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建設業でのAI事例紹介|将来人間の仕事は無くなる?

「AI」についてピックアップします。人工知能を活用した技術に注目が集まっており、本記事では建設業でのAI活用事例をご紹介します。また話題の「ChatGPT」の紹介や、「AIで人間の仕事は無くなる?」といった疑問も解説していきます。

建設業でのAI活用企業事例

ここでは、建設業で実際に使われている「AI技術」の事例についてご紹介していきます。

①人体検知システム「T-iFinder」|大成建設

https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2022/220216_8680.html

大成建設の「T-iFinder」は、建設機械搭載型人工知能(AI)で人体を高精度に検知するシステムです。延べ3,000時間にも及ぶ実証実験を実施し、確実な人体検知、建設機械の緊急停止および警報機能の自動作動状況から安全性が確認されています。

システムには施工環境で収集・蓄積されたデータベースが個別に保有されており、クラウドなどを介さずにその場で処理することが可能です。施工環境に応じて深層学習を重ねたAIにより、最適な人体検知システムを構築しています。

②Archiphilia Engine|竹中工務店

https://heroz.co.jp/release/2019/06/05heroz_takenaka/

竹中工務店は、空間制御システム「Archiphilia Engine(アーキフィリア エンジン)」を開発しました。これはセンサーから取得した「ビッグデータとAI」によって運転条件を自動的に最適化し、省エネルギーや省人化を実現するシステムです。

AIで「入居者の好みや快適性」といったフィードバックデータを継続的に学習し続けることによって、入居者にカスタマイズされた室内環境を自動的に提供できます。

③コンクリート・アイ|鹿島建設

https://www.kajima.co.jp/news/press/202209/13c1-j.htm

鹿島建設では、コンクリート構造物の表層品質をAIが評価するアプリ「コンクリート・アイ」の開発を進めています。これにより、コンクリート打設後の表面状態の検査や品質管理の業務効率化が可能になります。

写真を撮影すると「AIがコンクリート構造物の品質を評価」してくれるため、誰でも一定の精度でコンクリートの品質評価ができます。また評価結果はリアルタイムでクラウドに集積され、施工条件や環境条件などのデータと連携した表層品質向上のPDCAサイクルが可能です。

④Construction IQ|オートデスク

https://construction.autodesk.co.jp/tools/construction-iq/

Autodesk(オートデスク)は「Construction IQ(コンストラクション・アイキュー)」というAIを開発し、品質管理に役立てています。機械学習と AI機能を利用して「コスト、スケジュール、品質管理、安全性に対するリスク予測や回避」が可能になっています。

具体的には現場技術者が当日の作業を入力すると、AIが事故や施工ミス、遅延が発生しやすい作業などを提示してくれるのです。AIが作業状況から自分で学んで日々反映するため、現場作業員の負担軽減に繋がります。

⑤画像認識AI|アラヤ

https://www.araya.org/service/image/

アラヤは、脳の研究・脳画像の解析からスタートしたAIベンチャー企業です。「ディープラーニングやエッジAI」の技術を活用して、様々な業界別ソリューションを提案しています。建設業向けには、下記のようなサービスを展開しています。

  • 画像認識AI技術による安全管理の自動化
  • 設備点検の品質向上・効率化
  • 資材の数量カウント自動化、人の行動の記録
  • 技術の伝承と維持
  • 建機自動化の実現

具体的には立ち入り禁止エリアへの侵入検知、作業解析によるオペレーションの改善等が可能です。

⑥画像生成AI|mign

https://www.mign.io/

スタートアップベンチャー企業のmignは、画像生成AIのStable Diffusionを組み込んだ建築デザイン支援ツール「studiffuse」を提供しています。

クライアントやデザイナーが入力した画像やキーワードをもとに、「AIが自動で画像を作成」してくれます。自社ブランドのデザイン事例画像を学習させることで、ブランドイメージに近いデザインを創り出すことも可能です。

従来までプラン作成やフィードバックに多くの手間が掛かっていましたが、これによりコミュニケーションの円滑化・スピーディー化が実現します。

そもそも「AI」とは

ここではAIの意味や概要、最新技術として注目の「ChatGPT」についてまとめていきます。

続きは、Build App Newsにて公開していますので、是非ご覧ください。


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