言でいっても、その取り扱うデータには様々な情報があります。
企業内で管理している販売促進データや会員データからオフィス文書やEメール。WEBサイトやECサイトでは閲覧履歴や購入履歴。店舗型ショップでもPOSデータから取引明細データ、在庫管理。SNS上でやりとりされているソーシャルメディアデータ。IoT技術の進歩によるGPS、ICデータ、温度、加速度・・・。
このようなデータはデジタルデータとして日々蓄積されますが、これらの膨大なデータを人間が見て的確に情報を処理できるでしょうか。答えはNOです。

 

 

データビジュアライゼーションというデータ視覚化

 

そこで注目されているのが、データビジュアライゼーションというデータ視覚化の手法です。多種多様化され膨大で複雑なデータをグラフや図、グラフィックで分かりやすく表現する技術のことをいいます。

このように表現にすることで、人間が視覚的に把握することが可能となり、今まで見えなかった統計から関係性が浮き彫りになり、現状の把握、新しいパターンの発見から、今後の展開の予測、判断がより的確に行えるようになり、効果的な意思決定ができるようになる。といったプロセスが生まれてきます。

 

 

データビジュアライゼーションが広まった背景

 

データの理解を深めるために、絵や図を使う方法は何世紀も前から利用されていました。
急速にデータビジュアライゼーションという手法が広まった背景には、スマートフォンの爆発的な普及により、インターネットがより身近になりIoT、AI技術の進歩など、一言で言うとテクノロジーの発展により、前節でも述べているようにデータの多種多様化に伴い、様々な動きがデータとして収集・蓄積されます。

この膨大なデータを活用するにも、技術進歩・発展が欠かせなくなりました。そこで、データビジュアライゼーションというデータ活用方法が注目を浴びています。

 

 

データビジュアライゼーションの特徴

 

データ可視化のツールや技術により、テーブル、グラフはもちろんのこと、地図やフローチャート、ツリー図、ベン図など、情報が伝わりやすい様々な配色やサイズといったデザインを駆使して、直感的にデータを情報として扱えるようにします。

そのため、文字や数字だけが長々と書かれているより、グラフや図を用いることで、社内外の人間に対してグラフィックやデザインを通して、わかりやすくデータを提供できるため、効率的に情報を伝えられ、より説得力があるプレゼンができます。その結果、新たなビジネスチャンスにも繋がります。

データを蓄積して数字や文字の羅列のまま保管しているだけでは、宝の持ち腐れ。
データだけでは直接的な価値に繋がりませんが、データビジュアライゼーションにより、人間の判断材料として効率的にデータ活用してあげることで、初めて価値に繋がり、ビジネスの場でも活躍できるようになります。

今後も、企業のデータ活用環境は大きく変わっていきます。
膨大なデータを価値ある情報に作り変え、そのデータが秘めている意味や関係性を明確にするためにも、データビジュアライゼーションを活用したいと思う機会が多くなってくることでしょう。

 

 

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