中古のApple製品も修理OK!意外と知らない保証制度をご紹介
Apple製品の修理を依頼したことはありますか?
最近は中古のApple製品を購入する人が増えていますが、中古のApple製品ももちろん修理してもらえます。
他のメーカーとは少し違う、Apple製品の修理の流れをご紹介します。
①Apple製品を修理する時の方法・流れ
②中古のApple製品の修理で受けられるサポートと受けられないサポート
③中古で良質なApple製品をお得に手に入れる方法
Apple製品の修理は他メーカーより複雑
Appleの修理方法
Apple製品の修理については以下の3種類の方法がありますが、Appleが割と厳しく管理しています。
①Appleリペアセンターでの配送修理
②Apple認定の正規サービスプロバイダに持っていく
③Apple Storeに持ち込む
Appleリペアセンターの場合は、マイページから依頼すると宅配業者が回収に来てくれます。さらに梱包も宅配業者が行ってくれるので、依頼した本人はApple製品のアクセサリやペアリングを解除して、丸裸の状態で渡せばいいだけなので楽です。
そのうえ、配送でも店舗に持っていっても修理代金は変わりませんから、配送料は無料ということになります。(代引きにした場合手数料は必要)
Appleリペアセンターに配送すると修理代金の見積もりを出してくれますので、金額を見て断った場合でも無料で送り返してくれます。
Apple Storeは全国に8店舗しかない
「Apple製品を早く修理したい!」と思ったら、一番おすすめなのはApple Storeです。広い店内にあるGenius Barで、Appleスタッフが状態をチェックしてくれます。
予約すれば待ち時間も少ないようですが、デメリットは何といっても店舗数の少なさにあります。
国内主要都市の8か所にしかないので、住んでいる地域によってはなかなかApple Storeへ修理に持っていけません。
Apple公式サイト:Appel Store一覧
近くにApple Storeがなければ、Apple認定の正規サービスプロバイダに修理を依頼しましょう。大手家電量販店がAppleの修理認定を受けていますので、近くにApple Storeがない人にはこちらがおすすめです。
Apple製品の修理を非正規修理店に依頼しないほうがいい理由
「近くにApple StoreもApple認定正規サービスプロバイダ店もない!」という時、繁華街などに「Apple修理」という看板を見かけることがあります。
これは、Apple製品の修理認定を受けていない非正規店で、修理代金はAppleに依頼するよりも安いです。ですが、正直に言って非正規店でApple製品の修理を依頼するのはおすすめしません。
AppleやAppleの修理認定を受けている店舗では、すべてAppleオリジナルのパーツを使います。ですが、非正規店ではAppleオリジナルパーツの仕入れができないため、一般的な部品が使われます。
その結果、もうそのApple製品はApple StoreやAppleの認可を受けている店舗で修理してもらえません。(黙ってApple Storeに持っていっても、部品が違うのですぐバレてしまいます)
Apple修理の前にチェックしておきたい保証情報
Appleの修理保証は購入者ではなく製品と紐づいており、Web上で確認できます。中古の場合は保証が切れていることがほとんどですが、気になる方はチェックしてみましょう。
・保証情報の確認方法
①iPhoneの[設定]→[一般]→[情報]→[シリアル番号]で番号を確認する
②①の情報をもとに、https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/“>保証状況の確認ページにログイン
すると持っているApple製品のサポート情報が確認できます。保証が切れている場合は「修理サービス保証:期間終了」とメッセージが表示されます。
ただ、もし修理保証サービス期間が残っていたとしても、画面割れや水没などであれば有償修理となることがほとんどです。
Apple製品の修理にかかる料金について
Apple製品で人気のある、iPhoneとiPadの修理代金をご紹介します。
【iPhone】修理料金(画面割れの場合)
モデル | AppleCare+加入の場合 | 保証対象外の場合 |
iPhone 6 Plus | 3,400円 | 16,800円 |
iPhone 6 | 3,400円 | 14,800円 |
iPhone 8,iPhone 7 | 3,400円 | 16,800円 |
参照:https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/screen-replacement
【iPad】修理料金
モデル | AppleCare+加入の場合 | 保証対象外の場合 |
iPad mini 3,iPad mini 4 | 4,400円 | 31,800円 |
iPad Pro (11 インチ) | 14,800円 | 57,400 円 |
参照:https://support.apple.com/ja-jp/ipad/repair/service
Apple製品の修理にかかる時間は?
