LINEで画像生成AIが使える!おすすめのサービスを紹介
「画像生成AIはPCで使える技術だ」と思う方も多いのではないでしょうか?画像生成AIは2022年より急激に広まった技術で、文章を打ち込むだけでAIが画像を生成してくれる技術です。
最近ではその技術が、日本人には欠かせない連絡ツールであるLINEでも使用できます。
今回は、LINEでの画像生成AIとはどのようなことか、おすすめのツールなどを紹介します。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
1.LINEでの画像生成AIとは何か
2.LINEで画像生成ができるおすすめサービス
LINEでの画像生成AIとは
LINEで画像生成するAIとは、その言葉通り、LINEアプリ上でイラスト・画像が生成できるAIのことを指します。画像生成できるサービスの公式LINEを友達追加し、トーク画面にて生成してほしいものをテキストで送る(プロンプトを送る)と、AIが読み取り自動で画像を生成してくれます。
LINEで画像生成ができるおすすめサービス3選
LINEで画像生成ができるおすすめサービスを3つ紹介します。
AIイラストくん
AIイラストくんは、株式会社piconが提供するLINEの画像生成AIです。LINEの画像生成AI界では非常に人気のサービスで、リリース後わずか1ヶ月程度でユーザー数が9.6万人を突破しています。
画像モードは「イラスト」「人物」「風景」の3種類で、それぞれ作りたいものに応じて選択できます。
画像生成AIは英語にしか対応していないものが多いですが、「AIイラストくん」は日本語対応しており、日本語でのプロンプト入力が可能です。
また、プロンプト入力による画像生成のほかにも、「ランダム生成機能」と呼ばれる機能があります。これは、AIが自動でプロンプトを考え、そのプロンプトにしたがって再度AIが画像を生成するというものです。そのため、ユーザーはプロンプトを自分で考えずに画像生成を楽しむことができます。
さらに、「画像から作る」機能もあります。これは、自分の持っている写真を「イケメン化」「美女化」「水彩画化」「おじさん化」「おばさん化」「イラスト化」できるものです。
料金プランは3つ用意されており、基本的には無料です。
ただし、無料プランでは1日あたり3枚までしか画像生成ができません。それ以上生成したい方は有料プランを選択しましょう。
月額料金 | 生成枚数制限 | 生成にかかる時間 | イラストの質 | |
無料プラン | 無料 | 1日3枚まで | 標準 | 標準 |
ライトプラン | 1,980円 | 1日30枚まで | 高速 | 高品質 |
Proプラン | 6,980円 | 無制限 | 高速 | 高品質 |
AIイラストくんで生成された画像は商用利用が可能です。
しかし、商用利用の責任も全てユーザーに帰属することが利用規約で明記されています。
認識していなくとも、すでにある画像やキャラクターなどの著作権侵害になる可能性もありますので、商用利用する際は十分に注意しましょう。
AI画王
AI画王は、ウェル・ビーイング株式会社が提供するLINEの画像生成AIです。ハイクオリティな画像を約6秒で生成できるのが特徴です。
また、画像だけでなく、「おしゃべり動画」も生成することができます。これは、プロンプトからでも、自分の持っている写真からでも生成できます。LINEのスタンプの代わりに使うことができるようです。
https://x.com/ai_gao_wellbe/status/1685655690759794689
料金プランは2つ用意されており、基本的には無料で1日5枚までの生成が可能です。
それ以上生成したい場合は、有料プランを選択しましょう。
月額料金 | 生成枚数制限 | |
無料プラン | 0円 | 1日5枚まで |
有料プラン | 990円 | 無制限 |
お絵描きばりぐっどくん
お絵描きばりぐっどくんは、株式会社西海クリエイティブカンパニーが提供しているLINE画像生成AIサービスで、国内200万人を超えるユーザーを有しています。
同社はAIを駆使したさまざまなツールを「ばりぐっどくん」シリーズとしてリリースしており、「お絵描きばりぐっどくん」もその一つ。また、「イラストお絵描きばりぐっどくん」もあり、こちらはイラスト生成に特化しています。
それぞれ基本料金は無料ですが、1日の生成可能枚数に制限があるので、制限なく楽しみたい方は有料プランを選択しましょう。
月額料金 | 生成枚数制限 | |
無料 | 0円 | 1日3枚まで(お絵描きばりぐっどくん)1日10枚まで(イラストお絵描きばりぐっどくん) |
プレミアムメンバー | 550円 | 無制限 |
【番外編】LINEで自分の写真をビジネス風にできるサービス
前章まではプロンプトを入力し画像を生成してくれるLINEサービスを紹介してきましたが、番外編として自分の写真をビジネスプロフィール風にできるサービスを紹介します。
AIビジネス
AIビジネスは、「LINEプロフィールスタジオ」内にあるサービスです。LINEプロフィールスタジオとは、AI技術を駆使しさまざまなコンテンツを提供するサービス。まるでスタジオで撮影したかのような高品質のビジュアルイメージを生成する「AIポートレート」や、子どもの頃の自分を再現できる「AIベイビー」などがあります。
今回紹介する「AIビジネス」は、2024年1月にリリースされました。自分の顔写真をビジネス風のプロフィール写真に合計30枚生成してくれるサービスです。
スーツやジャケットを着用した「フォーマル写真」と「オフィスカジュアル」の2種類あり、それぞれ15枚ずつ生成してくれます。
LINEのプロフィール画像に設定できたり、ダウンロードも可能なので勤務先のSlack用写真などに活用できるでしょう。
まとめ
今回は、LINEで画像生成AIが利用できるサービスを3つ紹介しました。画像生成AIはハイスペックなPCが必要と思われがちですが、LINEで気軽に、しかも大半のサービスは無料で利用できます。
画像生成AIを使うのはハードルが高いと思っていた方は、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか?
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