1. TOP
  2. ブログ
  3. ブランドイメージをデザインするための、外せない3step

ブランドイメージをデザインするための、外せない3step

ブランドイメージをデザインする3stepと、これまたかっこよく言いましたが、要は自社ブランドをアピールするために何が必要か、という話です。

 

▼ブランドって、何?

ブランドとはそもそも牛にくっつける焼印(burned)から来ていて、つまり自分のとこの牛をほかの牧場の牛と見分けるためのもの。

これを企業や商品に言い換えれば、自分のところのブランドやサービス、商品が、ほかの会社それと見分けが付きやすくなるようにするってことになります。

見分けがつきやすいように、と書きましたがこれにはネーミングや外見のデザイン、シンボルなどで行っていくのが通常です。

ブランドを作っていく中で、付随して生まれてくるのがイメージです。このイメージというのは、ブランドに対する世間の印象ですね。このイメージの形成は極端に言えば人それぞれ違います。というのも個人の感情や考え方をフィルターにするので、個別のイメージが折り重なった後で、全体的なイメージが掲載される形です。

商品やサービスを利用することで得るイメージ、企業の宣伝行為から形成されるイメージ、ネガティブ、あるいはポジティブなメディア言説(テレビの報道やネットの書き込み)に対して抱くイメージもあります。

 

▼ブランドイメージの確立は最重要課題の一つ

DIverse People Holding Text Story

ブランドを売り出し、それによって利益を上げる目的が先に立つのなら、当然イメージは全体的に良いものでなくてはなりません。

ここで本題に入っていくわけですが、ではどのようにしてイメージ形成を行うべきなのでしょうか。

 

押さえなければならないのは次の3stepです。

 

1.企業スタイルを確立する

2.ストーリーを作る

3.ファンを作る

 

良いものが必ず売れるわけでもなく、反対に悪い物が必ず売れないわけでもない。良い商品を作ることから始めようとする人が結構多いのですが、モノやサービス、情報が処理できないほどあふれている時代にふさわしいやり方ではありません。ほぼ間違いなく、日の目を見る前に埋もれます。品質を追い求めるのはもちろんですが、その前に、良いブランドイメージを確立するのが最優先となります。

 

▼最高のブランドイメージ。その獲得手順

Process System Method Procedure Operation Concept

1.企業スタイルを確立する

これは言い換えればブランドアイデンティティのこと。土台がないと建物が建たないように、企業も商品やサービスをなぜ世に送り出し、どんな人に使ってもらいか、使った人にどんな利益を得てほしいかを明確に対外的に打ち出す必要があります。

ただやみくもに商品を使ってほしいから、利益を獲得したいからでは、土台ではなく私欲しかありません。そういったものは必ず透け見えてきますし、その時々のトレンドに合わせて後手後手で商品やサービスを売り出すしかなくなります。遅かれ早かれ、人々の抱くブランドイメージはマイナスのものが多くなり、企業存亡の危機に立たされることは言うまでもありません。

企業スタイルの確立をないがしろにしては、ブランドイメージの構築はあり得ません。

 

2.ストーリーを作る

商品やサービス、ブランドにおけるストーリテリングは、ブランドイメージの構築における「スパイス」もしくは「だし」の役割です。

企業スタイルの確立のところで述べた「商品やサービスをなぜ世に送り出し、どんな人に使ってもらいか、使った人にどんな利益を得てほしいか」これをWEBページやパンフレットを使って表現します。

売りたいモノがユーザーの手に届きさえすれば、あとは機が熟するのを待つのみです。

 

3.ファンを作る

結局ブランドイメージの構築は一朝一夕になるものではありません。

ブランドにアクセスした人がその商品やサービスを利用して、時間をかけてゆっくりと印象が積みあがっていき、やがてそのブランドのイメージを確立するにいたるわけです。好意的なイメージを抱かれれば、お客さんは自然とついてきてくれます。

「あの企業の出す製品なら安心だ、高くても買いたい。」と思われたらしめたもの。

プロダクトを提供する側は絶えることなく、自社と製品のストーリーを展開しつづけ、ブランド力の育成と強化を行っていきます。ファンを作り続けることで、商品に関する新しいアイデアも生まれ、さらに磨きをかける余地も出てきます。新しい商品によって新しい顧客もついてくる可能性が広がっていくでしょう。

 

まとめ

地道な1から3までのプロセスの繰り返しが、顧客との信頼関係をうみ、やがて誰もが知っているブランドへと成長させる唯一の道となります。これこそが、ブランドイメージをデザインするための、外せない3stepです。

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP