1. TOP
  2. ブログ
  3. Google Cloud Buildで出来ることは?より便利になるGoogle Cloud Platformについて

Google Cloud Buildで出来ることは?より便利になるGoogle Cloud Platformについて

フリープログラマーという存在は、今後さらに増えていくと予想されており、この雇われずに社会にインパクトを与えうる存在を大いに歓迎している会社やサービスが増えてきました。Googleが提供しているGoogle Cloud Platformもまさにフリープログラマーを最大限に歓迎しているサービスといえるでしょう。今回は、このGoogle Cloud Platformから、Google Cloud Buildというサービス内容に注目してみます。果たして、Google Cloud Buildを利用することで、どのような開発が可能なのでしょうか。

 

 

Google Cloud Buildとは?

 

Google Cloud Buildは、クラウド上でソースコードのビルド/テスト/デプロイなどが、自動的に行えるサービスとして注目されています。加えて、リポジトリとしてGitHubとの提携がなされており、ここまでの開発環境を自力で行うというのは相当大変であることがわかると思います。自分が開発したプログラムを、クラウド上でビルド&テストを行い、コンテナプラットフォームへデプロイするという一連のプロセスが自動的に行われるというのは、Google Cloud Build最大の特徴です。

プログラミング言語に依存せずビルド可能なため、基本的な開発がすべて可能なJavascriptでも、最近注目されているpythonでも、開発していくことは十分に可能でしょう。Google Kubernetes EngineやGoogle App Engine、Google Cloud Functionsへのデプロイ可能と、Google Cloud Platform上の主要なサービスへの接続も容易に行えるため、可能性は無限大といえるかもしれません。

1日当たり120ビルド分が無料で利用でき、これ以上の利用が必要な場合は、1ビルドあたり0.0034USドル、日本円にしてだいたい1ビルド0.4円という従量課金モデルを導入しています。テスト段階であれば、1日120ビルドで十分ということは大いにあり得ます。ぜひ注目してみてください。

 

 

Google Cloud PlatformとGoogle Cloud Buildについて

 

Google Cloud Platformとは、2008年から提供されていたGoogle App Engineというサービスやビックデータ利用のためのBigQuery、機械学習のためのCloud Machine Learningなどのサービスをクラウド上で同時に利用できるGoogle最大のクラウドサービスです。Googleだからこそ可能なデータ解析や機械学習、あるいはスケールアウトを目指した開発を行うためにも、Google Cloud Platformを最大限に利用することは、個人でプログラムを開発するだけでなく、企業にとってもコストダウンや効率化を可能にし、メリットが大きいものといえます。

今後、更に大きなデータ解析や細かいビッグデータ利用などを考えている企業や個人は、ぜひ注目してみてください。今回注目しているGoogle Cloud Buildでは、自動的に作り上げたサービスを、他のクラウドサービスと同期させながら、自動的に管理・開発・進行が出来るという点に重きが置かれています。これは、本来ある程度の資金が必要となるプログラム開発環境を、より安価で効率的に行ってほしいという狙いがあるためでしょう。Google Cloud Buildをうまく活用することで、なかなか難しかった個人開発や自社開発もスムーズに行えるかもしれません。

 

Google Cloud Buildについてみてきました。Googleの提供するCloud Platformは、プログラム開発という視点からすると、効率的で理想的な環境が出来上がっているといえるでしょう。一方で、こうしたクラウド上のサーバレスサービスを利用すれば、必ず効率的な開発が行えるというわけではありません。Google Cloud Platformで効率的に開発が出来るものとそうでないものを明確に分けていく必要もあるでしょう。クラウドサーバレスサービスは、プログラム開発の特効薬を意味するわけではありません。しかし、Google Cloud Platformを活用することで、効率的な開発を行い、他社と差をつけることは十分に可能です。ぜひ、自社の開発戦略の中に、Google Cloud PlatformやGoogle Cloud Buildの導入を検討してみてください。

 

▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

 

 

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP