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Google Pencil発売 新Tabletはスタイラス対応の見込

Google社が2023年以降に新しいスタイラス、Google Pencilを発売するのではないか、こんな話が一部で聞かれる様になりました。2022年6月28日現在、Google社はそのような発表はしていないのですが、一体何故こんな憶測を呼んだのか。

調べてみると、Google社が2023年に発売を予定している新しいタブレットとの関連が分かってきました。

それでは早速その理由を見ていきましょう。

この記事を読むと以下の3つのことがわかります

(1)今更聞けない、スタイラスとは何のこと?

(2)Google Pencil発売が予想される理由

(3)既存のGoogle Pixelbook Penはどのように使えるの?

(1)今更聞けない、スタイラスとは何のこと?

スタイラスは、ペンの様な形をしていて、マウスやトラックパッドの様なポインティングデバイスの一種です。タッチペンという呼び名の方がしっくりくる方も多いことでしょう。タッチパネル付きのノートパソコンや携帯ゲーム機に付属している事が多く、我が家ではニンテンドー3DSに付属しているスタイラスや子供用通信講座のタッチペンがあります。

Google社の最大のライバルとも言えるApple社が、独自のスタイラス、Apple Pencilを販売しているのは有名ですね。

元々スタイラスとは蝋板に字を刻むのに使われる筆記具で、インクを使わずに押し当てて筆記する物でした。筆記する対象が蝋からデジタルデバイスに変わったのですね。

(2)Google Pencil発売が予想される理由

さて、スタイラスとは何かが分かったところで、Google Pencilの発売が言われ始めた理由を見ていきましょう。

2022年5月11日(日本時間では5月12日)、Google社のイベント「Google I/O 2022」にて、2023年に新しいタブレット「Pixel Tablet」を発売する予定だと発表されました*1。

タブレット本体はまだ見ることは出来なかったのですが、映像の中で短時間ですがそのイメージ画像を見ることが出来ました。しかし、詳しい機能や特徴は公式にはまだ発表されていません。

ところが5月29日に、米国でこのタブレットはスタイラスに対応している様だと報道されたのです*2。

その根拠はGoogle社がPixel Tabletと思われるタブレットでUniversal Stylus Initiative(USI)認証を取得しているという事実です。

これがきっかけとなり、Google社はタブレットだけでなく、スタイラスそのものも開発しているのではないかという憶測が流れました。Google社は過去にPixelbook Penというスタイラスを発売した実績もあることから、今回もGoogle Pencilの登場が期待されているのです。

 USI認証に登録された端末の名前は「Tangor(タンゴール)」、初めて聞く名前ですが2023年に発売予定のタブレットの商品名がPixel Tabletであるとは断言されていないこと、また他にGoogle社が登録したタブレットが無いことから、恐らく「Tangor」がそれなのだろうと予想されています。

Google Pencilが発売されるかどうかは今後注目しておきたいところですね。

(3)既存のGoogle Pixelbook Penはどのように使えるのか

ところで、実際にタブレットでスタイラスは活用されているのでしょうか。正直、インターネットで情報を検索したり動画を見る程度しか使わないのでしたら、無くても困る事は無いと思います。

ただし、スタイラスを導入することで活用法が広がるのに、知らないから何となく使っていないのであればもったいないかも知れません。

そこで、既存のGoogle Pixelbook Penの活用例を2点ご紹介します。

1.手書きメモの代わりに使う

日頃からメモをとる方は多いと思います。例えば買い物リストや、次のスピーチの主題など、文字で表現できる内容は既に電子化している方も多いのではないでしょうか。一方で、図を使って表現したい場合などは、指ではうまく描けなかったりしてまだまだ紙とペンの方も多いことでしょう。しかし、Pixelbook Penを使うと直線に曲線、文字も自由に描けますので、簡単に図入りメモを作成できます。ペン先が滑りやすいというデメリットはあるのですが、デジタルで作成したメモは、同じアカウントでログインした他の端末でも閲覧や編集ができるので、紙には無いメリットがあります。出張にはタブレットを持っていき、作成したメモは会議中にPCでチームに共有する、といった使い方ができそうです。

2.イラストを描くのに使う

Pixelbook Penには筆圧を検知する機能が備わっています。紙に絵を描く感覚で絵を描けるのは非常に便利だと言われています。私は以前無謀にも、グラフィック系のアプリを入れて指で絵を描こうとした事があるのですが、やはり思うように描けなかったという悲しい経験があります。やはり適切な道具を使うのは大切ですね。

今回のGoogle I/O 2022では、全てのデバイスで情報を共有しやすくなる事などが特に強調されていました。タブレットを持って外出先でラフスケッチをして、帰宅後にじっくりPCで着色する、というのがアート作品作りの定番になるかもしれませんね。

Google Pencilが発売されるかどうかは未知数ですが、Pixel Tabletがスタイラス対応となれば、既存のスタイラスと合わせて使うことでデジタルアートやメモを気軽に作ってデバイス間で共有できる可能性は高いと思われます。

Google社の今後の情報から目が離せません。

まとめ

Google社が2023年に発売予定のPixel Tablet。海外メディア”9to5google”がこのタブレットがスタイラス(タッチペン)に対応している可能性を報道したことから憶測が広がり、ついにGoogle Pencil発売かという話も聞くようになりました。

しかし2022年6月28日現在、Google社自身はPixel Tablet発売以外の情報を出しておらず、Google Pencil発売というのは噂の域を出ない状況です。

しかし、仮にスタイラス対応のタブレットが発売されれば、既存のスタイラスと組み合わせるだけでも図入りメモやイラスト制作などに広く利用できる可能性があります。

Google社の今後の発表に注目していきたいですね。

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参考:
*1 Google I/O公式サイト
https://io.google/2022/intl/ja/
*2 GooglePixelタブレットがUSI認定とスタイラスサポートを取得する可能性あり
https://9to5google.com/2022/05/29/google-pixel-tablet-stylus/

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