ゲームアプリ開発に欠かせないUnityの特徴と開発事例
読者のなかには、ゲームアプリをしない日はない！という方も多いのではないでしょうか？この記事では、ゲームアプリ開発には欠かせない存在になっているUnityを紹介します。ゲームアプリの開発者なら誰でも知っているUnity。すでにご存知の方は復習として、まだ知らないという方はUnityの入門編の記事として読んでください。Unityの特徴や開発事例を取り上げているので、新しい発見もあるはずです。
Unityとは
まずは、Unityについて解説しましょう。Unityは、ユニティ・テクノロジーズが開発したコンピュータゲームのソフトウェアです。コンピュータゲームのソフトウェアは、ゲームエンジンとも呼ばれています。ゲームエンジンには、コンピュータゲームの動作処理を行う役割があります。Unityはゲームエンジンのなかで、もっとも使用されているソフトウェアと言われており、全世界で100万人を超える開発者が使用しています。
Unityの特徴
次にUnityの特徴を3つ紹介します。この3つの特徴は、Unityを開発ツールとして選ぶメリットにもなっています。
1.2Dと3Dのどちらにも対応
ゲームアプリには、2Dだけでなく3Dのアプリも数多く登場しています。Unityなら、2Dと3Dのどちらにも対応可能です。簡易的な2Dのゲームからグラフィックが魅力的な3Dのゲームまで、幅広く開発することができます。Unityには、モデルや街並などの素材が無料で手に入るアセットストアがあるので、3Dゲームの制作にも困りません。
2.多くのプラットフォームに対応
Unityは、スマートフォンのアプリだけでなく、さまざまなプラットフォームに対応しています。スマートフォンのAndroidとiPhoneをはじめ、Windows、Mac、Xbox、PlayStation4など、実に幅広いです。柔軟な開発環境は、開発者にとってとても魅力的と言えるでしょう。Unityは、どのプラットフォームでも使われている言語はC言語。プラットフォームごとに使用言語が変わる心配もないので、柔軟に活用することができます。
3.無料版と有料版を選べる
Unityには、無料版と有料版があります。Unityの全ての機能をフル活用したいのであれば有料版を選ぶべきですが、簡単なゲームやUnity初心者は無料版で十分です。最初は無料で使えるという敷居の低さが、Unityの普及にも繋がっているでしょう。
Unity で開発された事例
最後に、Unityで開発されたゲームの事例を紹介します。みなさんもご存知のゲームは、実はUnityで作られていました。今回は代表的な3本を取り上げます。
1.ポケモンGO
ARゲームアプリの代表作であるポケモンGOです。現実とポケモンの世界観を融合させたゲームに、多くの人が虜になりました。Unityは、ARやVRのゲーム開発にも力を入れています。この世界的なアプリは、Unityで開発されていたんです。
2.スーパーマリオラン
世界的な人気キャラクター、マリオのスマホゲームもUnityで開発されました。マリオの世界観とシンプルな操作方法を兼ね備えたゲームで、世界中にいるマリオゲームのファンから人気を集めています。
3.白猫プロジェクト
本格的なRPGをスマートフォンで楽しめると人気になったのが、白猫プロジェクトです。白猫プロジェクトは、本格的な3Dゲーム。Unityは、白猫プロジェクトのように本格的な3Dゲームも開発可能です。
ゲームアプリの開発に欠かせないUnityの特徴と開発事例を紹介してきました。大人気のゲームは、Unityで作られていたことをご存知ではなかった方も多いでしょう。ここで紹介した本格的なゲームから簡易的なゲームまで、イメージに合わせた開発が可能です。また、最近はARとVRのゲームにも対応しています。Unityを開発に導入して、理想のゲームを作りましょう。
