スマホの指紋認証が上手くいかないときはどうしたらいいのか
スマホがなくなってしまっては、日常生活もままならない!というような人も出てくるほど、スマホにはすべてが詰まっています。そのため、自分の個人情報も盛りだくさん。そんなスマホが、見知らぬ他人に見られてしまっては困りますよね。そこで、セキュリティを強めるための機能として指紋認証があります。しかし、この指紋認証、時々反応しないこともあり、なかなか悩ましいようです。よくある反応しない原因についてまとめてみました。
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指紋認証が上手くいかない原因5つ
指紋認証が上手くいかないと、どうしてだろう?故障かな?と焦ることもあるかと思いますが、ぜひこの5つをまずは疑ってみてください。
指先の濡れや汚れ
よくあるのは、指先の濡れや汚れです。これは、指自体の問題であり、必ずハンカチやティッシュなどで指先を綺麗にしてから、再度試してみてください。指紋認証は、登録された指紋とどうであるのかと測る装置なので、指が汚れてしまっていると同じ指紋であると認証しにくくなります。
怪我
続いて怪我です。特に擦り傷は、指紋認証に大きな影響を与えます。指紋を判断する際に、多数の線が生まれてしまうため、認証側が上手く指紋を読み取れなくなってしまうのです。スマホを円滑に利用していくためには、指先の荒れなどもケアしていきたいところでしょう。
液晶フィルムやシールのズレ
スマホの画面に瑕が付かないように液晶フィルムやシールを付けることは一般的になってきました。この時に、気泡が入ってしまったり、思った通りの場所にうまくつけられなかったりといったことがあります。特に、指紋認証の部分にズレや気泡が生まれてしまうと、指紋認証自体が上手くいかなくなってしまうことがあるのです。最近、指紋認証が上手くいかないなと感じている場合は、ぜひフィルムの交換なども視野に入れてみてください。
角度や位置が違う
指紋認証は、基本的に最初に登録された指紋と一致するかどうかが重要です。そのため、指の角度や認証した指の位置にズレが生じている場合、指紋認証として認識されないことがあります。登録したときの指の位置などを思い出しながら、ぜひ何度も試してみましょう。
認証部分に汚れがある
指紋認証の部分自体に汚れがある場合も、認証エラーが発生しやすくなります。ぜひ、ティッシュやキッチンペーパーなど、柔らかく水分を吸いやすいもので拭いてみてください。スマホを綺麗に使うことで、指紋認証だけでなく、その他の故障にも強くなりますよ。
指紋認証は冬に弱い
指紋認証の敵ともいえるのが、実は乾燥と寒さです。つまり、指紋認証は冬に弱い傾向があるのです。乾燥は指自体の傷などにも影響を与えやすく、また、寒さはそのまま認証自体が上手く反応してくれなくなります。冬に指紋認証でスマホを開くときは、息を指先に当てるなどの工夫が必要になるでしょう。
慌てないように同じ指紋を複数登録しよう
指紋認証が反応しない!と焦らないように、自分の同じ指の指紋を、角度を変えながら複数登録することは、非常に有用です。そもそも、指紋は他人と異なるため、セキュリティとして活用できます。他人と違うものをいくら登録しても、他人とは違うことが強調されるため、むしろ、角度のずれや位置のずれで認証されないというストレスだけを取り去ってくれるのです。最低でも3つ程度登録しておくことで、自分の指に反応しやすい自分だけのスマホを確保しましょう。
スマホの指紋認証が上手く働かないときの原因についてみてきました。スマホの指紋認証は、指の状態や認証部分の状態によって、うまく作動しないことが良くあります。ぜひ、焦らずに、上記に挙げた原因について試してみてください。
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