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Bluemixって、いったい何が出来るの?

現在はクラウドの利用が一般的になり、個人だけでなく、企業も当たり前のように使用しています。
Bluemixは最近流行っているクラウドサービスです。
前回、Bluemixって何?という記事を書きましたが、今回はBluemixを使うことでいったい何が出来るのか?についてまとめました。

ウェブアプリ・スマホアプリを素早く開発できる

最も開発する機会が多いのは、ChromeやIE、Firefox等のウェブブラウザからアクセスする「ウェブアプリ」と、Android・iOSで動作する「スマホアプリ」の2つですが、Bluemixではこの2つに対応している上、素早く開発することが可能です。

他のPaaSのサービスも同様ですが、サーバーの構築・設定が不要です。
セキュリティやパフォーマンスを考えてサーバを構築・設定し、更にその保守をすることは思ったよりも大変です。
Linuxについての基本的な知識やコマンドの使い方を覚えることなく、アプリケーションの開発に専念できることは、大きなメリットです。

開発するための環境をすぐに用意してくれるのも大きなメリットです。
ウェブブラウザ上で開発をすることもできるため、ブラウザさえあれば、どんなPC、どんな場所でも開発することだってできます。

便利なサービスを利用し高品質なアプリが作れる

公式サイトにて、
「Bluemix は、エンタープライズ向け本番プラットフォームであると同時に、開発者の夢のサンドボックスなのです。」
という紹介文句がありましたが、この紹介のとおり、Bluemixには大量のサービス・APIが用意されており、正に開発者にとっての夢のサンドボックスとなっています。
これらはBluemix自体(IBM)が提供するものであったり、よく使われているもの、これから大きくシェアを伸ばしそうなもの等、便利なサービスが揃っています。

文章の分類・検索、画像認識や音声認識が使える「Watson」は、元々IBMが開発してたこともあり、Bluemixでなければ利用できないサービスと言ってもいいでしょう。
「IoT」といったサービスも利用することができますが、これも珍しいのではないでしょうか。

コードを書かなくても、開発ができる

Blueixで、最も人気が高い機能の一つに「Node-RED」というツールがあります。
これはブロックを繋ぎ合わせていくだけでアプリケーションを構築することができる、というものです。
「Node-RED Starter」というスターターパックも用意されており、環境の設定や構築といった作業も必要なく、すぐにNode-REDでアプリの開発ができます。
このNode-REDの一番の魅力は、コードを書いたりといったプログラミングをしなくてもアプリケーションが開発できる点です。
WatsonやIoTなどのsサービスとも連携することができ、特にIoTとの連携に使っているのを見かけます。

チームでの開発にも向いている

一人でずっと仕事をしているのならばいいのですが、仕事となると複数人で開発することが一般的です。
複数人で開発すると様々な問題が起こり、場合によってはプロジェクトの炎上、といったことも珍しくありません。
Bluemixでは、Bluemix DevOps Servicesの利用によって、チームでの開発にもサポートしています。
また、すべての開発者は自分の好きな開発方法を選べる、といった柔軟性もあります。
ある開発者はWebブラウザで開発し、ある開発者はローカル環境で開発を行う、等も勿論可能です。

PaaSと一言で片付けられないほど、Bluemixは非常に便利な機能の多いサービスです。
導入している企業や使用しているエンジニアはまだ少ない印象を受けますが、今後は急速に流行っていくように感じます。

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