Apple Store やApple認定の正規サービスプロバイダに持っていった場合、すぐ修理できる場合はその日に終了することもあるようです。
ただ、Apple Storeや認定サービスプロバイダ店での修理が無理と判断されれば、リペアセンターに送られます。リペアセンターで修理することになると、手元に戻るまで10営業日以上かかるでしょう。
Apple公式サイトより:
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/screen-replacement
中古のApple製品ももちろん修理できる
中古のApple製品を使う人は増えている
Apple製品はスタイリッシュで見た目も機能もかっこいいですが、他のメーカーと比較しても値段が高いですよね。
新品のApple製品に手が出なくても、最新にこだわらなければ格安で手に入れられます。例えば今人気のフリマアプリ「メルカリ」でも、iPhone 7の中古品が税込3万円程度で購入できます。
「常に最新のApple製品を使いたい!」というApple信者でない限り、「状態がよければ中古でもOK!」という人は多いのではないでしょうか。
スマホのキャリアユーザーは減ってきた
格安のSIMフリーが出てくるようになり、auやSoftBankなど大手キャリアのユーザーも減少傾向にあります。毎月1万円近く支払っていたスマホ代が、プランによっては半額以下で利用できるとなれば、飛びつくのも無理はありません。
格安SIMにすると通話はできませんが、LINEの無料通話やSkypeで十分用事を済ませられますよね。
Appleユーザーに画面割れが多い理由
Apple製品のなかでも特にiPhoneの場合、画面がバキバキに割れた状態で、修理に出さずに使っている人って多いですよね。
とくにiPhoneシリーズの中でも画面の大きいiPhone 6 Plusは、手にすっぽり収まらないので落とす人が多く、画面が割れやすいモデルといえます。
ですが、Androidユーザーで画面が割れている人はあまり見かけないと思いませんか?実はiPhoneとAndroidの表面にあるタッチパネルは仕様が少し違います。
AndroidはiPhoneに比べて画面の耐久性がありますが、タッチセンサーが画面の一番上にあるので画面が割れると操作できなくなる製品が多いです。そのため、画面が割れる=修理(または買い替え)となります。
iPhoneはAndroidより画面が割れやすいのですが、画面の構造上タッチセンサーが保護ガラスや液晶の下にあります。そのため画面が割れてもタッチセンターは機能しているケースが多く、割れたままでも使えてしまうのです。
ですが、画面が割れたiPhoneを使い続けると、表面の割れたガラスが指に刺さることがあります。危ないので、早めに修理に出してくださいね。
中古Apple製品が受けられない修理サポート
iPhoneなどApple製品を中古で購入した人の中には、「中古だからAppleの修理を受けられない」と思っている人がいますが、そんなことはありません。
受けられないサービスは、大手キャリアが提供している保証サービスと、AppleCare+です。AppleCare+はApple製品の保証を延長できるサービスで、先ほどご紹介した修理料金も、AppleCare+の保証が付いていればかなりお安く修理してもらえます。
もし中古で手に入れたApple製品の保証状況にAppleCare+が付いていて、期間が切れていなければ修理料金がお得になる可能性があります!
【保証付き!】意外と知らない?Appleで売っている修理済製品について
Appleの中古品といえば、リサイクルショップやインターネットで探すものというイメージがありますよね。
あまり知られていませんが、実はAppleの公式サイトでは認定整備済製品として、Apple製品が販売されています。
Apple公式サイト:https://www.apple.com/jp/shop/refurbished/about
Apple認定整備済製品は新品同様に整備されており、新品にくらべて最大で15%オフで購入できます。さらに1年間の保証が付いているので、もし壊れて修理に出すときも安心。
送料無料で格安のApple製品が家に届きますし、もし気に入らなければ無料で返品も受け付けてもらえます。
Apple製品の修理方法は3種類ありますので、自分に合った方法で依頼しましょう。値段の高いApple製品ですから、修理しながら大事に使いたいものですよね。この記事が参考になれば幸いです。
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