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RPAテクノロジーズとインフォテリアによるRPAの強化から見えてくるRPAの将来像

この記事では以下のことがわかります。
・BizRobo!とASTERIAの連携により、RPAが本来苦手な「単純作業」を得意とした
・このような「融合」により、RPAは今後さらに「進化」していく
・RPAは最終的に仕事を「新規開発」と「自動化」の2つだけにしていくのでは…!?

はじめに

今回は、RPAの導入や運用といった話題から一歩踏み込んで、「RPAの将来像」というところをお話したいと思います。RPAの導入企業は日に日に増加し、RPAツールも多種多様なものが販売されるようになってきました。まだまだ「当たり前」になったとはいえませんが、確実に「当たり前」になりつつある技術であると感じます。

では、RPAツールはこの先どこへ向かっていくのでしょうか?一旦盛り上がりを見せて落ち着いてしまうのか?更なる拡大を見せるのか?拡大するのならばどのような方向性になるのか?今回は「RPAテクノロジーズとインフォテリアによるRPAの強化」という話題を通して、上記のようなお話をします。

RPAテクノロジーズとインフォテリアによるRPAの強化

RPAテクノロジーズとインフォテリアは、2017年より、RPAツール「BizRobo!」と企業データ連携ツール「ASTERIA」の連携を進めてきました。これにより、RPAのBizRobo!データ連携ツールASTERIAが連携し、RPAツール単体で処理するにはシナリオの設定や実行が面倒であった「Excel等の複数ファイル間でのデータ加工処理」や、RPA単体では実行時間がかかりすぎていた「数万件以上の大量データ処理」などの効率化を実現したのです。さらに、2018年7月からは「BizRobo!アダプター」により、ASTERIAのフロー編集画面(フローデザイナー)からBizRobo!のシナリオ実行を設定することが可能となり(勿論ノンプログラミングです!)、さらに連携が容易になりました。この両者は今後も連携を強化し、「RPA×データ連携システム」という進化を遂げていくと思われます。

RPAは「融合」して「進化」していく

先程「進化」と書きましたが、実際のところRPAの進化は「外部システムとの連携」による「融合」で果たされていくものと思われます。業務を、ワンパターンだけれども膨大な「単純作業」、それなりのボリュームとパターンを持つ「日常作業」、多くの分岐を持つがボリュームはそれほど多くない「非定型作業」に分類した場合、RPAツール単体では「単純作業」、すなわち「システムやファイル間のデータの書き写し×複数」や「データを計算して結果を記入×膨大な量」といった処理は、「可能だが向いていない」というジャンルに分類されます。
こうした処理を行うのであれば、VBAやC言語などできちんとプログラミングしたほうが実行時間が短いという点で最終的にはメリットが大きい、となってしまうのが現状です。RPAによるシナリオ作成の簡単さを差し引いたとしても、です。上記のBizrobo!とASTERIAの連携は、まさにこのジャンルを最適化する取り組みでした。ここに目を付けたのはさすがだな、と個人的には思っています。

後述しますが、RPAが対処できない「非定型作業」に対応していく取り組みは既に始まっており、いくつか成果を出しているところも出てきているようなのですが、業務を先述した三つのパターンに分けて考えたとき、実はボリュームゾーンになるのは「単純作業」と「日業作業」なのです。RPAはあまり得意でないながらも「単純作業」の自動化自体はできてしまいます。なのでどうしてもここは見逃されがちですが、毎日膨大なボリュームのある「単純作業」を「やれるけど苦手なんだよね…」という状態のRPAで処理していると、意外なタイムロスを生み出している可能性があります。そのためにロボットを並列実行していれば、実行ロボットの台数が増えてその分ライセンス料金がかかってきてしまうわけです。思い当たるフシはありませんか?ここを最適化することは、実は業務においてとても大きなインパクトを持つのだと私は考えます。その意味で、RPAテクノロジーズとインフォテリアによるRPAの強化には大きな意義があったと思っています。

RPAとAIの「融合」

さて、RPAと言えば「決められた作業しかできない」「事前に指示されたこと以外はできない」といった弱点がありました。このため「非定型作業」にはなかなか活用しづらかったわけです。しかし前述のように、最近ではRPAにAIのAPIなどを連携させ、定型的な作業だけでなく柔軟な判断が必要な業務などを自動化してしまおう、という取り組みも見かけるようになってきました。RPAが「非定型作業」を克服しようとしているのです。ただ、いまのところRPAとAIはAPIによる「外部連携」ということが主体となっており、その適用範囲も、RPAが利用するAIの設定は別途、AI単品として設定し、RPAはあくまで結果を利用するのみ、というようにまだまだ「融合」とは呼べないレベルにとどまっているところが多いようです。
しかし今後はRPAで取得した情報をAIが直接読み込み、学習してその結果をまたRPAが利用する、というような、相互に情報をやり取りして成長し続ける自律型のAI連携という、まさしくRPAとAIの「融合」が実現されるのだろうと予測しており、これはRPAに携わる人間なら当然に誰もが夢見る(あるいは現実に見据える!)目標なのではないかと思います。

まとめ

RPAの将来像ということで考えてきましたが、いかがでしたでしょうか。RPAテクノロジーズとインフォテリアによるRPAの強化は大きな意義を持つものだったと思います。さらに各社で模索が続くAIとの連携が、やがてはRPAとAIの融合を実現することでしょう。この融合が実現されたとき、RPAは「単純作業」「日常作業」「非定型作業」のすべてをカバーする万能の業務自動化ツールとなり、我々の業務は「新規ビジネス開発」と「業務自動化」の二つだけになってしまうのではないかとすら思っています。それはまだまだ先の話だとしても、AIとの連携はすでに始まっていますし、我々が思っている以上に未来はすぐそこまで来ているのではないでしょうか?
この時代の流れに乗り遅れないように、なにより自分の仕事を生産的にするために!「融合」したRPAをうまく使っていきたいですね。

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