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【マーケ入門】Googleアドワーズ中級編(運用方法とメンテナンス)

 

▽前回の記事はこちら

【マーケ入門】Googleアドワーズ初級編(登録と広告作成)

 

マーケティング入門記事まとめ
【マーケ入門シリーズ】Googleアナリティクス、アドワーズ、サーチコンソール活用記事まとめ

 

 

それではGoogleアドワーズの設定中級編です。

今回は日々最適な運用を行うための方法と、必要となるテクニック、そして運用上必要なメンテナンスについてご紹介していきます。

 

 

タグを発行して数字を追いやすくする

 

まずはタグを発行して、ウェブサイトのコード上に貼りつけておきましょう。
アドワーズで発行されるタグは、コンバージョン計測用のタグとリマーケティング広告用の2種類あります。
コンバージョン計測用のタグは、文字通りコンバージョン数の計測から、キャンペーンあるいは広告ごとのコンバージョン数やコンバージョンレート、コストあたりの売上などを計測するためのものです。
設置場所は資料請求完了後や商品購入完了後に表示させる、いわゆる「サンキューページ」が一般的で、そのサンキューページの表示回数=コンバージョン数として計測していきます。

ではアドワーズでどのようにタグを発行し、サイトに貼りつけ、計測を進めていけばよいのか。一緒に設定していきましょう。

1.まずは画面左下の「共有ライブラリ」をクリック
2.次の画面で「ユーザーリスト」から表示をクリック
3.「ウェブサイトの訪問者」の下、「リマーケティングを設定」をクリック
4.次の画面で「リマーケティングを設定」ボタンをクリック
ユーザーリストの画面に「すべての訪問者」リストが確認できるはずです。
5.リストが確認できたら、画面上のメニューにある「コンバージョントラッキング」をクリック
6.「+コンバージョン」ボタンをクリック
7.コンバージョンの発生源を選択します。普通にウェブサイト上に広告を出す場合「ウェブサイト」になります。アプリ内に広告を出す場合は「アプリ」、問い合わせの通話数を集計したい場合は「電話件数」をそれぞれ選択
8.保存して次へ
9.名前、値などの基本設定を入力して、保存して次へ
10.タグの設定画面にタグが表示されるので、メモ帳などにコピー
11.完了をクリック

12.タグはタグの間に設置します。コンバージョン達成ページ(サンキューページ)に設置しましょう。
これでコンバージョン数が計測できるようになりました。

 

 

アカウント構成を整理

 

アドワーズは広告主の「アカウント」とその広告「キャンペーン」、キャンペーンごとの「広告グループ」と3段階に分かれています。
こうしたアカウント構成は、広告のランディングページとなるサイトと同じような構成になっていると広告の出稿や管理などの運用がスムーズです。
もしたくさんの商品を扱っていて、ウェブサイトも商品カテゴリーごとにページ分けされているのに、アドワーズのキャンペーンが1個だったり、1つの広告グループに食品やスポーツ用品、楽器などまったく違うジャンルの商品が混ざっていたりすると危険です。予算配分やキーワード、広告自体も非常に管理しづらくなります。

キャンペーンや広告グループを作る際はルールを決めておき、設置条件に適合した場合だけ増やすようにします。

予め
・キャンペーンAは定番商品
・Bは季節ごとの商品を扱うキャンペーン
・Cは年齢層高めの人向けの商品
と言った形で区分けし、少数の商品ごとに広告グループを作り、キーワードもある程度絞り込んで、キーワードに即した広告文を作っていきます。
もしアカウント構成がブレていたり、新しい商品カテゴリーやキャンペーンが作られていたりするなら、構成を見直すと良いでしょう。

 

 

キーワードのメンテナンス

 

キーワードのメンテナンスは高すぎず、低すぎず、適正な入札価格に設定し、集客機会を逃さないようにします。
またまったくクリックされていないキーワードは削除し、新しいワードを追加するなどの調整を行います。
キーワードは部分一致、 フレーズ一致、完全一致の3つのマッチタイプが選択でき、複数のキーワードを組み合わせる場合は注意して設定しましょう。

 

 

広告のメンテナンス

 

キーワードをチェックしたら広告をチェックします。
広告はそれぞれ訴求ポイントの異なる広告文を3つ用意し、効果を比較できるようにしておくと良いでしょう。
表示回数は多いのにクリックされない広告は掲載を停止するか、編集をして訴求ポイントを変える、あるいは新しいものを作って設定します。
広告ごとの掲載頻度を変えたい場合は、キャンペーン設定タブから設定しましょう。

 

 

予算変更

 

リスティング広告は広告もクリックごとに課金されるシステムですが、いくら課金されるかはキーワードごとの入札金額によって左右されます。入札金額を高く設定すれば必ずしもクリックされるわけではありませんが、あまりに低いと「First Page Bidを下回る」と表示され、なかなかクリックされません。
まずは検索結果1ページ目での表示をめざし、予算調整を行います。
また広告の予算消化具合に応じて1日あたりの予算再調整や、キーワードごとの予算変更を行っていきましょう。

 

 

広告グループ・キャンペーンの追加

 

新しい商品の追加や、新たなウェブサイトの設置が行われ、それらも広告の対象とした場合、キャンペーンと広告グループを作って管理するとスムーズです。
特定の地域を対象にしたり、性別や年齢層などで顧客対象を区分けしたりするなどして広告を管理したい場合も、新しくキャンペーンを作ったほうがスムーズです。

 

 

成果を確認・分析・改善

 

冒頭でコンバージョンタグの話しをしましたが、1カ月も経てばコンバージョンしたユーザーの数が上がってきます。
コンバージョンが多いキーワードは何か、広告文は何か、広告費は多くかかっている(良くクリックされている)のに成果の出てないキーワードは何か。原因はホームページとキーワードのミスマッチであるケースが多く、ホームページのキャッチコピーやデザイン変更をして売上につなげることも可能です。

このように、1週間から2週間、1カ月ごとと言った期間で定期的にメンテナンスを行い、効果的な集客を実現しましょう。

 

▽次の記事はこちら

【マーケ入門】Googleアドワーズ上級編(自社の課題解決に向けて)

 

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