Google Cloud Platformの新機能、「Cloud Function」は「AWS Lambda」とどう違うのか


2016年にGoogleは、AWS Lambda(Amazon Web Services Lambda)に対抗すべく「Google Cloud Platform」にて「Cloud Function」をリリースしました。使いこなせている人もいるかと思いますが、まだまだ利用割合が低いのも現実。今回は、このCloud Functionについて注目してみます。

 

 

Cloud Functionとは何か

 

Google Cloud Functionとはいったい何が出来るものなのでしょうか。Google公式のアナウンスによると、Cloud Functionは、軽量で同期の必要ないイベントスペースであり、クラウドのイベントやファンクションの開発を行うことが出来るものとしています。また、このサービスは基本的にはクラウド上のサービスであるため、サーバの管理や実行環境の整備などは必要ありません。つまり、小規模で利用者が限られているようなサービスやプログラムの開発に貢献できる仕組みといえるでしょう。また、Cloud Functionでは、Node.jsをベースとしたJavascriptによる開発が推奨されているため、多くのプログラマーにとっては非常に馴染みの深い言語で開発が出来るともいえます。

 

 

Cloud Functionの先行サービスであるAWS Lambdaとは

 

一方で、AWS Lambdaとはどのようなサービスなのでしょうか。AWS Lambdaは、Google Cloud Functionの先行サービスであり、多くの点で意欲的なサービスとなっています。AWS Lambdaは、サーバを必要としないでプログラムを実行できるサービスであり、また設定を組み込むことで、自動的に管理もできるものです。AWS Lambdaでは、クラウド上でアプリケーションを実行出来るため、アプリケーションの実装やテストが、今まで必要だったサーバ管理やテスト環境の設定をする必要なく行うことが出来ます。結果的に、今まである程度必要だった資金が必要なくなるため、プログラマーは企業に属することなく、個人で自由に開発を進めていくことが出来るのです。

つまり、AWS Lambdaというサービスは、プログラマーの活動を活発にし、より安価で多様性のあるプログラミングソフトやITサービスの開発に大きく貢献しているといえるでしょう。このような環境を整えることは、人々の活動を活発に、そして効率的にすることが出来るため、Googleもこうしたサービスを提供していきたいと考え、Cloud Functionの開発に踏み切ったといえます。

 

 

Cloud Functionに出来てAWS Lambda出来ないこと

 

AWS Lambdaに対抗すべく作られたCloud Functionにとって、AWS Lambdaに出来ることの多くがCloud Functionでもできるようになっています。一方で、Cloud Functionでは、プログラム言語がHTMLとJavascriptに寄っているため、様々な言語で開発できるAWS Lambdaよりも、高速で開発を進めていくことが出来るでしょう。

加えて、Cloud Functionを利用した開発では、Googleの設定機能であるCloud Datastoreのデータを読み込んで利用していくことが出来るため、AWS Lambdaよりも広範囲の情報を使用したプログラミングの開発も可能です。フロントエンド側をJavascriptで開発し、バックエンド側ではCloud Datastoreを活用したデータ管理を行うとすると、今まではバックエンド側で必要となっていたRubyなどのプログラミング言語を省略して開発を進めていくといったことも可能かもしれません。

更に、活用できるデータ量が大きいため、機械学習系のプログラミング開発にも可能性があります。Cloud Functionは、AWS Lambdaよりか対応している開発言語が少ないものの、それ以上にGoogleが持っているデータを活用出来る、基本的な開発を行うことの出来るJavascriptの相性がいいといった違いを持っており、この違いを存分に利用できるプログラマーにとっては、AWS Lambdaよりもはるかに理想的な開発環境が整っているといえるのではないでしょうか。

 

Cloud Functionについて、AWS Lambdaとの比較から特徴をまとめてみました。最近では、フリーで活躍するプログラマーが増えてきた関係で、個人でも十分に開発できる環境が整いつつあります。こうした環境を積極的に利用していくことで、より高度で自分が理想とするサービスを開発できるかもしれません。雇われずに一人で活動していく、というスタイルがどんどん社会に浸透しているともいえるでしょう。

 

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