自動ツールとIoTを組み合わせて未来のシステムを構築?


RPAとIoTは、企業の競争力や生産性において、欠かせない技術となることが予想されています。また、両者の技術を連携することができれば、より多くのメリットを得ることができるでしょう。
しかし、RPAとIoTの連携はまだ始まったばかりで、各企業が模索している段階です。そこでこの記事では、最初にRPAとIoTの特徴とメリットについて解説し、その後、RPAとIoTを組み合わせる可能性について探っていきます。

RPAの特徴やメリット

RPAはRobotic Process Automationの略称で、パソコンによる定型業務をロボットによって自動化できるツールです。これまでの産業用ロボットとの大きな違いは、工場などの生産現場で働くブルーカラーの仕事ではなく、オフィスで働くホワイトカラーの仕事を自動化するという点です。

~自動化が最大の特徴~

RPAの最大の特徴は、業務を「自動化」するということです。RPAのツールを用いることで、マウスやキーボードの操作を記録し、IDやパスワードを入力してアプリケーションを開き、データの整理や分析などを自動的に行うことができます。
例えば、伝票や請求書などを会計システムに自動で転記したり、在庫管理システムのデータを分析して自動で発注を行うことなどが可能になります。
もう一つ大きな特徴として挙げられるのが、休みなく稼働し続けるという点です。RPAはロボットですので、電力が供給され続ける限り休みなく働くことができます。また、ケアレスミスなどのヒューマンエラーを防ぐこともできます。

~RPA導入によるメリット~

RPAを導入することで、PCの事務作業や定型業務を自動化することができ、生産性を向上させることが期待できます。また、ルーティンワークをロボットに任せることで、より付加価値の高い仕事に従事することができるようになります。
コストが削減できる点も、RPA導入のメリットの一つです。例えば、データ処理などバックオフィスの定型業務をRPAで自動化することで、業務量が減少し、人件費を削減することが期待できます。

IoTの特徴やメリット

IoTはInternet of Thingsの略称で、モノのインターネットとも呼ばれます。家電、建物、工場、車など、身の回りのあらゆるものがインターネットにつながります。モノにセンサーを取り付け、センサーが収集したデータをインターネット経由でサーバーに送信し、大量のデータをAIが分析します。

~IoTは離れたモノの情報を取得し利用できる~

IoTは離れたモノを操作することができます。エアコンや給湯器といった家電がインターネットにつながれば、帰宅する前にエアコンのスイッチを入れ、お湯を沸かすといったことが可能になります。また、IoT機器を遠く離れた実家のドアに取り付け、一定期間ドアの開閉がなかった場合に通知することで、高齢者の見守りを行うことができます。
IoTを工場に取り入れると、生産設備の異常を検知したり、機械の故障が発生すると管理者に通知することも可能になります。また、IoT機器を農場に設置して、温度や湿度、気圧といった環境に関する情報を収集すれば、水や肥料の最適な量やタイミングを算出することができます。

~IoT導入によるメリット~

IoT機器を利用することで、様々なデータを人の手ではなく自動で収集できるので、生産性が向上することが期待できます。また、アイデア次第でどの分野でも導入することができるため、新しいビジネスやサービスを生み出すことができます。

RPAとIoTの連携?

RPAとIoTは異なる技術であり、連携させる事例はまだ少ないです。しかし、両者をうまく組み合わせることができれば、生産性を向上させるだけでなく、革新的なビジネスを展開できる可能性があります。

~それぞれの特徴を活かしたシステムを構築する~

上記で説明したように、RPAの特徴は「自動化」で、IoTの特徴は「情報収集」にあります。この2つの特徴に分析・判断が得意なAIを加えることで、全く新しい情報システムを構築することができるでしょう。
RPA、IoT、AIを連携したシステムでは、IoT → AI → RPAという流れが生まれます。IoT機器が様々なデータを収集してサーバーに送信、送信されたデータをAIが分析、分析したデータを元に作成した業務をRPAによって自動化する。このような流れを作れば、業務の全工程を自動化することも可能になるでしょう。

~RPAの3段階の進化~

RPAにはクラス1~3の3段階のレベルがあります。クラス1は、入力作業などの定型業務の自動化で、現在のRPAの多くはこの段階です。クラス2では、AIを取り入れて一部の否定型業務の自動化が可能になり、例外にも対応できるようになります。クラス3では、ディープラーニングを用いて意思決定まで自動化できるとされています。
クラス2、クラス3については、AIとIoTの進展とともに前進していくと予想されており、RPAとIoTの連携が強化されていくと考えられています。

まとめ

以上、RPAとIoTの特徴とメリット、そして両者の連携について解説してきました。
多くの企業はRPAもしくはIoTに着手し始めた段階であり、両者の連携を実践しているところは少ないでしょう。しかし、RPAが進化するにつれ、IoTおよびAIとの連携は深まることが想定されるため、早い段階で先端技術を組み合わせたビジョンを持っておくことは、重要であると言えるでしょう。

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