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画像生成AIでロゴが作れる!メリットや方法を紹介

企業や商品名を表示するためのロゴマーク。従来は、デザイナーなどに依頼し自社のロゴを作成している企業も多かったのではないでしょうか?

しかし昨今、画像生成AIでもロゴが作れるようになったのです。
今回は、そんな画像生成AIでのロゴ作成について、メリットや作成方法を紹介します。

この記事を読むと、以下のことがわかります。
1.画像生成AIでのロゴ作成のメリット
2.画像生成AIでのロゴ作成方法
3.画像生成AIでのロゴ作成の注意点

画像生成AIでロゴが作成できる

画像生成AIとは、文章の指示だけで本格的なイラストを生成できる技術です。この文章の指示を「プロンプト」と呼びます。

近年、画像生成AIでイラストを作成するユーザーは増えており、Xなどでもさまざまな作品が投稿されています。

癒される…かな?
             画像生成AI

冷静という名の
判断力を身につけたい。

…何にせよ、落ち着け自分。 pic.twitter.com/JT0TMrcP8U— nikoko (@nikoko25yoiyo) May 1, 2024

〈まどろむ🐶〉#AIイラスト #AIart #画像生成AI #stablediffusion #dog #犬 pic.twitter.com/cObJcyqORO— kyo-san@実写系AIイラスト (@KOMINSHI_03) May 10, 2024

そんな画像生成AIでは、ロゴも作成することができます。ロゴには、「ロゴタイプ」「シンボルマーク」「ロゴマーク」の3つのタイプがあります。ロゴタイプは、文字だけで構成されるロゴデザインです。シンボルマークは、図形やアイコンのみ。そしてロゴマークは、ロゴタイプとシンボルマークを組み合わせたロゴデザインです。

いずれも企業やブランド名を表したり、商品名を表したりするのに使われます。いわば「企業、ブランドの顔」「商品の顔」です。

そんなロゴですが、最近はYouTubeやInstagramなどのSNSで、ユーザーに覚えてもらうために個人的に作成する方が増えています。

ロゴのインパクトの強さ、おしゃれ度合いの高さはユーザーに覚えてもらいやすくフォローにつながるからです。

奇跡のAI 合同会社きまぐれうさぎロゴマーク作ったよ!
https://t.co/EebD93jpS8 #アメブロ via @ameba_official— supirepomariko スピレポ真理子 (@supirepomariko) May 9, 2024

YouTubeチャンネルで登録しているAIメタルバントの名前が先に使われてることがわかったので、近いうちに改名します😊
なので、動画一旦消して再編集しますね

新しいロゴマーク
AIであることを全面に出したマークにしてみました✌️
サイバードミネーション A.I.
厨2感出しまくってみました🤣 pic.twitter.com/gGGKkrUWqX— Mimic(ミミック) (@Mimic53912) May 9, 2024

画像生成AIでのロゴ作成のメリット3選

画像生成AIでのロゴ作成には、下記3つのメリットがあります。

・デザイン知識がいらない
・案出しがたくさんできる
・コスト・時間が削減できる

順番に解説していきます。

デザイン知識がいらない

ロゴ製作には、デザイン知識が必要不可欠です。デザイン知識の基礎と言われる4大原則は下記です。

・近接:関連する要素を近づけてグループにする
・整列:要素に一体性を持たせて組織化する
・強弱:情報に優先度つけ、違いを明確にする
・反復:特徴的な要素を繰り返すことで一貫性を持たせる

以前はデザイナーなど専門職でないとこの原則を踏まえた作品を作ることが困難でした。
しかし、今や画像生成AIでもこの原則を押さえ、プロに劣らないロゴを作成することができます。

案出しがたくさんできる

先述したように、ロゴは企業やブランドの顔となるので、たくさんの案出しをし、コンセプトや想いを詰め込んだものにしなければなりません。

プロのデザイナーも、ロゴ製作をする際は100以上の案出しをすることもあるそうです。そうなると、時間がとてもかかってしまいます。

しかし、生成AIであれば、わずか数秒で1案出せてしまうのです。プロンプトの元となる案は考えなければいけませんが、そこから形にする時間が大幅に削減できるため、さらに多くの案出しが可能となるでしょう。

