1. TOP
  2. ブログ
  3. MacBook Air・Proの電池を長持ちさせるワザ10選!

MacBook Air・Proの電池を長持ちさせるワザ10選!

MacBook AirやMacBook Proをバッテリーで駆動させる場合、さまざまな使用条件で長持ち度が変わります。
この記事ではバッテリーが消費される仕組みや確認方法、電池を長持ちさせるワザを10項目紹介します。

Macの電池は長持ち可能?バッテリーの仕組みを解説

まずMacBook AirやMacBook Proのバッテリーの仕組みについてみていきましょう。

MacBookにリチウムイオン電池が使われる理由

MacBookでは、充電しやすく長持ちするよう設計されたバッテリーを採用しています。
例えば、80%まで高速充電を行い、残りの20%は電流を弱めてバッテリーに負担をかけない方法で充電をしているのです。

また、電力を完全に使い切らなくても再充電には影響しません。
Macのバッテリーの場合は、充電サイクルを繰り返しても本来の80%以上の容量が確保できるように設計されています。

リチウムイオン電池が劣化する原因

一般的にバッテリーは充電を繰り返すと徐々に容量が減っていくため、充電回数には限りがあります。

例えば以下のような原因が考えられます。
・電極が劣化してリチウムイオンが少なくなる
・内蔵されている調整用コンピュータの精度が狂う
・内蔵されているセルのバランスが崩れ、一部のセルしか充電されない

以前よりも電池が長持ちしないと感じる場合には、新しいバッテリーに交換する時期かもしれません。

Macの電池容量一覧表

ここではMac製品のバッテリーの最大駆動時間をまとめました。
実際は表よりも駆動時間が短くなるのが一般的です。(*1)(*2)

モデル名バッテリーの最大駆動時間
MacBook Air18時間
13インチMacBook Pro20時間
14インチMacBook Pro17時間
16インチMacBook Pro21時間

バッテリー状態の調べ方

バッテリーが長持ちしないのは、故障が原因の可能性もあります。
以下の方法で確認し「今すぐ交換」「バッテリーの交換修理」が表示されている場合は修理を依頼しましょう。

・Appleメニュー→「システム環境設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」

「バッテリーの状態」のステータス
・正常
・間もなく交換
・今すぐ交換
・バッテリーの交換修理

充放電回数の調べ方

MacBook ProやMacBook Airの充電回数はおよそ300〜1,000回です。
充電回数は機種ごとに異なり、appleのサイトで確認できます。(*3)

この1,000回充電できるバッテリーは、1000日しか使えないわけではありません。
完全に充電されたバッテリーを1日でバッテリー容量の75%、2日目に充電して25%を使うとそこで1サイクルの電池を消費したことになるのです。

電池を長持ちさせるワザ10選!

ここまでご紹介したようにMac製品に内蔵されているバッテリーは長期使用に耐える設計ではあるものの、使っていると徐々に機能が低下していきます。
以下のようなワザを活用することで、電池を長持ちさせてみましょう。(*4)

長持ちワザ1:最新のソフトウェアにアップデート

最新のソフトウェアにアップデートすると、機能やセキュリティ、バグなどが修正されます。
一般的にソフトウェアの処理によって消費される電力が異なるため、最新化させておくと省電力化が図れます。

・ソフトウェアのバージョン確認方法:「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」

長持ちワザ2:省エネルギー設定を変更

省エネルギーの設定は環境設定パネルで行えます。
バッテリーで駆動時は、画面の明るさやコンポーネントの使用が抑えられています。
ただし、パフォーマンス優先になっているとバッテリーの消費が速くなるため、意図せず電池を消耗していないかを確認しておきましょう。

長持ちワザ3:ディスプレイの輝度を調整

ディスプレイの表示を快適な範囲内でできる限り暗くすると電池が長持ちします。
なお、壁紙などを暗い色に設定しておくと、ディスプレイにかかる電圧が低くなるため消費電力が抑えられます。

