AutoCADカスタマイズ、RPAならLTでも自動作図が!?
どうもキャパの小島です!
今回はタイトル通りAutoCADのカスタマイズとRPAについてです。
AutoCADのカスタマイズとは
AutoCADのカスタマイズはコマンドレベルの操作性を上げるものや、パラメーター入力により自動作図するもの、他のアプリケーションやシステムと連携するものまであります。
たとえば、こんな事が実現可能です。
・決まった形式があるので、自動で作図できるようにしたい
・独自の引き出し線や矢視を配置したい
・画面を表示して図形を選択し、手早く図形を配置したい
・図面内にある表形式の情報をExcelとして出力したい(又はExcelから取り込みたい)
AutoCADカスタマイズのメリット
AutoCADのカスタマイズによるメリットはなんなのでしょうか?
まず1つ目は、時間短縮です。
図面を作成する上で何度も同じ物を作るのは非常に面倒くさいし、時間がかかります。その場合、カスタマイズをして決まったコマンドを入力するだけで、決まったパターンの図形を描画することが可能になります。これは結果的に作成者の時間短縮という効果以外にも、作成者のストレス軽減、企業からしたら費用の節約という事で考えることができます。
2つ目は、品質の確保です。
人の手で描かれた場合、パッと見では気づかないミスが発生する可能性がありますが、カスタマイズにはそれがありません。カスタマイズにより、作成される図面は一定のルールの基、作成されるのでミスが発生することはありえません。
AutoCAD LTについて
AutoCADには「AutoCAD」と「AutoCAD LT」が存在します。カスタマイズには「AutoCAD」が必要です。「AutoCAD LT」ではカスタマイズができません。
では「AutoCAD LT」を使用している方がどうしてもカスタマイズをしたいとなった場合どうするのでしょうか。弊社では、「AutoCAD LT」から「AutoCAD」への乗り換えか、他のCAD製品の提案を行っております。
しかし、そんな「AutoCAD LT」でも自動化する方法を最近みつけました。それはRPAを使用した自動作図です。
Excelに登録された座標、形状、大きさ情報をRPAで取得し、図面を作成していきます。
RPA自体をよく知らないという方は以下からご覧ください。
RPAを使用し、自動作図する様子は以下よりご覧ください
おわりに
今回はAutoCADのカスタマイズについて、紹介いたしました。
CADのカスタマイズは人それぞれの要望が違うため、全く異なってきます。
「電気配線を一部停止した際の稼動状況をシミュレーションをしたい」「センサー情報をそのままCAD図面へ反映させたい」など、キャパでは様々なお客様のご要望をいただいてきました。
これらのノウハウを活かし、この度CADを操作できるRPAの新サービスをリリースすることになりました。5月下旬に発表し、6月より販売開始する予定です。
そこで、現在「こんなこと出来ないの?」「こういうこと頼みたいんだけど、、、」といった現場の皆様のリアルなご要望の収集に努めています。
いただいたご要望は、匿名のうえ随時ブログなどで公開させていただく予定です。ぜひご協力ください。
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