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プログラミングは難しいのか?簡単なのか?

世の中には2種類の人間がいる。「プログラミングなんて簡単」という方と、「プログラミングは難しい」という方だ。

特に、プログラミングを学び始めて日の浅い学生さんなどから質問を受けることが頻繁にある。果たしでどちらが正しいのだろうか?

この意識の齟齬は、「プログラミング」という言葉の適用される範囲に大きく依存する。

「プログラミング」を「コーディング」のことと捉えれば、さほど難しくはない。とにかく仕様通り動くものを作ればよいのである。必要な技能は、文法の知識と、リファレンスをきちんと引ける力。悪くても2年間、仕事でみっちり使うことができれば、だいたいコーディングは覚えることができる。

しかし、「プログラミング」を仮に「設計」を含んだ形での定義としたら、どうだろうか。これは難易度が一変する。拡張性、安全性、効率、保守性など、品質に関わる部分は概ね設計で決定されるため、適当に作ってもまず良いものはできない。

設計の質をあげ、ひいてはソフトウェアの質を高めるためには、広範囲な知識と、深い洞察が必要となる。

 

30代中盤を過ぎて、キャリアに行き詰まっているITエンジニアは決して少なくない。そして、その行き詰まりの原因の一つは「コーディングはできるが、設計ができない」という状態だ。

設計の能力を身につけるためには、少なくとも20代後半からはソフトウェアの設計に携わり、5年程度はみっちりと「良い設計」を見て学ぶ必要がある。スポーツと同じで、自分で手を動かして作ってみた経験が、ものをいう世界だからだ。

 

プロジェクトマネジャーの道を選ぶにせよ、技術者として特化した技術を深めていくにせよ、設計の知識と技術はかならず必要になる。

ぜひ、若手が早いうちからそのような機会を得られるよう、私は願ってやまないのである。

 

 

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