ダークモードを有効にするのもおすすめです。
・Apple メニュー→「システム環境設定」→「一般」→「外観モード」で「ダーク」を選択

長持ちワザ4:Wi-Fiをオフにする

普段はWi-Fiを使っていても、バッテリーを使って作業する外出にはWi-Fiを使っていないというケースがあります。
Wi-Fiが有効になっていると、ネットワーク接続されていなくても電力を消費します。
接続が不要であれば、極力Wi-Fi接続を切っておくのがおすすめです。

長持ちワザ5:アプリケーションと周辺機器を管理

USBハブやBluetoothを使うと、SDカードやUSBメモリ、Webカメラ、スピーカー、マイクなどさまざまな機器と接続可能です。
しかし各々の機器が通信したりスタンバイしたりしているとそれぞれで電池を消費します。
使っていないときは周辺機器を取り外して関連するアプリケーションを終了しておきましょう。

長持ちワザ6:充電方法に注意

やむを得ない場合もありますが、USBを使い他のデバイスを充電する場合は、バッテリー駆動時ではなくコンセント接続時に行うようにしましょう。
MacBook本体の電源を落としていたりスリープにしたりしても、別の機器が接続されているために電池が使われていることがあります。

長持ちワザ7:バッテリーの状態を自動学習させる

一部を除き、Mac製品には「バッテリー充電の最適化」「充電上限の最適化」という機能があります。
これは自動で最適化される機能で、普段どのように充電しているかの傾向分析から学習を行っています。
学習結果にもとづき、バッテリーを使う場合には、予測されるギリギリのタイミングまでフル充電を遅らせているのです。

長持ちワザ8:使用・保管場所の温度に注意する

車用など特殊なマイコンなどは動作温度が広く設定されていますが、Macの場合は16〜22℃程度が最適とされています。
特に35℃を超えるとバッテリーの内部が損傷する可能性があるため、使用時は0〜35℃の範囲で利用しましょう。
暑すぎる場所で使用する際にはファンや冷却アイテムを使うのがおすすめです。

また、保管時も-20〜45℃が推奨されています。
暑い時期に自動車の中などに置いたままにすると、機器に負担がかかるので控えましょう。

長持ちワザ9:充電時に周囲を覆わない

MacBookにはさまざまなケースが販売されています。
しかし一部のケースは入れたまま充電をすると、本体が放熱できず、バッテリー容量に影響する可能性があるのです。
もし充電中に熱くなっているようであれば、ケースを取り外しましょう。

長持ちワザ10:保管時に電池を長持ちさせるワザ

MacBookを半年を超えて保管する際にも注意が必要です。

・フル充電:バッテリー容量の一部が失われる
・完全に使い切った状態:充電状態が保ちづらくなる

長期保存時は半分ほど充電しておきましょう。
それ以上保管する場合も半年を目安に約半分ほど充電しておくのがおすすめです。
保管場所は湿気を避けた32℃以下の場所が最適です。

まとめ

MacBook AirやMacBook Proは、バッテリーにリチウムイオン電池を使っています。
仕組み上長く使っていると充電されにくくなりますが、長持ちさせるワザはいくつもありますので、ぜひ参考にしてください。

建設・土木業界向け 5分でわかるCAD・BIM・CIMの ホワイトペーパー配布中!

CAD・BIM・CIMの
❶データ活用方法
❷主要ソフトウェア
❸カスタマイズ
❹プログラミング
についてまとめたホワイトペーパーを配布中


▼キャパの公式Twitter・FacebookではITに関する情報を随時更新しています!

参考URL
*1 https://www.apple.com/jp/macbook-air/
*2 https://www.apple.com/jp/macbook-pro/
*3 https://support.apple.com/ja-jp/HT201585
*4 https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

    ホワイトペーパーフォームバナー

    【DL可能な資料タイトル】

    • ・プログラムによる建築/土木設計のQCD(品質/コスト/期間)向上
    • ・BIM/CIMの導入から活用までの手引書
    • ・大手ゼネコンBIM活用事例と建設業界のDXについて
    • ・デジタルツイン白書
    • ・建設業/製造業におけるデジタルツインの実現性と施設管理への応用

    詳細はこちら>>>

    PAGE TOP