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BIM作業をスムーズに!おすすめのハイスペックパソコン紹介

BIM作業に最適なハイスペックパソコンを選ぶポイント

建設業界において、BIM(Building Information Modeling)は、設計、施工、管理の各プロセスを効率化するための重要なツールとして、広く活用されています。BIMの導入により、業務の精度や効率が大幅に向上し、デジタル化が進む中、これをサポートするためのパソコン選びが非常に重要です。

BIMを円滑に使用するためには、適切なスペックを備えた高性能なパソコンが必要です。この記事では、BIM作業をスムーズに進めるために最適なハイスペックパソコンの選び方と、おすすめのモデルを詳しく解説します。建設プロジェクトの効率化や品質向上を目指す方に向けて、最適なパソコン選びをサポートいたします。

BIMとは?その重要性について

BIMは、建物の設計、施工、運用に関するすべての情報を統合的に管理できるデジタル技術で、関係者間のスムーズな情報共有や可視化を実現します。これにより、設計ミスの削減、施工効率の向上、コスト削減が可能となり、業界の競争力向上にもつながります。BIMの効果を最大限に引き出すためには、パソコンのスペックが非常に重要な要素となります。

高性能パソコンの必要性

BIMソフトは複雑な3Dモデルを扱うため、一般的なパソコンでは処理能力が不足し、作業が滞ることがあります。高性能なパソコンを使用することで、レンダリングやシミュレーションの速度が向上し、作業効率が大幅に改善されます。特に、Intel Core i7やAMD Ryzen 7などの高性能CPU、大容量のメモリ(RAM)、そして高性能グラフィックボード(GPU)を搭載したパソコンが求められます。これにより、BIMソフトがスムーズに動作し、プロジェクト全体の進行が円滑に進みます。

BIM作業に必要なパソコンのスペック

CPU(プロセッサー)の選び方

BIMソフトは多くの計算を行うため、マルチコアの高性能CPUが必要です。Intel Core i7、i9やAMD Ryzen 7、9といったハイエンドCPUを選ぶことで、レンダリングやシミュレーション作業を効率的に進められます。これにより、作業時間の短縮や業務効率の向上が期待できます。
出典: Intel公式サイト

メモリ(RAM)の重要性

BIMモデルは大規模で複雑なデータを扱うため、メモリの消費も激しいです。最低でも16GB、可能であれば32GB以上のメモリが推奨されます。メモリ容量が十分であれば、複数のアプリケーションを同時に使用しても安定した動作が期待でき、プロジェクトの進行を妨げることはありません。

グラフィックボード(GPU)の選び方

3Dモデルを多用するBIMでは、グラフィック処理能力が重要です。NVIDIA QuadroやGeForce RTXシリーズなど、建築向けのCADやBIMに特化したグラフィックカードを搭載したパソコンが推奨されます。これにより、複雑な3Dモデルの表示や編集がスムーズになり、作業全体の効率を向上させます。
出典: NVIDIA公式サイト

ストレージの選定

BIMプロジェクトのデータは非常に大きいため、ストレージ選びも重要です。SSD(Solid State Drive)は高速なデータアクセスを可能にし、最低でも512GB以上の容量が推奨されます。さらに、大容量のHDDを併用することで、プロジェクトデータの長期保存にも対応でき、効率的に作業を進められます。

BIM対応パソコンの選び方

信頼できるメーカーの選定

BIM作業に適したパソコンを選ぶ際は、HP、Dell、Lenovo、ASUSといった信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。これらのメーカーは、BIMに最適化されたハードウェアを提供しており、サポートも充実しているため、長期間安心して使用できます。

モバイルワークステーションかデスクトップか

建設現場での利用を考える場合、モバイルワークステーションの選択も有効です。これにより、持ち運びがしやすく、現場での設計変更や確認がスムーズに行えます。一方で、オフィス内で高負荷作業が中心の場合は、パワフルなデスクトップPCが推奨されます。用途に応じて最適な選択肢を検討することが大切です。

おすすめのBIM対応パソコンモデル

HP ZBook Fury G8

HP ZBook Fury G8は、BIM作業に最適なハイスペックパソコンです。高性能CPUやGPUを搭載し、大容量のメモリとストレージにより、複雑なBIMモデルの処理もスムーズに行うことができます。

Dell Precision 5560

Dell Precision 5560は、モバイルワークステーションとしての高い性能を誇り、軽量で持ち運びにも優れています。高性能なグラフィックボードを搭載しているため、現場での3Dモデルの操作も快適に行えます。

Lenovo ThinkPad P15

Lenovo ThinkPad P15は、堅牢で高いパフォーマンスを備えたモデルです。大容量のメモリとストレージを持ち、BIM作業の要求を満たす信頼性の高いパソコンとして、プロジェクトの現場でも活躍しています。

BIMソフトとパソコンの相性確認

BIMソフトウェア(Revit、ARCHICAD、Navisworksなど)の動作を最適化するためには、各ソフトの推奨スペックを確認することが重要です。これにより、ソフトウェアの動作がスムーズになり、作業の効率化が実現します。
出典: Autodesk公式サイト

まとめ

BIMを円滑に進めるためには、適切なスペックを持つパソコンが不可欠です。この記事を参考に、業務内容に最適なパソコンを選ぶことで、プロジェクトの効率化と品質向上を図りましょう。パソコンの選定やBIMに関するご相談は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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■参考サイト

・CPU性能比較【2024年最新版】

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・グラフィックボード(GPU)性能比較【2024年最新版】

https://www.sofmap.com/contents/?id=nw_ga_gpu&sid=0

・zbook – HP ZBook

https://jp.ext.hp.com/workstations/?jumpid=ps_st_cm_p_sh_gg_bra_ws_rsa_td-683407133171_kw_hp%20zbook&gad_source=1&gclid=Cj0KCQjwsJO4BhDoARIsADDv4vAn4U5EOXiIUBSxi_W6uMnHCN7C90U4ev_5Atbn369KzOk0ddAGrHsaAriUEALw_wcB&gclsrc=aw.ds

・Precision 5560 ワークステーション | dell e-catalog

https://japancatalog.dell.com/pd/precision-5560.html

・ThinkPad P15|モバイル・ワーク

https://www.lenovo.com/jp/ja/p/laptops/thinkpad/thinkpad-p-series/thinkpad-p15-mobile-workstation/22wsp15p5n1?srsltid=AfmBOoru9nf-5z-vqv-yZl6l3tzbzxeqtBCCGW0CFJRG9cCA-5xs946M

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