コスト・時間が削減できる

今までのロゴ作成は、プロのデザイナーに依頼するか、自分で0から作成しなければなりませんでした。プロのデザイナーに依頼すると、約6~15万円ほどのコストがかかり、納期も2~3週間かかります。

自分で0から作成しようとすると、コストはかかりませんが、本職でない限り時間と労力を費やすことになります。

一方生成AIでのロゴ作成は、無料ツールを使用すればコストはかかりません。また、製作時間、労力も大幅に削減できるでしょう。

画像生成AIでのロゴ作成方法

画像生成AIでロゴを作成する方法は2通りあります。それぞれ解説していきます。

【パターン1】0からプロンプトを入力する

 
自分の頭の中にあるイメージを言語化し、そのプロンプトを入力することで作成する方法です。

プロンプト通りの文字を認識しないことなどもあるので、生成後は自身でイラストレーターなどでの修正が必要です。

手間はかかりますが、しっかり作りこみたい方、確固たる理想がある方に向いている方法でしょう。

【パターン2】AIに提案された選択肢から選ぶ

 
0からプロンプトを入力しなくとも、AIが提案してくれた選択肢をカスタマイズして作成する方法もあります。

AIが提案してくれる選択肢にも2種類あり、1つはテンプレートから選ぶもの、もう1つはAIからの色やデザインイメージに関する質問に答えていくことで出来上がるものがあります。

いずれもカスタマイズは必要ですが、ツール内でできることが多いので、手間がかかりません。

試しに作ってみたい方、時間と手間をかけずに作りたい方におすすめです。

【パターン別】おすすめの画像生成AIでのロゴ生成ツール

先ほど紹介した2種類の作成方法のパターン別に、おすすめのロゴ生成ツールを紹介します。

【パターン1】Logo Diffusion

Logo Diffusionは、2023年11月にリリースされたロゴ生成に特化したツールです。
プロンプトでロゴを生成することはもちろん、自分が書いた簡単な落書きを高品質なロゴにもしてくれます。

無料で使用することも可能ですが、出来ることは限られています。また、商用利用する場合は有料プランであることが必須、日本語非対応などの注意点もあるので使用条件をきちんと確認しましょう。

Logo Diffusion

【パターン1】Midjourney

Midjourneyは日本語対応の画像生成AIで、チャット形式で画像生成を行っていきます。画像生成AIの先駆けとなるツールで、その品質は高いと評判です。

基本的には商用利用ができますが、中にはできないモデルもあるので注意しましょう。

Midjourney

Canva

【パターン2】DesignEvo

DesignEvoは無料で使用できるロゴ作成ツールです。
作成は無料で行うことができますが、ダウンロードするには有料版への登録が必要です。

10,000以上のテンプレートがあり、カテゴリーごとに検索できるため、自分好みのロゴが探しやすいでしょう。

著作権侵害リスクに注意

画像生成AIでのロゴ作成には、著作権侵害リスクがあります。ロゴ作成に限ったことではなく、生成AIでの作業は常に著作権侵害リスクに脅かされています。

その理由は、生成AIは誰かの著作物を学習し成長していくから。著作権侵害とみなされた場合、訴訟される可能性もあります。

そのため、下記の行動は避けたほうが良いでしょう。

・著作者に無断で学習させた生成AIツールを利用する
・誰かの作品に似せて生成AIで作品をつくる
・違法にリークされた画像生成AIを使用する

常に著作権侵害リスクがあると認識し、注意深く利用しましょう。

まとめ

今回は、画像生成AIでのロゴ作成のメリットやおすすめツール、注意点を紹介しました。
デザイン知識不要で気軽にできる生成AIでのロゴ作成を、あなたもぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

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