生産性向上のためにRPA等のIT技術を取り入れる


女性、高齢者、外国人と働き手を確保する政策が次々と打ち出されていることからも分かるように、少子高齢化による労働人口の不足は深刻な問題となっています。この問題を解決するには、労働人口を増やすか生産性を向上させるしかありません。生産性を向上させることができれば、少ない人口でも今と同じ水準の成果を上げることができます。
生産性を向上させる方法はいろいろありますが、この記事では大きな改善が期待できるクラウド、AI、RPAについて解説していきます。

 

クラウドによる生産性向上

Amazon Web Service等のクラウドサービスは、現在多くの企業に導入されています。クラウドサービスを利用することで、自社でシステムを用意する必要がなくなったり、高性能なコンピューティング技術を利用することが可能になります。生産性を向上させるには欠かせない要素であるといえるでしょう。

いつでもどこでも利用できる

クラウドにデータを預けることで、インターネット接続さえあればいつでもどこでもデータを利用することができます。例えば、営業先で商談している時、社内に保存されているデータが必要になった場合、クラウドがあれば簡単に取り出すことができます。会社に戻って資料を確認する無駄が省けることなどから、生産性が向上するのです。

コスト削減が可能

生産性は、投入した資源に対してどれだけ成果が上がったかを表す指標です。そのため、コストが下がれば生産性が上がります。クラウドサービスを利用すれば、自社でサーバー等のシステムを用意する必要がなくなるので、コスト削減につながり結果として生産性が向上します。

 

AIによる生産性向上

自動運転、AIスピーカー、ビッグデータ解析など、多くの分野でAIの利用が急速に広まっています。特に、Google, Amazon, Facebook, Apple等のIT企業は、ビッグデータとAIを活用して様々なサービスを生み出しています。ここでは、AIが生産性向上にどのように役立つのか見ていきます。

大量のデータ解析

クラウドファンディングの一つに「ソーシャルファンディング」というものがあります。ソーシャルファンディングは、お金を借りたい人と投資したい人をインターネット上で仲介するサービスです。通常、融資を行うには年収、勤務先、ローンの契約など信用調査が行われます。
米国のフィンテック企業では、それらの個人情報に加え、SNS、ECサイトの購買履歴、クレジット決済情報など様々なデータを集めてAIが分析して調査を行っています。銀行が融資を行う場合、人手で多くの情報を精査するため時間がかかりますが、AIを利用した審査は数分で完了します。
このようにAIは大量のデータを分析することが得意なため、生産性を大幅に向上させることができます。

問い合わせ対応業務

最近、AIボットが対応するページを見ることが多くありませんか? 問い合わせ業務やヘルプデスクを中心に、AIボットを活用する企業が増えてきています。
AIは複雑な質問に答えることはまだできませんが、簡単な質問には答えることができます。単純な問い合わせをAIに任せ、複雑な問い合わせのみを担当者が対応することで生産性が向上します。AIに任せた業務の人件費を削減することもできますし、より付加価値の高い仕事に人的リソースを回すこともできます。

 

RPAによる生産性向上

最後にRPAによる生産性向上について見ていきます。RPAはロボットを利用することで、PC操作などの業務を自動化することができます。RPAのロボットは工場で見かけるようなロボットではなく、コンピューター上で動くソフトウェアのことを指します。ホワイトカラーの事務作業を代替し、生産性を向上させる技術として注目されています。

定型業務の自動化

毎日オンラインで多くの申し込みがあるのでデータを処理することが大変、同じような伝票処理を繰り返すことが面倒といったことはありませんか? 同じ処理を繰り返す定型業務はRPAによって自動化することができます。
RPAは、マウスやキーボードの操作を登録することで、アプリケーションを開いて、データを入力したり保存したりするといった作業を自動化することができます。煩雑な事務作業をRPAによって自動化すれば、付加価値の高い仕事に専念することができ生産性が向上します。

ミスなく24時間稼働できる

人は同じ作業を繰り返していると間違いをしてしまいますが、RPAは決められた通りに動くので、ミスが生じることがありません。ミスが生じるとやり直しに非常に手間がかかり、生産性が低下してしまいますが、RPAを利用すれば人為的ミスを防ぐことができます。
また、電気の供給さえあれば、RPAは24時間休みなく働き続けることができます。社員一人の働く時間を1日8時間とすると、RPAは3倍の時間働くことができることになり、それだけ多くのアウトプットを出すことができます。夜中に情報収集を任せておいて、朝出勤する頃には結果がまとまっているといった使い方も可能になります。

 

まとめ

以上、クラウド、AI、RPAを使った生産性の向上について解説してきました。生産性を向上させるには無駄な業務を省く、重要な業務に集中するなど、個人の努力によってできることもありますが、先端のIT技術をうまく利用することができれば、大きな成果を期待することができます。
特に、RPAはAIよりも価格がリーズナブルなため、多くの企業で導入が検討されています。RPAによってルーティーン業務から解放されれば、生産性が向上するだけでなく、よりやりがいのある仕事にチャレンジすることができるでしょう。


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