なぜこんな金額に?気になるシステム開発費用について


開発ベンダーにシステム開発の依頼する場合、契約を結ぶ前にまず見積りを依頼されると思います。

そして見積りの合計額を提示された際、「なんでこんな金額になるの?」と不思議に思う方も多いと思います。

 

今回はシステム開発費用はこうやって算出されているということを理解していただくために、あくまで参考例として単純な在庫管理システムを開発すると仮定して見積りを行ってみます。

 

どんなシステムを開発する?

 

要件定義

 

まずは要件定義です。これが出来ていないとどんな機能が必要なのかわかりません。要件定義はシステムの全体像が見えていない状態で始まるので、費用がいくらかかるのかわかりません。そこで大抵は準委任契約で契約を結び、作業にかかった時間を元に費用を算出します。

 

今回は要件定義についてはすでに完了しているものとして進めます。要件定義をした結果、下記仕様のシステムを開発することになったとします。

 

機能仕様

 

入荷処理

入荷時に入荷ファイルをインポートして入荷情報を取得し、在庫管理テーブルに入荷した商品を追加します。またファイルインポートだけでなくWebブラウザ上からも追加可能とします。

 

出荷処理

出荷時には出荷ファイルをインポートして出荷情報を取得し、在庫管理テーブルから出荷した商品を出荷済みに更新します。また、ファイルインポートだけでなくWebブラウザ上からも更新可能とします。

 

入荷伝票出力

入荷画面から対象データを選択し、入荷伝票の出力を可能とします。

 

出荷伝票出力

出荷画面から対象データを選択し、出荷伝票の出力を可能とします。

 

在庫管理画面

現在の在庫状況を確認可能とします。

 

機能概要

 

上記仕様から、開発対象となる画面数、帳票数、ファイル数、機能数を算出します。

 

項目内訳
画面数3入荷、出荷、在庫管理
帳票数2入荷伝票、出荷伝票
ファイル数2入荷ファイル、出荷ファイル
機能数6入荷ファイルインポート、出荷ファイルインポート、入荷処理、出荷処理、入荷伝票出力、出荷伝票出力

 

開発難度

 

上記仕様から想定される開発難度を機能毎に低・中・高で判定します。

 

機能難度
入荷画面
出荷画面
在庫管理画面
入荷ファイルインポート
出荷ファイルエクスポート
入荷処理
出荷処理
入荷伝票出力
出荷伝票出力

 

難度毎の開発費

 

難度毎の開発費は以下の通りとします。

 

難度開発費
10万
20万
30万

 

総開発費の計算

 

難度を加えて開発費を計算します。

 

難度 低 × 3機能 = 30万

難度 中 × 4機能 = 80万

難度 高 × 2機能 = 60万

30万 + 80万 + 60万 = 170万

 

合計170万となりました。

 

では、170万円必要なシステムとはどれくらいの規模なのでしょうか?

開発するのに必ず必要になるのがエンジニアです。エンジニア単価の相場は1ヶ月約100万円です。つまり単純計算で、エンジニア1人で約1ヶ月半かけて開発する規模ということになります。エンジニアが2人なら1ヶ月もかからない計算になります。

もし、予算をオーバーしまう場合は機能の難度を低くするために項目を減らす、または機能そのものを減らす必要があります。

 

まとめ

 

上記はあくまで一例であり、会社、または人によって見積り方法も異なってくるかもしれません。

しかし、見積りの材料となるものは大体同じです。どんな機能どんな人間どうやって作るのかで費用が変わってきます。

システム開発費用の内訳について当記事を読んで少しでも理解していただけたなら幸いです。

 

 

 

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