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いまPythonをはじめるべき3つの理由

いま、Pythonが日本でも話題となっています。それは、もちろん機械学習の分野での利用が注目されているからというのが一番の理由でしょう。

日本ではRubyに押されて今ひとつ人気のないPythonですが、欧米では事情が違うようです。そして、いまプログラミング言語を学ぶのであれば、Pythonがおすすめである3つの理由について説明します。

可読性と生産性の高いコードが書ける

Pythonは、Rubyと同様のスクリプト言語ですがその歴史はRubyよりも長い言語です。25年前に産まれたPythonはプログラミングの入門言語としても欧米では定着しています。

その理由は、Rubyがコードを自由に書ける言語であるのに対して、Pythonはコードの書き方の決まりがしっかりしていて、コードがシンプルなところにあります。
Pythonは他の言語に良くある$や括弧などの記号を極力廃して、シンプルにコードを書くことができるように設計されています。
そのため、結果としてコード量が減り、シンプルで生産性が高いコードを書くことが可能となります。

コードの書き方も決まりがしっかりしており、同じ処理をするコードは誰が書いてもほぼ同じコードになるようになっています。
徹底しているのは、同じ処理について、2つの方法で表現が可能だった場合、そのうちの1つは廃止され、必ず1つの方法に絞られるということです。

これによって、同じ処理には1つのコード記述しか出来なくなるのです。そのために誰が書いても同じコードになり、コードの可読性や保守性が高くなるわけです。

汎用性が高く、多くのサービスで利用されている

Pythonは、スクリプト言語ですが、多くのライブラリを持っているので、Webサービスから業務システムの構築まで幅広く利用されています。

また、PythonはJavaやC++とならんで、Google3大言語のひとつですし、YouTubeやDropbox、Facebookなど世界的にメジャーなサービスや世界的なソフトウェアベンダーであるMicrosoftもPythonを使っています。
日本でもスマートフォンのソーシャルゲームなど、Pythonが採用事例が多くなってきていますので、これからPythonが人気を盛り返すということも十分考えられます。

そして、もちろん言うまでも無く、現在注目の高まっているAI分野でもPythonが主流となっています。

Pythonを書ける人が少ない=価値が高い

このように、Pythonは、今後人気が出てくることが予想される言語です。さらに2016年度のプログラミング言語別の年収ランキング(ビズリーチ調べ)では、Pythonエンジニアの年種が1位となりました。

それを物語るように、最近ではAI、機械学習を扱う「データサイエンティスト」や、「機械学習エンジニア」の求人を良く目にするようになってきています。
しかし、市場の要求に対してPythonエンジニアが少ないのが現状です。そして、この状況は今後も続くと予想され、Pythonエンジニアの市場価値はまだまだ高くなると予想できます。

注目されているPythonですが、問題が一つあります。それは、Pythonを学習するための関連書籍が多くないことです。理由は、日本でPythonの人気がそれほど高くなかったことに起因しています。今後の需要の高まりによって関連書籍などは増えていくことは容易に想像できます。しかし、そうなってからでは遅いとも言えます。

 
このように、コードの型がしっかり決まっていて、生産性が高く、AIや機械学習を含むさまざまな分野で利用することが可能なPythonは、今一番注目されている言語と言っても良いでしょう。

入門書などの書籍や資料が少ない現状ですが、いま新しいプログラミング言語を覚えるのであれば、習得に多少の困難があったとしても将来性を考えてPythonをおすすめします。

 

 

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