Amazon Fire TVとApple TV比較!動画みるならどっち?
最近はITの業界ではハードウェア絡みの大きなトレンドがいくつもあります。ひとつは部屋に置いたスピーカーにしゃべりかけると適切な答えを返してくれたり、家電製品をコントロールしてくれたりするなどのスマートスピーカーの日本上陸がもうすぐだということ。
そしてもう一つは、テレビ関連です。もちろんこれまでも動画関連サービスは沢山ありました。しかし去年辺りから盛り上がりを見せているのは、テレビをハードウェア的にも便利にしてくれる魅力的なガジェットです。
この記事ではそんなガジェットの中から、Amazon Fire 2017年ニューモデルとすでに第四世代まで深化の進むApple TVを比較してみます。
両方ともHuluやNetflix、YouTubeといったインターネットの動画配信サービスをテレビで簡単に見ることができます。
Amazon Fire TVシリーズ
Amazon Fire TVシリーズは、Fire TVとFire TV Stickとの2つのラインナップがあります。写真で形状を確認すると違いが一発でわかります。
Fire TV
Fire TV Stick
Fire TVはボックス型で、Fire Stickはその名の通りスティックタイプです。価格はFire TVが¥11,980で、Fire TV Stickが¥4,980となっています。倍以上の違いがあるわけですが、できることは基本的にはそう変わりません。
Fire Stickはリモコン専用なのに対して、Amazon Fireは有線接続もあって、外部ストレージとして128GBまでのMicroSDに対応しています。さらにStickがHD画層対応に対して、Fireは今話題の4K画質対応で、Bluetoothの拡張性が「ゲームコントローラー」「ヘッドホン」「イヤホン」「キーボード」「マウス」「一部サードパーティ製リモコン」にも対応していますが、Stickは「ゲームコントローラー」のみです。
動画を見ることが目的なら、Amazon Fireシリーズはなんといっても「Amazonプライムビデオ」が何の設定もなく観ることができる点でしょう。HuluやNetflix、YouTubeももちろんサクサク視聴することができますが、Amazonプライムビデオの検索には、音声認識を使うこともでき、精度もかなり高いと評判です。
Apple TV
Apple TVは、最新モデルの第四世代¥15,800となっており、Amazon Fire TVの1.5倍程度、Amazon Fire Stickの3倍程度となっており、価格からだけ比較すると割高感が感じられます。
形状は、Amazon Fire TVとだいたい同じ感じですね。
すでに第四世代に突入しているAppleTVは、Amazon Fireシリーズに比べると、いろいろな機能が実現されています。例えば、tvOSに対応してApp Storeが利用可能になったので、プリインストールされている以外のアプリをApple TVの中にインストールできるようになりました。
また、Amazon Fire TVシリーズがAmazonプライムビデオ」の音声検索しかできないのに対して、Apple TVでは、iPhoneでおなじみのSiri(声)で各種動画を検索・操作できる新しいリモコンが付属しています。
さらに、第三世代ですでに実現できていた、パソコンのiTunesライブラリにアクセスし、動画や音楽をWi-Fi経由でストリーミング再生できる「ホームシェアリング」、iPhoneやiPadなどに保存された動画や、レンタル中の映画などをWi-Fi経由でApple TVに送り込んでストリーミング再生できる「AirPlay」、iPhoneやiPadなどで操作しているディスプレイをテレビ画面に映し出すことのできる「AirPlayミラーリング」などの充実の機能も第四世代 Apple TVにしっかり受け継がれています。
動画を見るということを、HuluやNetflix、YouTubeといったインターネットの動画配信だけに限らず、広い意味でとらえてみると、自分の持っているiPhoneやiPadなどの動画を簡単にテレビで楽しめるApple TVの魅力が浮かび上がってきますね!
さて、あなたはどっちで動画を楽しみますか?
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