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Webマーケティング=広告じゃない!Webで集客するための基礎知識

こんにちは。株式会社キャパ Webマーケティング担当の阿部恭夏です。

様々な手法や概念が存在するWebマーケティングの世界。Webサイトを通して自社の目標を達成したいと考えた時、「SEO?Web広告?SNS?オウンドメディア?」と、今自社が取るべき施策について頭を悩ませているWeb担当者も少なくないと思います。

この記事では、そんな悩めるWeb担当者さまが”今自社が取るべき施策を決める”ヒントとなる情報をご紹介していきます。ぜひ、「自社がWebサイトを通して達成したい目標は何なのか?」今一度確認しながらお読みください。

この記事を読むと、以下のことが分かります。
○Webマーケティングの全体像と、一番大切なこと
○Web集客の種類と使い分け
○コンテンツマーケティングの具体例

1.Webマーケティングとは

はじめにWebマーケティングについてです。Webマーケティングの全体像は以下のように説明することができます。

 

自社がWebサイトで達成したい目標を”目的”としたとき(下の図では問い合わせや購入と仮定)、その目標を達成するための一連の動きを「Webマーケティング」と呼びます。まずはユーザーのデータを収集し、Googleアナリティクスなどのツールを用いてデータを解析します。解析した結果をもとに目的への対策を実施、Webで集客してまたデータ収集へ戻る…という流れです。

目標達成のためのデータ収集やデータ解析ももちろん重要ですが、集客なしにデータを収集・解析することはできません。例えば、「1日1人しか閲覧されていないWebサイトでデータを解析することはできない(=目標を達成することはできない)」と言われれば至極当然のことですよね。とにもかくにも、「集客、つまり自社のWebサイトにたくさんのユーザーにアクセスしてもらうこと」がWebマーケティングの最重要課題であるといえます。

▽マーケティングに関する記事はこちら

マーケティングとは、一言でいうと「営業しなくても商品が売れる仕組みを作ること」

2.Webサイトへの集客方法

上の章でWebマーケティングにおける集客の重要性をご説明しましたが、集客には大きく分けて3つの種類があります。

①ペイドメディア ・・・有料広告全般:幅広い拡散
②オウンドメディア・・・自社運営メディア全般:顧客層へ拡散
③アーンドメディア・・・SNSなど:ファン層へ拡散

手っ取り早く一度にたくさんのアクセスを稼ぐ(=集客する)方法としてはGoogle広告などのWeb広告が有効ですが、中長期的な自社サイトへの集客方法としてはあまり適切ではありません。ご存知の通り、Web広告は出稿している間の一定数のアクセス増加は見込めますが、広告を停止してしまえば、通常アクセスは一気に落ちてしまう場合がほとんどだからです。つまり、一般的に広告は「支出」であり「資産」とはならないため、広告以外に、低コストで長く実施できる施策としてオウンドメディアやアーンドメディアによる集客の仕組みを構築していくことがおすすめです。とはいえ、新着記事やトレンドのコンテンツの拡散にはWeb広告の爆発力が欲しいところ。

広告に頼らずに集客できる仕組みを作りながら、必要に合わせて広告も活用していく、という運用を目指すとよいでしょう。

▽Google広告の使い方を徹底解説

【初めてのWeb広告運用】Google広告の使い方

3.コンテンツマーケティングとは

集客方法が理解できたところで、次は集客するための「コンテンツ」についてです。上でも、「②オウンドメディア」を挙げましたが、Webサイトへの集客材料の一つに自社メディア(ブログ)などが挙げられます。

下の図のように、ブログなどのコンテンツを配信し、ユーザーに価値を提供することで最終的には自社の目標を達成することを目指すマーケティング活動のことを、コンテンツマーケティングと呼びます。webマーケティングの中のひとつに、コンテンツマーケティングがあるというイメージです。

コンテンツマーケティングは、インターネット上に溢れる大量の情報の中から自分の欲しい情報を探すことが当たり前となった現代社会において、非常に有用な集客手法です。というのも、普段みなさんがインターネット上で検索するときのことを思い出してみると、ページの上位にある「広告」と書かれたURLをクリックすることは少なく、「広告以外で、上のほうに表示されている欲しいと思った情報に近そうなページをクリックする」ことが多いのではないでしょうか。そこで、コンテンツが活きるのです。

【例】中古自動車の売買会社
Webサイトで達成したい目標:webサイトからの問い合わせ/来店予約
ターゲットが検索しそうなキーワード:「中古車 安い」「中古車 査定 基準」
作成記事:「中古車査定の基準とは?!高額査定のための3つの裏技」
目標達成の経路:検索→記事→LP→問い合わせ

上の例のように、「直接目標達成(=問い合わせ)を狙うのではなく、ユーザーの知りたい情報を提供することで自社サイトを「見つけてもらい」、その記事を入り口に目標達成へ導く」ことがコンテンツマーケティングの具体的な手法例です。

ここで例にあげた記事以外にも、コンテンツの種類はクイズ形式のページや動画、ホワイトペーパーなど様々なものがあります。ユーザーが興味がありそうなテーマと自社が提供できそうな情報の融合点を見つけ、まずはユーザーに見つけてもらえるコンテンツ作りを目指していきましょう。

最後に

ここまで、簡単にではありますが、webマーケティングとコンテンツマーケティングについてご紹介してきました。

自社のサービスや事業内容に応じて、商品の購入やメルマガ登録、問い合わせなどWebサイトで達成したい目標も変わります。重要なのは、その目標達成のために自社のサイトに足りないことを特定することです。集客力に課題があるのか?集客はできているけど目標達成に至らないのか?など、現状を正しく把握したうえで次の一手を決めていただければと思います。

それでは!

 

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