初めてのアプリ外注先を選ぶなら、企画から相談できる会社を選ぶのが鉄則です
頭のなかにアプリのアイディアはあるのだけど、それをどうやってアプリにしてよいか分からない・・・。そんなフェースで困っているクライアントにとって、開発先選びで技術力と同じくらい重視したいのが、企画力です。自分の持っているアイディアをアプリに落としこむには、豊富な実績とクライアントとともにアプリを作り上げていくという姿勢が必要です。
アプリの外注の成否は「企画」が握っている!
自分の趣味でアプリを作る場合には、あれこれ試行錯誤しながらいきなりアプリ開発を始めてしまうのも楽しいかもしれません。しかし、会社でアプリを作る場合には、「業務システムの課題解決」であったり、「アプリによる新しい顧客の獲得」であったり、「製品プロモーション」であったり「新サービスによるアプリ単体でのマネタイズ」であったりとその目的をしっかりとさせることが大切です。それによって必要な機能が具体化するだけでなく、アプリのネーミングやデザインテイスト、プロモーションの方法も無理なく見えてきます。
ビジネスシーンで作成するアプリでは、こうした最初の「企画」なしの思いつきでアプリ開発をスタートさせることはご法度と言えるでしょう。良いアプリを作るには、最初に下記のような企画のそれぞれの項目について明確にしておくことが大切です。
アプリ内容全体像
■開発の背景
■開発の目的
■目標・成果
■予算規模
■スケジュール
■ターゲット
■取り扱いコンテンツ数
開発先への要望
■提案を依頼したい範囲
■納品成果物
■システム開発の手法
■機能要件
■運用・保守要件
■教育・研修要件
■開発側の体制、窓口
■クライアントの体制、窓口
■OSバージョンアップ時などの不具合対応
プロモーション
■想定する競合サイト
■プロモーション手法全般
■使用する広告手法
これらをすべて自社で準備できれば問題ありませんが、発注側企業は開発のプロではありませんので、とてもここまでのものを自社だけで自力で用意することは無理でしょう。
これらの項目について、一緒に考えてくれる「企画から相談できる開発会社」が大切だということが、おわかりいただけたことと思います。
企画から相談できるアプリ開発会社は、こんなことを手伝ってくれる
では、最終的に先ほどの企画項目に落としこむとして、企画から相談できるアプリ開発会社はどんな風に企画を具体化してくれるのでしょうか。
まず発注元の状況として、もっとも割合的に多いのが「アプリやWebサービスのアイディアはあるけど、プロ視点で企画をブラッシュアップして欲しい 」という段階です。その他、「すでに公開しているWebサービスのアプリバージョンを作りたいのだが、アプリ開発の経験がないので注意点を教えてほしい」という場合もあります。もっと具体的に「企画はほぼ社内で詰めることができたのだが、アプリ内課金や広告によるマネタイズの手法を教えてほしい」という要望もあるでしょう。
また、意外と多いケースとしては「他社にアプリ開発の見積もりをお願いしたのだけど、見積もりに必要な情報が足りないと言われた」というケースです。これなどは、「うちは開発会社なので、企画はできません。企画を詰めてからもう一度持ってきてください」と言われてしまったということになります。
そうしたケースも含み、ほとんどゼロから一緒にアプリ企画を考えてくれる企業も存在しますので、せっかくのアプリ開発計画をあきらめる必要はありません。むしろ安請け合いで開発したために、結局Appleの審査でリジェクトされて全部無駄になった、というような悲劇が起きなくてよかった、とも言えるでしょう。
【まとめ】
アプリ開発は単にプログラミングを行えば良いというものではなく、実際にリリースしてユーザーに広く受け入れられることが大切です。開発側もそうした視点を持ち、アプリ開発後のアプリの成功まで発注者と目的を共有してくれる企業を選ぶことが開発側にとって鉄則だと言えるでしょう。
株式会社キャパでは、アプリの企画・開発についてご相談を承っています。
アプリを作りたいので、具体的な提案が欲しい。頭の中にあるアイデアを本当に実現できるのか知りたい。予算内に収まるのか?
などのお客様のご相談に、親身に応じます。